新生児の抱き癖とは?
ママが、赤ちゃんをいつも抱いていると、赤ちゃんがクセになってしまい抱かないと泣きやまなかったり、ぐずったりしてしまうことを抱き癖といいます。
抱き癖がつくから泣いても抱かないという人もいるようですが、抱き癖は良くないことなのでしょうか。
抱き癖がつくことは本当に悪いこと?
赤ちゃんは、抱っこしてほしくて泣くことがあるため、泣いて抱っこばかりしてると、抱き癖がつくと昔は考えられていました。
しかし、現在では赤ちゃんは沢山抱っこしてあげたほうがよいという考え方が主流です。
新生児を抱いてあげないとどうなるの?
抱き癖が付くからと心配して泣いても抱いてあげないと孤立感を増してしまい、自立する心が育ちにくくなることもあります。
特に新生児期は泣くことで、自分の意思表示をします。お腹がすいた、眠いなどの生理的欲求から、寂しい、不安などの精神的欲求など全て泣くことで表現するので、たくさん抱っこしてあげるようにしましょう。
体験談紹介!新生児の抱き癖は直す必要はないのでは
赤ちゃんは沢山抱っこしてあげましょう。抱っこしてあげることで、赤ちゃんの安心して、人を信頼する気持ちを育んでいきます。
先輩ママ達の体験談をご紹介します。
たっぷり抱いてあげましょう
抱っこしてあげないと愛情不足から、将来に影響が出るとまで言われてますよ。
お義母様には、抱き癖はつかない、昔の話だということを説明してあげてください(*^^*)
いずれ抱っこできなくなる時期がやってきますから、沢山抱っこしてあげてください!

昔の育児を経験された方の中には、「抱き癖がつく」と言う方もいますが、現在では育児書でも沢山抱っこすることを推奨しています。
赤ちゃんを抱っこできるのも今だけですし、沢山抱っこしてあげましょう。
親の愛情で一人遊びが早くできるようになる
助産師さん曰く、親の愛情をたくさん感じさせることが、親離れ…というか、一人遊びが早くできるようになるコツだと言われました(^ω^)
うちは、1歳2ヶ月頃から一人遊びを長くできるようになり、ほとんど手がかかりません⭐️

赤ちゃんの頃に沢山抱っこして、安心感を与えることで、一人遊びが早くできるようになる子供もいるようです。もちろん一人遊びの時期は、子供の個性にもよります。
一人遊びが好きで、ママの手がかからなくなるのは、少し寂しい気持ちもありますが、子供の自立心の成長と思うと嬉しいですね。
安心感を得られる
むしろたくさん抱っこしてあげてと言われました。
抱っこをたくさんすると、心が落ち着いた子になるみたいですよ(^ ^)
母親のぬくもり、愛情を感じるからですかね(^ ^)

疲れますが…(T ^ T)笑

会話などでコミュニケーションを取れない赤ちゃんにとっては、抱っこをしてもらうスキンシップは何よりも大きな安心感となるでしょう。
助産師さんに相談すると「たくさん抱っこしてあげて」と言われることもあるようですし、泣いたときにすぐ抱っこすると安心して泣き止んでくれるので、育児するうえでも親の負担を減らせるのではないでしょうか。
健全な成長を促す
むしろ親子の信頼関係が深まるらしいです。
泣いても放って置かれると、そう思って泣かなくなって感情を出さなくなってしまうようです。
サイレントベビーですね。
いっぱいいっぱい抱いてあげてください。
私も、母親世代には言われたりしますが、聞き流して抱っこしてます(*^^*)

赤ちゃんが泣く理由のひとつに、ママと離れることで不安を感じることが挙げられます。不安から泣き出す赤ちゃんを放っておいたら、ますます不安が強くなり、感情を表しにくい子どもになってしまう懸念も…。
赤ちゃんが泣くことを不安のサインととらえ、すぐに抱っこして安心させることで、親と子の信頼関係が強まり、安心感から自立心を育てることにもつながります。
また、抱っこによるスキンシップは成長ホルモンの分泌を促すとも言われていますので、健やかな成長のためにも抱っこは必要なことだと感じさせられますね。
新生児をすぐに抱いてあげられないときの対処法
赤ちゃんが泣いているときにすぐに抱っこできないこともありますが、赤ちゃんは全身を使って泣くことで運動にもなるので、たまには思い切り泣かせて体を動かしてあげるのもいいでしょう。
抱っこできないときは神経質になりすぎずに、便利なアイテムや周りの人にも頼って無理し過ぎないようにしてくださいね。
抱っこ紐を活用する
赤ちゃんが泣きだしたら、抱き癖は気にせずすぐに抱っこしてあげたいものですが、家事や仕事などで手が離せないこともありますよね。
また、毎回抱き上げるのは体力的にも負担がかかるので、そんなときには無理して抱っこしてあげなくても大丈夫。
抱っこしてあげたいけど忙しいというときには、抱っこ紐を活用して、ながら抱っこをしてあげれば、赤ちゃんが泣きだしたときにもすぐに対応できますし、両手が自由に使えれば抱っこしながら家事をこなすこともできます。
周囲の人や自治体に相談してみる
育児の大変さのひとつに、「ずっと赤ちゃんと2人きりで大人と会話できないのがつらい」という状況が挙げられます。
赤ちゃんと一緒にいるのはパパママにとっても幸せで、抱っこすることがコミュニケーションの一環にもなっていますが、会話での意思疎通も気分転換になるので、たまにはほかの人と話したくなるのも自然なこと。
抱っこなら近くで見守っていればほかの人に一時的にまかせることもできますし、パパママだけでなく祖父や祖母、親戚、近所の人などいろいろな人と交流することは子どもの健やかな成長にもつながります。
身近な人に頼れない場合は、自治体の健康づくり課の保健師さんなどに相談することもできるので、ぜひ利用してみてください。
- 浜松子育て情報サイトぴっぴ「抱っこすると、抱き癖がつくから良くない?」(https://www.hamamatsu-pippi.net/sodan/hamasukuqa/hamasukuqa-list/8064.html,2025年2月17日最終閲覧)
いつか赤ちゃんから抱っこを卒業する日がきます
抱き癖がつくと言われていたのは昔のこと。今では子どもが小さいうち、抱っこできるうちにたくさん抱っこしてあげるよう推奨されています。
新生児は泣くことでしか意思表示できず、不安から泣き出したときには、すぐに抱っこしてあげて安心させることが健やかな成長を促してくれるでしょう。
ただ、どんなときでもすぐに抱っこしてあげないといけないわけではなく、手が離せないときや疲れているときは無理せず、身近な人や自治体を頼ることも検討してくださいね。
赤ちゃんが成長すれば、自然と抱っこする機会も減っていきます。抱っこできる今のうちに、たくさん抱っこをして愛情をたっぷり与えてあげましょう。
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