子育てに感じる幸せは、ママの心を大きく揺さぶるもの
子育てをしていると、本当に色々な事が次々とやってきます。特に、初めての子育ては、毎日毎日壁にぶつかり、ママとしての自信がどんどんなくなっていきます。
しかし、辛い事や、なんでなんでと思う事が多く立ちはだかる子育てにも、たくさんの小さな幸せがある事を、私は知っています。また、その小さな幸せは、ママにとってはとてつもなく大きなもので、心を大きく揺さぶるものである事も。
そんな私は、5歳と2歳の娘を持つママですが、今思い返してみると、2人からもらった幸せは、これまで生きてきた30数年間に味わった事のないスピードと大きさで私の心の中を綺麗な色でいっぱいにしてくれています。
ママが感じる小さく、そして大きな幸せあるある
今回は、日々育児に奮闘しているママ達におくる、今の小さな幸せは、今、そして数年後の大きな幸せに繋がるという事を記事にしたいと思います。
子育て中のママが感じる、幸せな瞬間をいくつかご紹介したと思います。
本能で手を握り返してくれる
出産をする前から、赤ちゃんの手のひらに指を乗せると、握り返してくれる…、なんて可愛いんだろうと思ってはいましたが、実際に出産をして、自分の子供から手を握られると、本当に何とも言えない気持ちになります。
まだ小さくて壊れそうな指で、とても力強く握ってくれるその姿に、この子は何がなんでも私が守る!そんな強い決意が生まれますよね。本能のままに握り返してくれる我が子から伝わってきた生命力を、私は今でも忘れる事はありません。
抱っこすると泣き止む
赤ちゃんは、オムツが汚れた時、おなかがすいた時、喉がかわいた時、暑い時や寒い時、そして機嫌が悪い時など、自分の気持ちを、泣くという事で表現します。そんな赤ちゃんがなかなか泣き止まない時があります。
それは、安心したい、ママがいない、ママに抱っこして欲しいと思う時です。そんな時にママが抱っこすると、今まであんなに泣いていた赤ちゃんが、ピタッと泣きやみます。とても不思議ですよね。
私自身も、娘がまだ目もあまり見えない新生児の頃、なぜかママである私が抱っこすると泣き止むという経験をした事があります。同じ抱き方を母がしても、パパがしてもダメ…。不思議ですが、ママである事を認められている様でとても幸せな気持ちになったものです。
また、これは新生児の頃にはとどまらず、今でも感じる事が出来る幸せです。子供にとって、ママは特別な存在で、そしてママにとっても子供は大切な存在。お互いの愛情が、その空気感を作るのかもしれませんね。
小さくなっていく服にきゅん
妊娠中に、出産後にすぐ赤ちゃんに着せるお洋服を準備したり、プレゼントで頂いたりしました。そのどれもが本当に可愛くて、見ているだけで幸せな気持ちになりました。
しかし、赤ちゃんの成長は本当に早い物です。数週間前に着ていたものが、いつの間にか入らなくなってしまいますよね。そんなサイズアウトしたお洋服達をしまう際にも、こんなに小さかったのに、あっという間に大きくなったな、今の幸せを噛みしめながら子育てをしよう。と思ったものです。
手を広げて抱っこしてアピール
ママを認識してくれるようになる頃から、嫌な事があったり、転んだりすると、ママの方を向き、両手を広げながら抱っこアピールをしてくるようになりました。泣きながら、可愛い笑顔を浮かべながら、いつでもママを求めてきてくれる姿に、とても幸せを感じました。
大人に比べて、まだ小さくて短い腕を一生懸命に伸ばして求めてきてくれる姿は、ママである事に、誇りと自信を持たせてくれ、最高の瞬間です。辛い事や、育児の悩み、仕事の悩みなども忘れられますよね。
どんなに怪獣でも寝顔を見れば全てが吹っ飛ぶ
育児中の悩みは、本当に小さなものの積み重なりです。こんなママでいいんだろう…、他のママ達は凄いな…、怒ってしまってごめんね…、イライラしてしまってごめんね…。子供の寝顔を見ると、不思議な事に、一気に自分の中の子供に対する愛情が溢れ出してきます。
普段、笑顔で暴れまわる怪獣ちゃんでも、泣きわめいて疲れた眠った後でも、わがまま放題だった日でも、困った困ったを繰り返しながら悩むママの心に、必ず子供の寝顔は光をくれます。
今日もこの寝顔を見る事が出来た、それは、ママにとっては最高の一日の終え方なのかもしれませんね。
抱きしめた時に腕にすっぽり収まる瞬間
子供を抱くという感触は、ママにとってはとても感慨深いものかもしれませんね。自分のところに誕生してくれた日の事、初めて母乳を飲んだ日の事、熱を出した子供を走って病院まで連れていった日の事、そして、この手に力強く抱きしめる日々の事。
抱きしめる度に、子供はどんどん大きくなっていきます。そしてその感触も、どんどん変化していきます。抱きしめた時に、すっぽりと収まる月齢は、ほんのわずかな期間なのかもしれません。そして抱きしめる数も、今後子供が成長するにつれ、少なくなっていくのかもしれません。
抱きしめる事で、たくさんの愛情を与え、そして感じる事が出来るその瞬間を、私はいつまでも心に刻みたいと思っています。
幸せはこんなにも近くに。
今回の記事で紹介したものだけでなく、他にもママが幸せを感じる瞬間は数多くあります。しかし、ふと思い返してみると、小さな幸せが、当たり前になっている事に気付く時がありますよね。
赤ちゃんは、いつの間にか大きくなって、自分自身の道を歩んでいきます。ママはずっとママですが、赤ちゃんは、ずっと赤ちゃんではないのですよね。
今、傍にある幸せをいつでも感じていたいと思いますし、日々育児を頑張っているママ達にも感じていて欲しいと思います。幸せはこんなにも近くにあります。今日も可愛くて愛おしい寝顔が、多くのママを癒やしてくれますように。