夫へのイライラは、発想の転換で和らげられる
子どもの両親として、子どもの将来のことやお金の話を相談するなど、支え合いたい存在の夫。しかし、育児や家事に大忙しの中、どうも家のことに対して消極的な夫に対してイラッとする場面が多い…という方もいるかもしれませんね。
そんなときは、何気ない夫との関わり方や夫に関する家事を変える、発想の転換が必要です。ここからは、夫へのイライラが止まらないときに、あなたがやめることを3つに分けて紹介します。
夫より私が家事や育児をすべき、という考えをやめる
仕事で疲れて帰ってくる夫を見て、頼みたいことがあってもなかなか言い出せない…こんなことはありませんか?
「夫は疲れているから」「私のほうが家にいる時間が長いから」「今は産休中、育休中だから」「専業主婦だから」など、夫を気遣い続けていたら、いつまでもイライラが止まらないかもしれません。
気遣いを続けるうちに、夫の中でもいつしか「家のこと=ママ」と固定化してしまうかも。家のこと・子どものことに関する責任に強弱はなく、夫婦共通です。この際、気遣いすぎるのをやめて「これをやってほしい」「これお願い」と伝えてみましょう。
当たり前だと思っていた習慣を見直し、やめてみる
当たり前の習慣にしていることを見直してみるのも手です。例えば、朝食をテーブルまで出しておく習慣があるなら、それをやめること。朝食は食パンとして、冷蔵庫にジャム・バター・ハムなどをセットにして置いておけば、夫も自分で用意できるはず。
さらに、弁当作りをやめて自分で購入してもらう、帰宅を待つ習慣をやめて「21時を過ぎるなら先に寝るね」と伝えておいて休むなど、いつもの習慣の中でやめられることは多いかと思います。
さらに、気を遣う親戚付き合いの習慣もやめる方法はあります。例えば、義父母への誕生日に合わせて配送するプレゼントはやめて、遊びに行くときに何か持参するなど、気遣うポイントを減らすだけでも楽になりますよ。
イライラがピークのときの話し合いはやめる
イライラがピークに達してどうしようもないときは、その場から退散するのも手。無理に話し合って言い負かそうとすると、トラブルに発展して余計イライラしてしまうことがあるためです。
例えば、子どもが遊びたがっているのに夫はスマホをいじっている、テレビに夢中になっているというケースでは、「あ、買い忘れたものがあったから、ちょっと子どもお願いね」と玄関を出るのも◎。
夫は「妻がいればお任せできる」と他人事になってる可能性があるため、夫と子どもだけが残された状況になると、何とかしなければいけません。若干強制的な感じはあるかもしれませんが「自分でやってみてね」と無言のメッセージを送るのもよいかもしれませんよ。
「私は限界だからやめる」という宣言も大事
育児の大変さは夫も頭では理解しているはず。ただ、ママの方が自宅にいる時間が長いなどの状況から「まだ余裕があるのかな」と誤解している可能性はあります。
親しき仲でも、はっきり伝えないとわからないことは多々あるはず。「私はいっぱいいっぱいだから、やめたい」ということを冷静に宣言することはとても大事です。小さな「やめる」を積み重ねて、イライラから脱出していきましょう。