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監修:佐藤りか

1歳までの行事、多すぎる…お祝い続きに疲れたらやめる2つのこと

最近なんだかイライラする…疲れているのに休めない。そんな人に向けて、脱イライラのために「やめるべきこと」をお伝えする特集。第9回は「赤ちゃんのお祝い行事でやらなくていいこと」です。出産後はママの体力が完全には戻っていないうえ、赤ちゃんのお世話で大忙し。それに加えて大変なのがお祝い行事です。体調が万全ではないのに無理して頑張ると、イライラや疲れの原因になることも。こんなときは脱・イライラのためにやめるべきことがあります。

PIXTA

お祝い行事の準備、頑張りすぎないで

赤ちゃんが生まれて間もないころは、パパとママは日々のお世話で精一杯ですよね。ところが、お祝い行事は生後1年までにたくさんあります。とくに生まれたてから3か月ごろまでにはお祝い行事が集中し、生後7日目の「お七夜」「命名式」、生後1か月ごろの「お宮参り」、生後100日目には「お食い初め」と目白押しです。

さらに、生後6か月に「ハーフバースデー」のお祝いをする家庭もあり、3月3日は女の子の「初節句」、5月5日は男の子の初節句、そして生後1年目に初誕生日。全てのお祝い行事を忠実にこなそうとすれば、用意だけで大忙しで、イライラが募ってしまうかも。こんなとき、やめてもよいことを2つお伝えします。

お祝い行事は探せばきりなし、全部やる必要もなし

お食い初め PIXTA

赤ちゃんのお祝い行事ですることといえば、写真スタジオで写真を撮ったり、お食い初めなどで豪華な料理をそろえたり、初誕生日には一升餅をかつがせたりなど、やろうと思えばいくらでもあります。

そのお祝いの時期が近づくたび「もうすぐ100日になるから準備しなくちゃ」「赤ちゃんのための行事だからやってあげなければ」と焦ってしまう人もいるかもしれませんね。

しかし、お祝い行事はそもそも義務ではありません。また、行事をしないからといって赤ちゃんに何か不都合が生じるわけでもありません。これらのことをやらないとしても、まったく焦る必要はないのです。

行事は探せばきりがないうえ、全部やる必要はないと考えましょう。「そこまでしなくていいのでは?」と一度立ち止まるように意識するだけで、やることを減らせるかもしれませんよ。

当日キャンセルもOK、体調優先で無理をしない

赤ちゃん 抱っこ ママ 電話 PIXTA

お祝い行事を計画したとしても、ママや赤ちゃんの体調が万全でなければ、無理をせずキャンセルしましょう。お祝い行事はあくまでも赤ちゃんの健やかな成長を願うもの。行事のために無理をするのは本末転倒ですよね。

最近では、ほかの行事に合わせてお食い初めをするなど、無理なく行えるタイミングを選ぶ人も増えています。1回に複数のお祝いをまとめて行うことも、脱イライラの方法の一つですね。

行事に親戚などを招待するときは、急な体調不良があるかもしれないことや、相手方も日程があわなければ無理して参加しなくて大丈夫と事前に伝えておき、ラフに構えてもらうと気楽になります。

行事は楽しめる範囲で大丈夫。誰も無理をしないように、気楽に考えましょう。

赤ちゃんの成長を心から祝うために

キス PIXTA

赤ちゃんのお祝い行事は数が多く、地域や文化によっても時期ややり方が異なります。両家の祖父母を招く場合には、パパやママのプレッシャーになるケースもあるようです。

ただ、赤ちゃんの誕生を喜び、元気に成長してほしいと願う気持ちは家族みんな共通のはず。赤ちゃんにとってよい記念になるように、必要だと思った行事だけ、無理のないスケジュールでできるとよいですね。小さな「やめる」を積み重ねて、イライラから脱出していきましょう。

記事の監修

株式会社子育て研究所 代表取締役

佐藤りか

株式会社子育て研究所代表、教育コンサルタント。
ベネッセコーポレーションなど教育業界で長年勤務。幼児教育から高等教育まで幅広く知見を深める。その後、株式会社子育て研究所代表取締役に就任。子どもとママ向けのアットホームなサイト「アフェクション」、編集業「ものかき」などの運営を手掛け、自身の執筆・監修や講和も多数。各種ビジネスコンテストで大賞や優秀賞の受賞歴がある。その他、東京都主催「TOKYO STARTUP GATEWAY」にてメンター&講師を務める。プライベートでは2児ママとして仕事と家庭の両立を強く意識して活動中。

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