1人で子どもをお風呂に入れるママ、どうやっているの?
子どもを1人でお風呂に入れるのは大変ですよね。今までは1人でゆっくり入れていたのでお風呂はリラックスタイムだったかもしれませんが、子どもと2人で入るとなるとそうはいきません。
パパが手伝ってくれれば良いですが、仕事があると1人でお風呂に入れることもあるはず…そんなママから1人でお風呂に入れる方法について、妊娠中・子育て・妊活の女性向けアプリ「ママリ」に質問が投稿されました。
1人でお風呂に入れるときの注意点
ママが1人で赤ちゃんをお風呂に入れる際には、安全面などからも注意したい点がありますので、これから紹介するポイントをチェックしてくださいね。
事前準備が大切
子どもと一緒にお風呂へ入る前に、お風呂を出てから使うものを事前に準備しておきましょう。肌着やパジャマ、おむつや綿棒などもあるとよいですね。
赤ちゃんのお風呂の適温は?
赤ちゃんをお風呂に入れる場合は、お湯の温度にも注意が必要。
皮膚が薄く体も小さい赤ちゃんはお風呂でのぼせやすいので、熱いお湯は危険ですし、温度が低すぎると風邪を引くこともあるので、ちょうどいい温度をキープするようにしましょう。
目安としては、夏は38度、冬は40度くらいが最適な温度と言われているので、大人が入るお風呂よりもぬるめになります。また、お湯から上がった後に体が冷えないよう、脱衣所の温度も寒くないように気をつけてください。
事故・けがに気をつける
浴室ではお湯を張った浴槽に子どもが沈んで溺れてしまうという危険な事故の可能性もあります。
また、浴室はすべりやすく、浴槽以外にも頭をぶつけると危険なカドがあり、シャンプーや洗剤など赤ちゃんにとって危険なものが少なくないので、お風呂に入れるときには目を離さないようにしましょう。
なるべく赤ちゃんが届く範囲に危険なものを置かないようにし、浴槽のフタは必ず閉めておくなど、転倒や落下事故などに気をつけるようにしてください。
- 消費者庁「御家庭内での子どもの溺水事故に御注意ください!-入浴後はお風呂の水を抜く、ベビーゲートを設置するなどの対策を-」(https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_052/,2023年2月20日最終閲覧)
赤ちゃんの入浴時間はトータル15分以内で
赤ちゃんは体が小さくのぼせやすいので、お風呂に入れる時間にも注意が必要です。
一般的に、赤ちゃんを湯舟に浸からせる時間は5分以内、体を洗う時間を含めても15分以内には入浴を終わらせるのがいいとされています。
ママが1人で赤ちゃんをお風呂に入れる際は、自分の髪や体を洗うのに時間がかかってしまいますし、ゆっくり湯船に浸かってもいられないですよね。そんなときは赤ちゃんを湯船に入れっぱなしにせず、ママは後から入りなおすことなども検討してみてください。
保湿はしっかりと行う
赤ちゃんの皮膚は薄くて繊細なので、お風呂から上がってそのままにしていると乾燥して肌トラブルを起こしてしまうこともあります。お風呂から上がったら、すぐに赤ちゃんの肌に保湿をしてあげましょう。
保湿剤は赤ちゃんにも使えるものを選び、湿しんなどがある場合は病院で診察を受けて、子どもに適したものを処方してもらうようにしてください。
三つのタイプから自分に合うお風呂の入れ方を選ぼう
子どもを1人でお風呂に入れる方法は大きく三つのタイプに分けられます。子どもには脱衣所で待ってもらう、浴室で待ってもらう、ママは別で1人で入る…自分に合うお風呂に入れる方法を見つけてくださいね。
1:子どもには脱衣所で待ってもらうタイプ
ママが先に入って子どもは脱衣所で待ってもらう方法です。脱衣所に寝かせておくときはタオルを敷いたり椅子を置いておいたりすると良いですね。
タオルケットを敷いて寝かせておく
扉を開けたままママが先に洗う
脱衣所にベビーラックを持ってくる
子どもを脱衣所で待たせておくときは、ママはささっと洗ってしまいましょう。扉を開けたままにしておけばお互いの顔が見られて安心できますね。
2:子どもには浴室内で待ってもらうタイプ
ママと子どもが一緒にお風呂に入り、ママが洗っている間は浴室内で子どもに待っていてもらう方法です。1人で座れる月齢になってから実践しているママが多いですね。
バスチェアに座らせておく
ベビーチェアを使って一緒に入る
立ったまま待ってもらう
浴室内でママが洗っている間、子どもには待ってもらうというものも良いですね。1人で座ったり立ったりできる子どもであれば、遊びながら待たせておくこともできます。
3:ママは1人でお風呂に入るタイプ
子どもだけのお風呂を済ませて、ママは1人でお風呂に入る方法です。バタバタしてしまうお風呂も1人ならしっかり入れますね。子どもが寝ているときに入るママが多いようですね。
子どもと一緒に入った後ママだけもう1回入る
子どもがお昼寝中に1人で入る
子どもを寝かしつけた後に入る
子どもと2人でお風呂に入るとどうしても急いでしまい、子ども重視になりがちです。ゆっくり湯船につかりたいママは別で入るというのもよい手段かもしれませんね。
お風呂を上がってからは子どもを先に着替えさせる
お風呂を上がってからはママより先に子どもの着替えを済ませるというママが多くいました。
子どもをバスタオルでくるんでママはバスローブ
ママはラップタオルを巻いて、顔はシートパック
寝返りもズリバイもするのに、眠たさもありこの時は寝転がったままです(笑)
その間にプールで着るタオルを巻くやつ(てるてる坊主みたいになるやつです)を巻いて、頭もタオルを巻いて、顔の保湿だけは!と思ってシートパックだけ貼ってます
リビングに連れてって、子供の服を着せてます。
バスタオルで包んだ子どもをリビングで着替えさせる
バスタオルに包まれた子供をリビングに連れていき拭いたり着替えさせたりして完了です⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
準備から終わりまで大体30分くらいです🤗
肌着を着せて授乳後にママは着替える
お風呂を出た後どのような順番で進めるかはママによって違いますが、バスローブなどの便利グッズがあると良いですね。
1人でお風呂の心強い味方!おすすめグッズ紹介
ママが1人で子どもをお風呂に入れる際に困ることがあるようでしたら、心強い味方になってくれるグッズも活用してみてください。
アップリカ はじめてのお風呂から使えるバスチェア
アップリカの「はじめてのお風呂から使えるバスチェア」は、その名の通り産まれてすぐの赤ちゃんも使えるバスチェアで、フルリクライニングでき、赤ちゃんを寝かせた状態でお風呂に入れることができます。
首がすわったらリクライニングを起こして座らせ、しっかり固定させてガードを付けたまま安全に体を洗うことも可能です。
リッチェル ひんやりしない おふろマット
リッチェルの「ひんやりしない おふろマット」は、保温性のある発泡素材のバスマットで、温かくてソフトな肌触りが特徴。
おしり部分にお湯を張って、さらに温かく過ごさせることができます。
赤ちゃんの体にフィットする立体形状で、いろいろな使い方ができます。細かいパーツなどがなくシンプルな形状なので、お手入れしやすいのもうれしいですね。
ベビービョルン バウンサー ブリスエアー メッシュ
ベビービョルンの「バウンサー ブリスエアー メッシュ」は、通気性のいいメッシュ素材で、赤ちゃんを一時的に座らせておくのにぴったりのアイテム。お風呂のときだけでなく、料理中や食事中などにも使えて、家事や育児がぐっと楽になります。
カバーを外して丸洗いできるので、お風呂できれいになった赤ちゃんを座らせるときにも、清潔さを維持できますよ。
SweetMommy オーガニックコットンバスポンチョ
SweetMommyの「オーガニックコットンバスポンチョ」は、お風呂に入れた赤ちゃんをタオルで拭かずにそのままサッと包めるバスポンチョ。ポンポンつきでシンプルながらおしゃれなデザインです。
オーガニックコットン100%の素材で、吸水性がよく素肌に優しいので皮膚の弱い赤ちゃんにも安心感がありますよね。大判サイズなので、新生児から幼児期まで長く使えますよ。
ベルメゾン ママバスローブ前開きタイプ
ベルメゾンの「ママバスローブ前開きタイプ」は、吸水性の高い肉厚なマイクロファイバー素材でできていて、お風呂上りにサッと着るだけで水分を吸収してくれるアイテムです。
羽織りやすい前開きタイプで、スナップボタンなのでとめるのも簡単。ベビー用とママサイズがあるので、親子でおそろいにできますよ。
ベビー用はフード付きなので、お風呂上りに湯冷めするのを防いでくれます。
ピジョン ベビーミルクローション うるおいプラス
ピジョンの「ベビーミルクローション うるおいプラス」は、赤ちゃんの肌に不足しがちなうるおい成分を配合したベビーミルクローションです。
赤ちゃんの肌に近い弱酸性で、無添加のシンプル処方なので、産まれたその日から使えるやさしい使い心地。
300g入りはポンプタイプでお風呂上りにも使いやすく、赤ちゃんだけでなく家族みんなに使える保湿剤です。
マイサニールームボタニカルズ ディープモイスチャー クリーム
マイサニールームボタニカルズ の「ディープモイスチャー クリーム」は、肌バリア機能を強化する植物由来成分と、「保湿の王様」と呼ばれるシアバターを配合したクリームで、肌にうるおいを蓄える肌バリア機能を整えてくれます。
高保湿・低刺激性で新生児の赤ちゃんの顔や全身に使うことができ、ママのハンドクリームとしても使えます。
ローションと重ね使いすると、保湿力と持続力をさらに高めることができます。
無理なく1人で子どもをお風呂に入れよう
赤ちゃんをお風呂に入れる際には、危険な事故につながる可能性もあるので、赤ちゃんの体調や肌の状態、お湯の温度や脱衣所の環境など、さまざまなことに注意する必要があります。
特にママがワンオペでお風呂に入れてあげる場合は、お風呂に入れる前の準備から入浴時間、お風呂から上がった後のケアまで一人でやらないといけないので、大変な作業になるでしょう。
先輩ママのアドバイスや便利なアイテムなども活用して、無理なく安全にお風呂に入れてあげてくださいね。