ママ友の関わり方は日々変化…子供と一緒に成長できる関わり方を
子供が小さい時は、悩みや不安を共有できるだけでいい友達でいられたのに、子供の成長に伴ってライバルになったりもする、ママ友は複雑な存在でもあります。
これからママ友の世界に足を踏み入れる方も、すでにどっぷりハマっているという方も、ママ友の世界を客観的に覗いてみませんか?
自分がどう振る舞ったらいいか、何かヒントが見つかるかもしれません。
ママ友とは?時に強い味方
子供を持つ親。ただそれだけでまるで同志に出会えたかのような一体感を覚えるのがママ友。子育ての苦労を愚痴ったり、ねぎらい合ったり。情報交換の場でもあります。
初めての子育ての時には特に、心強い存在でしょう。
ママ友とは?時に敵
同じ幼稚園、同じ校区という狭い世界で生きているのもママ友の特徴です。
何年も同じメンバーで集まっていると、不用意な言動が狭い世界を巡り巡って思いがけない事態を招き、居場所がなくなってしまうという事も起こりえます。
子供まで仲間外れにされてしまうことが、ママの一番の心配の種かもしれません。
自分の立ち位置を決めよう。わたしはどっち派?
入園入学の時は、たいていみんなが初対面。不安で、お互いに様子を窺いながら行動しています。でも、みんながただ同じだけでは空気は動きません。
自分はこの世界でみんなとどう関わりたいのか、イメージをはっきりさせると、少し胸を張って歩けるようになるかもしれません。
社交的:友達が欲しい寂しがりやさんは広く、浅く
積極的に幼稚園や学校の行事に参加したい、友達を見つけたいという人は、まず周りの人に笑顔で気さくにあいさつし、顔見知りになるようにしましょう。
張り切りすぎて、何にでも口を出すのはお勧めできません。「自己主張の強いわがままな人」と映ってしまうかもしれません。
会話を独占せず、みんなの話を笑顔で最後までよく聴くようにします。「○○君ママ」ではなく、名前で呼ぶようにすると距離が縮まるかもしれません。
ランチやショッピングの約束をしたなら、連絡をマメにし、時間を守って、相手を大切に思っていることを表しましょう。
人見知り:マイペースな慎重派は焦らず、ゆっくり
にぎやかなママ友の輪に入るには気後れを感じてしまうという人に、焦りはとにかく禁物です。ママ友との関係はその後何年も続きます。空回りして疲れてしまうのは避けたいものです。
周りをよく観察しましょう。お勧めは、「なんとなく感じの良い人」になることです。イベント時の裏方など、自分にもできそうな事には笑顔で静かに取り組みます。
「わからない事は隣の人に聞けばいい」くらいの気軽さで十分です。感じのいい人でいられれば、別に仲良しでなくても親切に教えてくれます。それくらいの関わり方ができれば、居心地が悪くなることもないでしょう。
時間をかけると、無理なくお付き合いできるママ友が見つかるものです。
類は友を呼ぶ。良いママ友を引き寄せる人になりましょう
友達同士は本当によく似ているものです。陰口を言ったりしない誠実なママ友を望むなら、まずは自分が人の悪口を言ったり聞いたりしない、心の強い人になる必要があります。
誠実な人には、同じ誠実さを持つ人が魅かれて集まってくるのです。
春は、大人も子供も、新しい出会いに満ちた季節。不安はいろいろありますが、子供と一緒にママも一歩ずつ成長できたらいいですね。