液体タイプの酸素系漂白剤は、後述の粉末タイプの酸素系漂白剤に比べて、漂白効果が劣りますが、部分的な黄ばみを落とすときには有効です。また、酸素系漂白剤が漂白効果を発揮するためには、十分な熱が必要ですので、スチームアイロンを用意しましょう。
漂白の手順は以下を参考にしてください。
- 黄ばみができている部分に漂白剤を塗り込む
- アイロンのスチームを使って熱を加える
- 様子を見ながら1と2を繰り返す
- 汚れが落ちたら普段通り洗濯機へ
2.の行程でアイロンを使う際は、アイロン面を押し当てる必要はありません。スチームだけを当てるだけで十分に熱を与えることができます。スチームとの距離を近づけることで熱をより与えることができるため、様子を見ながら調整しましょう。
粉末タイプの酸素系漂白剤を使用する場合の手順
ひどい襟汚れの場合は、粉末タイプの酸素系漂白剤を使用して、漬け置きでじっくり漂白処理していきましょう。また、液体タイプ同様に、漂白効果を発揮するためには、十分な熱が必要なのでしっかりと温められたお湯を用意してください。
- 洗面台や桶に衣類が浸かるくらいの40℃〜50℃ほどのお湯を用意
- 酸素系漂白剤を適量入れる
- 様子を見ながら襟汚れが落ちるまで漬け置く
- 汚れが落ちたら普段通り洗濯機へ
- 東海コメット「【保存版】ワイシャツの襟汚れの落とし方と、その後の予防方法」ORDER SUIT×SHIRT(https://www.o-sentaku.net/order-suit/archives/171)
- LION「ワイシャツの黄ばみ・黒ずみなんとかしたい!」半年後も白さに差がつく衣料用漂白剤 ブライトW(http://bright.lion.co.jp/problem/01.htm)
重曹やクレンジングオイル?汚れ落としに使えるものと使えないもの
台所用洗剤や固形石鹸の他、普段お使いのクレンジングオイルも効果的です。化粧品や溜まった皮脂汚れを落とす効果がありますので、黄ばみ対策にも活用することができます。
また、酸素系漂白剤と重曹を混ぜ合わせることで、酸性の酸素系漂白剤にアルカリ性の重曹を加わるため、漂白剤が活性化し漂白力が上がります。
- 東海コメット「【保存版】ワイシャツの襟汚れの落とし方と、その後の予防方法」ORDER SUIT×SHIRT(https://www.o-sentaku.net/order-suit/archives/171)
一手間で黄ばみ知らずのワイシャツに!おすすめ防止策3つ
黄ばみの予防法は、常にきれいな状態を維持することにあります。白いシャツを洗うときは、いつもより少し手間をかけるだけで、黄ばみが出来なくなります。
予防に必要な手順をご紹介していきます。
洗濯機で洗濯する前にできる下洗いの方法
普通に洗濯機で洗っただけでは皮脂汚れを落とすことはできません。落ちやすいように洗剤や洗濯機が工夫されていても難しい為、しっかりと下洗いをしてから洗濯しましょう。
下洗いとは、黄ばみのできやすい部分をぬるま湯で濡らし、台所用洗剤または固形石鹸でもみ洗いをすることです。下洗いの後、普段通りに洗濯機で洗いましょう。










