幅の広い付箋を用意し、以下のポイントに気を付けて読んだ本に付箋を貼ってみましょう。付箋を貼るのは読みながらではなく一度通して読み終えた後になります。
- 印象の強かった部分
- ストーリーに変化があった部分
- 主人公のセリフなどで感銘を受けた部分
- 付箋は2回目に本を読んだ際に貼るようにする
付箋を貼った部分にメモをとる
付箋を貼った部分にメモをとります。以下のポイントをご参考にしてください。
- どの部分が特に印象深かったか、どう感じたか、読んだ時の気持ちなど
- ストーリーの変化はどのようなものだったか、また、どのように感じたか
- 主人公のセリフを読み、どのように感じたか
ポイント③学年別、読書感想文の構成の作り方
低学年と高学年とでは、読書感想文の書き方などのコツが違いますので、それぞれの学年での読書感想文の書き方のコツを分けてご紹介します。
低学年へのアドバイス
- 本にはどんなことが書かれていたか振り返りまとめる
- 付箋を付けたメモの中から、一番感想を書きたいと思った箇所を選ぶ
- 本を読んでどのように感じたか、本を読む前と読んだ後の気持ちの変化もまとめる
以上の3つをおさえたうえ、まとめたものを原稿用紙へ書いていきます。低学年の場合は、句読点や漢字の間違いが無いように注意し、一番書きたかった部分を子供なりの言葉で丁寧に書くことが重要です。
です・ます調で書くのが好ましいでしょう。
高学年へのアドバイス
- 付箋(メモ)を整理し、一番書きたい部分を決める
- 文章の構成を決める(導入部分・本編・締結部分に分けてまとめておく)
- それぞれの構成でどのような内容の感想を書いていくのか、具体的に新たなメモ(作文の下書き)を作る
小学校5年生・6年生ともなれば、感想文にもひとつのストーリーのような文章の流れを要求されます。
読書感想文の導入部分となる、一番感想を書きたいと感じた部分について、どうして書くことを決めたのか、そしてその書きたかった部分についての感想の本文、そして本を読んだ後の自分の気持ちの変化など、おおよそ3つの構成でまとめます。
全学年共通のアドバイス










