小学生の睡眠時間の必要性
小学生にとって大事な睡眠時間。そもそもなぜ小学生にとって十分な睡眠時間が必要なのでしょうか?小学生時期の睡眠と成長には深い繋がりがありました。
1.体の発達に関わる成長ホルモンと深い関係がある
子供の成長に欠かせないのが「成長ホルモン」。この成長ホルモンは睡眠時に多く分泌されるので、十分な睡眠を取ることが、子供の健全な成長のため観点からもとても重要です。
昔から「寝る子は育つ」などといわれるのも、こういったメカニズムが関係しているかもしれませんね。
2.小学生の睡眠不足は学力低下に繋がる
睡眠が不十分だと、睡眠が十分に取れている子供に比べ授業などに集中できず、学力にも影響が出る可能性があります。
小学生は基礎学力をつける時期であるため、十分な睡眠を取って授業に出席できるようにしてあげたいですね。
3.小学生の睡眠不足は肥満になりやすい体質を作る
睡眠中に多く出されるという成長ホルモンは、代謝や脂肪の分解にも関係しています。成長ホルモンの分泌が減ってしまうことが、太りやすい体質になることに繋がるとされます。
いざ小学生!一人で寝るのはいつから?
小学生になると、幼児期とは生活リズムが変わってくるでしょう。ママも我が子の大切な睡眠時間について考えたいところですよね。そして、そろそろ一人で寝る時期なのかも?と気になるママもいるかもしれません。
一般的にいつから一人で寝るものなのでしょうか?まずは子供が一人で寝るタイミングを紹介します。
学期の始まりなど、節目を上手く使って子供を一人で寝かせてみよう!
子供を自立させるという観点からも、一人で寝ることはママにとっても子供にとっても大きな変化といえます。子供に「一人で寝ることの意味」を持たせる為にも、ある日急にではなく、何かの「節目」を使ってはいかがでしょうか。
小学校入学を機に
ベネッセの教育サイトによる、子供が一人寝を始めたことに関する2015年の調査では、およそ小学生に上がるタイミング付近で一人寝を始めた家庭が3割以上というデータが出ています。
- 4歳未満 14%
- 5~6歳 18%
- 7~9歳 36%
- 10歳以降 32%
小学校入学は、勉強机や新しいものを揃える機会なので、同じタイミングで自分のベッドや布団を用意してあげると移行しやすいかもしれません。
自立心が芽生え初めている中での「一人寝」になるのでタイミングとしてはよいのではないでしょうか。
ちなみに、筆者の場合も小学校1~2年生のタイミングで一人寝を始めました。何度も夜中に親の布団に潜り込んでいましたが…。
元気で過ごしてほしいから大事にしたい小学生の睡眠時間
たくさんお友達と遊んだり、いっぱいお勉強をしたり、かけがえのない小学校生活だからこそ、我が子には元気に過ごして欲しいですよね。
そして筆者自身が子供のころにも、睡眠時間はとても大切なものでした。
塾や習い事など、最近の小学生は大人より忙しいと言われています。それでもやはり、ママとしてしっかりとした睡眠時間を守ってあげたいですね。
我が子が元気な毎日を送れるように、睡眠時間を大切にしていきましょう!