声に出して読み直すことで、主語述語の関係や「テニオハ」に間違いがある場合には違和感を感じます。そういった場合には、その部分を書き直します。
漢字の間違いに関しては、お家の人がチェックしてみると確実です。
読書感想文の書き方と例文
先にも触れましたが、読書感想文は3つの段落に分けると書きやすくなります。簡単にいうと「書き出し」「中心」「おわり」です。
その3段落に分けることで、書き手も自分の伝えたいことを伝え安くなり、読み手も内容が分かりやすくなります。こちらでは、それぞれの書き方のポイントと例文を紹介していきます。
書き出しのポイント
ここでは本を選んだ理由を簡単・簡潔に述べるのが良いでしょう。それに続けて本のあらすじを客観的に書きます。この時自分の意見は混ぜないよう書くようにしましょう。
書き出しには、ます「私は〇〇という本を読みました。」に加えその本を選んだ理由を書きます。以下に例文をあげてみます。
書き出しの例文「この本を選んだ理由」
本を選んだ理由を書く場合には、次のような例文を参考にしてみてください。
- 「私は、普段から〇〇をするのが好きです。この本の主人公も〇〇をするのが好きなので、面白そうだと思いこの本を読んでみることにしました。」
- 「ぼくは、いつも冒険をしたいと思っています。お兄ちゃんが、『この本はハラハラドキドキする冒険の本だ』と前に言っていたので、この本を読もうと思いました。」
自分の日常生活や興味があること、家族の話など本を選ぶきっかけになった事や理由を詳しく書いていきましょう。
中心部分のポイント
一番ボリュームが多いのがこの中心部になります。中心部には、メモを取った箇所について書きます。心に残ったことや感動したこと、疑問に思ったことを2点ぐらいに絞って書いていくようにしましょう。
初めて読書感想文をかく子供は特にこの部分をどのように書いたらいいのか分からない場合もあります。子供がなかな書けずに困っているような時には、ママから「どんなところが面白かったの?」「どんなふうに思ったの?」などと、子供の気持ちを引き出すような質問をしてあげると子供も書きやすくなります。
中心の例文「一番印象に残った場面の感想」
- 「私は主人公の〇〇が、××したところがすごいと思いました。それは、もしも自分が〇〇の立場だったら××するのはとても勇気がいるからです。」
- 「ぼくは、魔法使いの主人公が敵と戦う場面が一番心に残っています。敵はとても強いのに、仲間と協力して戦うところに感動しました。」










