完全母乳育児でも哺乳瓶が必要な時がある
筆者は完全母乳育児中ですが、哺乳瓶を使うときがあります。
それは、搾乳した母乳を赤ちゃんに飲ませる時です。完全母乳にこだわっていたこともあり、哺乳瓶を使うことには少し抵抗がありました。
でも、どうしても用事があって役所や銀行などに行く際、両親に赤ちゃんをお願いしなければならないときは搾乳した母乳を飲ませなければなりません。
しかしながら、乳頭混乱(ミルクなら飲むけれど母乳を拒む状態)を起こして母乳を飲まなくなってしまったら困ると思っていた私は、退院直後の母乳外来で助産師さんに相談したところ「母乳実感の哺乳瓶+母乳相談室の乳首」を紹介してくれました。
- 東京マザーズクリニック「 母乳育児を支える」(https://mothers-clinic.jp/lactation/2015/10/,2019年1月7日最終閲覧)
母乳相談室?母乳実感?
母乳実感、母乳相談室はどちらもピジョンの製品です。
さっそく母乳外来から自宅に戻る途中、自宅近所の薬局でSSサイズを乳首を2つ購入。母乳実感の哺乳瓶は、160mlサイズの耐熱ガラス製とプラスチック製を2個ずつ、計4本購入しました。
母乳実感哺乳瓶
母乳実感の乳首ゴムの部分は取り外しができるので、新生児の頃はゴムを外し、母乳相談室の乳首のゴムを付けて使っていました。
今は、母乳実感のMサイズの乳首を使っています。
母乳相談室乳首
うちの子の場合は、新生児の頃はSSサイズ、生後3ヶ月くらいから8ヶ月くらいまではSMサイズを使用していました。(生後8ヶ月過ぎからは母乳実感の乳首に移行しています。)
すすめられるがままに使ってみた素直な感想
哺乳瓶の知識などほとんどなかった私ですが、助産師さんに進められるがままに母乳実感哺乳瓶・母乳相談室の乳首を使ってみた率直な感想を。
まずは良かったことから!
ボトルの口が広くて使いやすい
哺乳瓶ってもっと飲み口が小さいものを想像していましたが、母乳実感は母乳パックから母乳も入れやすいし、洗う時もとても洗いやすいので使い勝手がいいなと思いました!
母乳実感の哺乳瓶、いろんなデザインがある
たかが哺乳瓶、されど哺乳瓶!
ピジョンマークだけのシンプルなものから、キャラクター柄など可愛らしいものもあるので、用途に合わせて揃えられるので追加で何個か欲しくなってしまいました。
母乳実感の乳首は母乳相談室の乳首と付け替えOK
これは助産師さんに教えてもらった合わせ技ですが、我が家もしばらく「乳首は母乳相談室、哺乳瓶自体は母乳実感」といった形にしていました。
付け替えができるのって便利ですよね。
母乳実感の哺乳瓶部分はピジョンの搾乳器にも使える!
使っている搾乳器もピジョンなので、搾乳器で搾乳したものをそのまま乳首を付けてあげる。または、冷蔵保存してあげることができるということもいいところだと思います。
乳頭混乱を起こさない!
母乳相談室、母乳実感と使用していますが、乳頭混乱は起こさずに大きくなってくれています。母乳育児しているものとしては嬉しいことです。
ここがちょっとな~…というポイントも。
母乳実感と母乳相談室を使用して、「もう少し、こうだったらいいのになぁ」といったポイントもいくつか紹介します。
母乳相談室は産院かネットでしか購入できない
母乳相談室は産婦人科もしくはAmazonや楽天などのネットショップでしか購入できないので、すぐに使いたいという時が土日などの休みの日などだとなかなか購入できない点です。
薬局などでも購入できると、万が一、使用中に壊れてしまったりして急に必要になった際などに楽なのになぁと思っています。
母乳相談室の乳首はSSサイズまで
母乳実感だともっと乳首のサイズがあるんですが、母乳相談室は確かSSサイズのみのようです。なので、もう少しサイズがあると便利だと感じました。
- ピジョン「商品情報 」(https://products.pigeon.co.jp/item/index-1672.html,2019年1月7日最終閲覧)
完全母乳育児でも哺乳瓶は用意しておくと便利ですよ!
完全母乳だと哺乳瓶は使わない…と私も思っていましたが、そんなことはありませんでした。
搾乳した母乳を赤ちゃんにあげる時に使いますし、その際も自分じゃなくて家族にお願いできる!=完母だけど、ママはちょっと楽ができる!ので1個だけでも用意しておくとすごく便利だと思いますよ。
私の場合は、助産師さんからの助言で母乳実感哺乳瓶&母乳相談室の乳首の合わせ技を使いましたが、哺乳瓶を嫌がることもなく、また、母乳をあげる時でも混乱することなくスムーズに授乳できるので、是非お勧めします!