赤ちゃんの笑顔が早く見たい!
生まれて間もないフニャフニャとしている赤ちゃんもとっても可愛いですが、こちらの問いかけに少しでも反応してくれるととっても嬉しくなりますよね。
赤ちゃんはいつから笑ってくれるようになり、また、どのようなときに笑うのでしょうか?
いつから赤ちゃんは笑う?
赤ちゃんは生まれて間もない新生児のころから、特に寝ているときなどにニコっと笑ったような表情を作ることがあります。これは新生児微笑(生理的微笑)といって感情と連動しているものではありません。
しかし成長につれてこれは次第に消えていき、生後2~5ヶ月になると見たものに反応して笑うようになります。これを社会的微笑といいます。
笑う時期は赤ちゃんによって個人差があるので、遅いからといって気にしすぎる必要はありません。
どんなときに笑うの?
社会的微笑においては、赤ちゃんは家族など親しい人を見分けて自分から笑うとされます。またママやパパがあやしたり、しゃべりかけたりすることに対し笑うようです。
こうした外からの刺激によって赤ちゃんは笑うということが分かっています。
- 横田小児科医院「こあら通信 第121号 2008 May」横田小児科医院(http://www.ycc.or.jp/Koala/koala121.html)
- 秋山こどもクリニック「赤ちゃんの笑いと夢」秋山こどもクリニック(https://www.akcl.jp/colum/co20cat1.html)
ママにだけ笑わなくなった!ママのこと嫌いなの…?
ある日ふと我が子が笑わなくなってショックを受けた経験はありませんか?私はあります。我が子が生後半年くらいに1ヶ月ほど経験しました。
それはもう、とっても悩みました。我が子のことをわかってあげられてないと自信をなくした記憶があります。
私だけでなく経験されたというママたちがいますので、その声をいくつかご紹介します。
ママが行くと笑いが止まる…
パパやおばあちゃんにはキャキャーッと可愛い声を出して笑います。ご機嫌にあーうーなどのお話も盛んにしますが、私が行くとほぼピタリと止まります。止まるどころか、まれに泣きそうになる事もあります。 出典: www.hoiking.com
ママ以外にはニコニコ笑うのに、裏を返したようにママには全く違う態度という悩み。これは生後4ヶ月になる赤ちゃんのママの悩みです。
ママがどれだけあやしても笑わない
街で声をかけられる人にも笑いかけ、「よく笑う子のね~」とよく言われます。主人のことも大好きで、主人が帰宅するとニコッ、遊んでもらうとキャッキャッと大声で笑います。なのに、最近、私がどれだけあやしても笑わないのです。 出典: okwave.jp
そう!どれだけあやしても、笑いかけても笑ってくれない時期があるのです。ママにとってはとても辛いです。
落胆している私のそばでは勝利を勝ち取った旦那の喜びに満ちた表情…憎いです。
笑顔が見られないとつらいです
息子に「いつも嫌なことをしてくる変なおばさん」と思われているんじゃないのか?そんなことを考えてしまいます
ギブアンドテイクではないけれど、育児をしていて笑顔が見れないとつらいです。たとえ一時的なものだとしても、私嫌われちゃったのかな…と思うと悲しくてたまりません 出典: komachi.yomiuri.co.jp
同じ経験をされてお悩み中のママからのご相談です。子供の笑顔が見られないと本当に辛くなって、育児を続けていく自信をなくしまう、とすら考えてしまいます。
またほかの人に、その辛い気持ちを分かってもらえないのも孤独を感じてしまいます。
笑ってくれなくなった我が子に対し、私が考えたこと
私がこの経験をしたとき、初めはとても辛かったです。しかし私が悲しくなっていては赤ちゃんも余計笑わなくなってしまうのでは?と思い、気持ちを切り替えようと考えました。
その考え方を紹介します。
赤ちゃんに負けないくらいの大好きモード全開でアピール
赤ちゃんにだけは大好きモード全開アピールでいくことにしました。赤ちゃんに大きな安心感を与え、欲求を満たしてあげよう作戦です。
色々と頭で考えすぎて疲れるよりも、体全体でアピールしてあげたほうがママも自信につながるかもしれません。
役割によって使える魔法がそれぞれ違うことを理解する
お父さんでもない、おじいちゃんやおばあちゃんでもない、ママにだけ使える魔法があります。その魔法を思う存分使ってあげてください。
例えば、どんだけあやしても泣き止まなかったのに、ママの抱っこひとつでケロッと泣き止む。夜はママに擦り寄ってきて安心して寝ていく。など安心感を得たいときに必要とされているように感じます。
一方、ママがかけても若干効能が低いのでは?と思うような魔法もあります。たとえば、遊びであればパパの方に、おばあちゃんが見てるとなんでも食べてくれる、おじいちゃんだと言うことを聞く、などです。私は赤ちゃんは赤ちゃんなりに人を使い分けしているのかもしれない、と感じました。
こうした使える魔法とあまり使えない魔法があると考えたところ、自分だけで抱え込む必要もなくなって、気持ちが楽になりました。
ママも頑張り過ぎず素直な気持ちで
いかがでしたでしょうか?
私は、赤ちゃんはママといつも一緒にいたくて、甘えたくて、愛してほしくて必死なのだと思うことにしました。一緒にいて安心するから、あやしてほしい、構って欲しいと無理に笑わないのです。そう思うとなんて愛おしい存在なのでしょうか。
そしてママも頑張り過ぎず型にはまり過ぎず、素直な気持ちで赤ちゃんと向き合ってもらいたいと思います。赤ちゃんはきっとそんなママも大好きですから。