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避けたいご近所トラブル!気になる生活音と防音対策方法

PIXTA

60dB

掃除機 PIXTA

無視できないほどの騒音に感じる60dBは、普通の会話の話し声やテレビの音など、一般的な家庭でおきる大きさの音になります。また、トイレの音、掃除機、洗濯機、目覚まし時計、電話のベルなど日常の生活に使うあらゆるものの大半が60dB以上といえます。

このとおり、毎日の生活音は60dB以上といっても良いかもしれません。

防音対策でトラブルを回避しよう、7つの防音対策

集合住宅 PIXTA

日々の生活にでる音の大半が60dBとなり、それが無視できないレベルであることには驚きました。集合住宅では、そんな音が毎日たくさんの家の中でなっていると考えますと、やはり何か対策をしていないとトラブルも起こってしまうということに、納得してしまいます。

トラブルにならないように、家庭でできる防音対策を何か、しておきたいものです。でもどんな防音対策があるのでしょうか。

そこで次に、皆さんも簡単にすぐ取り入れられる防音対策から、リフォームでする、しっかりした防音対策の方法を7つご紹介します。

1.カーペットなどを床に敷きましょう

カーペット amana images

小さいお子さんがいるご家庭では、子供のドタドタと歩く足音や走り回る音、ベッドやソファーの上でジャンプをする音が一番気がかりではないでしょうか。いくら注意をしても、なかなか言う事を聞いてくれないのが子供です。ご近所さんからも、きちんと注意しているのか、子供をしっかりと見ているのかといった疑いの目にもつながりかねません。

そんな足音に効果的なのがカーペットなどを敷く対策方法です。カーペットを敷いてるご家庭は多いかと思いますが、カーペットの下にもう一枚敷いてほしいものがあります。それが遮音・防音シートです。カーペットだけでは防音効果がうすいですので、是非取り入れてみてください。

また、カーペットだけではなく、コルクマットやタイルカーペットなどを敷き詰めるもの効果的です。コルクマットの場合は、音というよりは振動を防ぐ効果が強いのが特徴です。コルクマットもタイルカーペットも、小さいお子さんがいる家庭では、怪我の防止にもなりますので、人気があります。

2.家具の下にも敷物を敷きましょう

ダイニング PIXTA

カーペットを床に敷くだけでも足音などの防音効果はありますが、他にも、敷くことによって音の響きを抑える方法があります。それは、冷蔵庫や洗濯機の下、スピーカーなどの家庭用機器やテーブルや椅子などの家具にカバーを取り付ける方法です。

家庭用機器の中でも大きい音がする洗濯機は、使う時間帯などを考えてしまいますよね。洗濯機の振動は、大きな音に繋がります。冷蔵庫の場合でも意外と大きな音が出る事があり、開け閉めの際の振動なども気をつけたいポイントです。そんな時に使いたい防音対策は、ゴム製のシートやマットを下に敷くことです。ゴムが振動をある程度吸収してくれますので、下に響く音を軽減してくれます。

また、テーブルや椅子などの足にはちょっとしたカバーを取り付けるだけで防音効果にもなります。椅子用のカバーは余った布と輪ゴムなどでも簡単に作る事が出来き、すぐに取り入れられる防音対策です。

その他、スピーカーなどのアイテムにも同じように、ちょっとした布などを敷くだけでも騒音を軽減する効果がありますので、是非取り入れてみてください。

3.家具の配置に気を付けましょう

テレビ PIXTA

簡単に取り入れることが出来る対策として、家具の配置を見直す事も効果的な防音対策にあげられます。隣に音が響いていないか気になってしまうよいった方におすすめです。

まず、テレビやスピーカーなどの音の出るものを壁からなるべく離しておきましょう。可能であれば、50㎝ほど感覚を空けると効果的です。音は壁を伝って響きますので、壁からより話した方が効果的といえます。

また、隣の生活音が気になってしまうといった方におすすめなのが、本棚やタンスなどの背の高い家具を、音の気になる側の壁に配置することです。家具を配置することによって、音を遮断してくれる効果があります。また、配置する際はピッタリと壁に家具をつけるのではなく、1㎝ほどの隙間を開けた方がより効果的といえます。

4.防音カーテンを取り付けましょう

カーテン amana images

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