初産の時の出産準備リストと比較してみましょう
一人目だと大物と呼ばれるベビーカーや抱っこ紐などを買い揃える人は多いと思いますが、2人目は上のお子さんがすでにそれらを使わない年齢になっていたら、必要ないこともありますよね?
兄と妹の2児ママとして必要なものを考えてみました。
新生児肌着
必要枚数リスト
- 短肌着:3~5枚
- 長肌着:2~3枚
- コンビ肌着:2~3枚
- ミトン:1~2枚
- 靴下:2~3足
これらは上の子のお下がりがあればそのまま使っても大丈夫だと思いますが、上のお子さんと生まれる季節が違う場合は、注意が必要です。
エアコンで温度調節はできますが、夏場は長肌着の出番が少ないでしょうし、冬場は短肌着の出番が少なかったりします。
お祝いで頂く機会の多いミトンや靴下はそのままお下がりを使って大丈夫ですね。
新生児衣料
これらも上のお子さんのお下がりがあればそのまま使えますね。小さめに生まれたお子さんは、カバーオールだと大きすぎて股の部分に足がある状態になるので、兼用ドレスの方が長く使えます。
必要枚数リスト
- 兼用ドレス:2~3枚
- カバーオール:2~3枚
- おくるみ:1~3枚
- スタイ:3~5枚
- 帽子:1~2枚
新生児用のスタイは首回りが細いので、特に使用期間が限られますので、お下がりで十分です!おくるみは最近人気のエイデンアンドアネイがいちおしです。
私の場合、上の子の時は知らなくて、下の子が生まれたときに買い足しましたが、とにかく生地が良くて、おくるみとして以外にも冷房や風除け、汗取りとしても使えて便利です。
おくるみでくるまれることで寝つきが良くなる赤ちゃんも多いので、上のお子さんにまだ手がかかるママさんはぜひ活用してみてください♪
おすすめのおくるみ
生地がやわらかくて肌触りが良いおくるみです。面テープでとめることができるので、くるむのも楽ちん。
中のたまごマットを外せば、お昼寝のケットやベビーカーの風よけなどにも使用可能ですよ。
ベビーベッド
こちらは家庭によって異なりますが、私は周りの先輩ママさんから「ベビーベッドは使える期間が短い」とか「ベビーベッドで寝ない子がいる」という噂を聞いて、上の子の時はベビーベッドを買わず添い寝でした。
下の子も添い寝にしようと思うと布団やベッドを買い替えなければいけないことや、上の子の寝相の悪さが心配でベビーベッドをレンタルしました。1年のレンタルで1万円前後。買っても使わなくなれば、片づける場所が必要だったり、処分するのにもお金がかかったりしるので私はレンタルで正解でした。
寝具は上の子が寝返りできるまで使用していたものをそのまま使っています。
おすすめのベビーベッド(レンタル)
こちらの商品は、誕生から生後6か月ごろまで使用できるベビーベッドです。レンタル期間も最大6か月。レンタル期間はお好みで選べます。
授乳用品
初産の時に準備したけど、母乳だけだっただから使わなかった、と後悔したママさんや、上の子がミルクだったから、としっかり準備しているママさんもいると思います。しかし、下のお子さんの産後に母乳の出が同じというわけではありません。
必要個数リスト
- 哺乳瓶:2~3本
- 乳首:2~3個
- 授乳クッション:1個
上のお子さんが完全母乳でも、断乳や卒乳後に乳腺が詰まってしまって2人目はほとんど出ないこともあります。反対に、上のお子さんのときはミルクだけだったのに、下のお子さんのときは母乳だめになることもあるんです!
産後の入院中に病院で母乳の出を確認してもらえますが、経産婦さんなら入院中の出を見て今後の母乳の出が予測できますので、哺乳瓶の準備は最小限で大丈夫です。
最近はインターネットで注文した当日にお届けしてくれるサービスもありますし、買わずに出産を迎えても退院日までには間に合いますよ。
おすすめの授乳クッション
授乳クッションは上のお子さんの時に試行錯誤したママさんも多いと思いますが、1点おすすめをご紹介します。
私も最初はどれを買ったら良いか分かりませんでした。こちらは最初授乳にのみ使っていましたが、クッションの上に子どもを寝かせると、無理なく姿勢がまるくなり、よく寝てくれたのでお昼寝の必需品となりました。2人目の妊娠後期には、抱きまくら兼腰まくらとして愛用しました。
お風呂用品
お風呂用品はお下がりで十分です。ベビーバスは残っていれば沐浴材を入れて使えるので良いと思いますが、上のお子さんと2人同時にお風呂に入れる場合は、場所を取ってしまうので、私はおすすめしません。
必要個数リスト
- ベビーバス・湯温計:各1個
- ベビー石鹸やベビーシャンプー:各1個
- 沐浴材:1個
- ベビーオイルやベビーローション:各1個
- 綿棒:1箱
- 沐浴布:2~3枚
- タオル:2~3枚
- ガーゼ:5~10枚
- ベビーパウダー:1個
上のお子さんがもう立って歩けるくらいの年齢のママさんは上のお子さんが湯船に浸かっている間に、赤ちゃんを膝の上にのせて洗う方法がおすすめです。
ガーゼはお下がりだと肌触りが悪くなることもあります。上のお子さんの時に使う機会の多かったママさんは新調した方が良いと思います。
お風呂上がりのベビーオイルやパウダーは産院によっては使用しないようにと言われることもあるので、出産される病院のすすめに従って準備するか決めた方が良いですね。
おすすめの時短アイテム
新生児期から使用できます。泡立てる必要がないので、一人で子ども2人をお風呂に入れるなら、時短になります!目に入ってもしみないので、子どもが自分で上手に体を洗えるようになるまで長く使えます。
おさがりで使う時の注意点
おさがりで代用する時に私はこんなことに注意しました。
おむつ用品は下の子の様子を見てから用意
布おむつを予定しているママさんは上のお子さんの時に使用したもののうち、綺麗な状態で残っているものがあればお下がりでも大丈夫ですが、衛生面を考えるとすべて新調したほうが良いでしょう。
紙おむつを予定しているママさんの場合、上のお子さんの時に気に入っていたメーカーのおむつを買おうとしている人が多いと思いますが、買いだめはおすすめしません!
下のお子さんが上のお子さんより小さめだったり大きめだったりして合わなくなる可能性があるので、おむつは心配なら1袋だけ買って、残りは産後体重や体形を見て選んであげてください。
おしりふきはたくさん買っておいても大丈夫です♪
ベビーキャリー用品をおさがりで利用するときの注意点
抱っこ紐、ベビーカー、チャイルドシート、バウンサー。これらは上のお子さんの年齢によって買い足す必要が出てきますね。
たとえば、上のお子さんがもう抱っこ抱っこと言わない年齢であれば、抱っこひもはお下がりを使用し、チャイルドシートは上のお子さん用に対象年齢の高いものを買い足すと良いと思います。
ベビーカー
ベビーカーはお下がりでも使えることが多いと思いますが、ひとつ注意してほしいのが使用期間です。ベビーカーは3年前後で買い替えが推奨されていること、ご存知ですか?
これは、車輪が摩耗することやクッションが変形することから、保証も3年で終わることが多いんです。
上のお子さんのベビーカーをお下がりで使いたいと考えているママさんは、一度メンテナンスをして可能であれば車輪やクッションの交換しておきましょう。
抱っこ紐
抱っこ紐はエルゴを利用する人が多いと思いますが、私もその一人です。上の子の時に使っていたものもまだまだ現役なの
で十分使えますが、私は首すわり前まではピースリングという抱っこ紐をおすすめしたいです。
うちの子は上が3歳、下が0歳で上の子にもまだ手がかかる時期でした。首すわり前でも下の子を連れて外出したり、上の子をベビーカーに乗せたりして出かける機会も多いです。
そんなとき、抱っこ紐よりも手軽に装着できて、持ち運ぶ時もコンパクトなスリングは重宝しますよ♪
※スリングについては、使い方によって股関節脱臼などの心配があるため、取扱説明書をよく読んだ上で利用し、不安があればかかりつけ医に相談しましょう。
バウンサー
バウンサーは賛否あると思いますが、私は下の子が生まれてから買い足しました。上の子に踏まれる心配がなく、寝たまま移動できるので便利です。
特にお風呂の時は、上の子や自分の体を洗っている間、バウンサーに乗せて浴室の外に寝かせておき、上の子が湯船に浸かる時に下の子を洗い、お風呂上がりに上の子を拭くときはタオルにくるんでバウンサーに寝かせておくと子ども2人をお風呂に入れるのも簡単です。
3段階で高さを変えられるバウンサー。使わないときは折りたたんで収納も可能です。
カバーは洗濯できるので、汚れを気にせず使用することができますよ。
本当に必要な育児用品をそろえて、賢く子育て!
初産だと子育て未経験なので本当に必要なものがなかなかわからずに、人気のものを買って使わなかったり、後からママ友に聞いて「これ持っていれば楽だったのに」と思うこともありましたよね。
私も一人目を出産したときは、お金を節約したいけど、あれもこれも必要そう…と悩んで結局買って後悔することも買わずに後悔することもありました。
また、上の子が未就学児だとどちらにも手がかかるし、できるだけ効率的に家事育児をしたいと考えるママさんも少なくないんじゃないでしょうか。
子供によって体形・性格・成長の早さが違うので、2人目だからと楽になることばかりではないですし、逆に子供が2人になってパワーも2倍!バタバタ過ごす毎日になると思います。
育児用品も上手に買い足して利用して、子育てをがんばりましょうね。