- 萩(しゅう)
- 萩仁(はぎと)
- 萩仁(しゅうじ)
- 萩賀(しゅうが)
- 萩耶(しゅうや)
- 萩磨(しゅうま)
- 萩斗(しゅうと)
- 真萩(ましゅう)
- 萩丙(しゅうへい)
- 萩蔵(しゅうぞう)
- 萩成(しゅうせい)
- 萩亮(しゅうすけ)
- 萩一(しゅういち)
- 萩佐久(しゅうさく)
- 萩太郎(しゅうたろう)
「稲」を使った名前
秋生まれの男の子の名前に使える植物にちなんだ漢字として「穂」を紹介しました。名前に使う漢字としては少し珍しいですが、日本人にとってより「実り」を感じさせる「稲」という漢字を使う名前もありますよ。
日本で最も大切な穀物である稲。その稲のように、周りの人に大切にされるように、周りの人に恵みを与えられる広い心を持つように…などの意味で使えそうですね。
- 稲(いな)
- 稲雄(いなお)
- 稲帆(いなほ)
- 稲人(いなと)
- 稲海(いなみ)
- 稲紀(とうき)
- 稲吏(とうり)
- 義稲(よしね)
- 稲美(いねみ)
- 稲杷(いなは)
- 陸稲(りくと)
- 稲造(いなぞう)
- 稲皐(とうこう)
- 稲吉(とうきち)
- 稲次郎(いねじろう)
「藍」を使った名前
「藍」と言えば紺色を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、8~10月ごろに花を咲かせる植物の名前でもあります。染料として使われていたことから2,000年前から栽培されていて、日本人にとっては馴染みの深い植物です。
藍は藍染のための染料として用いられていた他、発熱や中毒症状を緩和するための民間薬として使われていました。古くから人の役に立っていたことから、多くの人の役に立てる人になれるように…との思いから使える漢字です。
- 藍(らん)
- 藍毅(あいき)
- 藍吾(あいご)
- 藍司(あいじ)
- 藍叶(あいと)
- 藍音(あいね)
- 藍里(あいり)
- 藍丸(らんまる)
- 藍深(あいしん)
- 藍一(あいいち)
- 藍樹(らんじゅ)
- 藍之丞(あいのすけ)
- 藍二龍(あいじろう)
- 藍一朗(あいいちろう)
- 藍之丞(あいのじょう)
「梨」を使った名前
秋に収穫できる果物として広く知られているのが「梨」です。「梨」は秋生まれの女の子・男の子のどちらの名前にも使いやすい植物の漢字です。
梨は真っ白で細かな花を咲かせる植物で、そのイメージから「愛情」「博愛」などの花言葉を持ちます。穏やかで博愛の精神を持つ男の子に育ってほしいという場合、名前に使うと意味合いとしてピッタリではないでしょうか。
- 梨穂(りお)
- 梨貴(りき)
- 一梨(いちり)
- 弥梨(いより)
- 旺梨(おうり)
- 透梨(とうり、とおり)
- 光梨(ひかり)
- 勇梨(ゆうり)
- 結梨翔(ゆりと)
- 実乃梨(みのり)
- 樹梨翔(きりと)
- 叶一梨(かいり)
- 伊緒梨(いおり)
- 梨於人(りおと)
- 升梨(しょうり)
- 明治安田生命「男の子」(http://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/best100/boy.html,2020年9月15日最終閲覧)
- 西東社(編)「赤ちゃんの名前ハッピー漢字辞典」225、208、198、434(西東社,2014)
- たまごクラブ(編)「たまひよ 赤ちゃんのしあわせ名前事典」412(ベネッセコーポレーション,2016)
- 三省堂「国語辞典第七版」(https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd13926,2024年4月15日最終閲覧)
先輩ママの秋(9・10・11月) 生まれの男の子への名付けエピソード
大事なわが子の名前を決めるのは、簡単なことではないですよね。
山の木々が色づき、実りの季節である「秋」に生まれたお子さんに、先輩ママたちはどのような名前をプレゼントしたのでしょうか?気になる名づけに関するエピソードの数々をご紹介します。
見返りを求めず人に尽くせるような人に「奏人(かなと)」
妊娠が分かったときから
男の子なら、心が綺麗で優しく、思いやりのある夫のようになって欲しい、夫の背中を見て学んで欲しい、夫を超えるような立派な男になって欲しいという願いをこめ、夫の名前から一字とると決めていました。
それが人、という字です。
そして奏という字は
自ら他者に差し出す、差し上げる、という意味があり、
自分から、見返りを求めず人に尽くせるような人になって欲しいと願いを込めて、奏という字をつけました。
(中略)
私のなかで名前は
名前負けしなさそうな無難な名前で、呼びやすく、人様が見ても分かりやすく読みやすい名前がいいと思っていました。
また男らしい名前よりは
中性的といいますか、柔らかい響きの名前がいいと思ったので奏人、にしました。
実際生まれて顔を見たら
奏人、という名前がしっくりくるかわいい顔だったので
この名前にしてよかったと思っています。
妊娠したときから、男の子ならパパの名前から一文字もらうと自分の中で決めていたとのこと。その文字が「人」で、見返りを求めず人に尽くせるような人にとの意味から「奏人(かなと)」と付けたのだそう。
産後、赤ちゃんのお世話で忙しく、イライラのほこ先はパパへと向かってしまうことも。しかし、投稿者さんはパパのことをずっと前から尊敬しているとのことで、素晴らしい夫婦の関係性だと感じました。名前にもその気持ちがこもっていて素敵ですね。
- 若松和紀「赤ちゃんの名前ハッピー漢字辞典」218(西東社,2014)
- 牧野恭仁雄「幸せの扉を開く 赤ちゃんの名前辞典」259(朝日新聞出版,2015)










