「ご飯を食べる」始めの一歩はストローマグから
育児グッズは子供の成長に合わせて買いそろえていくものが多くあります。マグもそんな育児グッズの一つ。乳首つきのマグにはじまり、スパウトと呼ばれるリコーダーの口に似た形の吸い飲みマグや、ストローマグに一般的なコップ状のものまで、いろいろな形状のものがあります。
これから本格的な夏が始まると、子供に水分を積極的に与え、熱中症や脱水症状になるのを防ぐ必要があります。その際、子供がストロー飲みやコップ飲みができるとママはとても楽ですよね。
普段は母乳を与えていても、外ではおいそれと飲ませることができません。こういうとき、お茶やお水を手軽に飲ませられるストローマグがあればママ自身も気持ちが楽になりますよ。
今は機能的な商品ばかりのストローマグ
本格的な夏に向けて、ストロートレーニングを始めたいと考えるママも増えているのではないでしょうか。
昔と違い、今はママや子供がストレスなく使えるストローマグがたくさん販売されています。機能だけでなく、デザインもバリエーション豊富でファッション性が高いものばかり。どれを選ぶか迷ってしまうほど、さまざまな商品が展開されています。
15年前はペットボトル持ち歩きが主流でした
15年位前は、持ち歩きができるようマグにケースがついているものがやっと出始めた頃なのですが、気圧の関係でストロー口から中身が逆流し、パッキンがついているのに漏れてしまうというようなデメリットが多く、やがて持ち歩かなくなったという記憶があります。
それに、ストロー口がすぐ汚れてしまって洗えないというイライラもありました。
さらに、ペットボトル専用ストローが販売され始めた頃だったため、ストローマグは使わずペットボトルにストローを入れて飲ませていた記憶があります。ママバッグの中には、いつもペットボトル用ストローが入っていました。
ママ必見!いつも持ち歩きたいストローマグ8選
今回は、今買うならこれ!とおすすめできるストローマグを8つピックアップしてご紹介いたします。
「子供に準備したいけれど何を買ったら良いのかわからない」と悩むママ、要チェックですよ。
1.大好きなワンワン・うーたんとおでかけ
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1歳未満の子供でも両手でしっかり持つことができ、自分で飲める喜びを味わうことができるストローマグです。ハンドル部分は折りたたむことができるから、持ち運びにもかさばりません。
ステンレス製で常温は常温のまま、冷たいものは冷たいまま持ち運べるのもメリットの一つ。容量240mlなので、お散歩や公園でたっぷりお遊びの時にもしっかり水分補給ができる量ですね。
取っ手が付いていて折りたためるのでがさばらないし、ちょうど良いサイズです。重たくないので持ち運びもラクです。本人もお気に入りです。 ※1
プラスチックマグよりは重いですが、11ヶ月のあかちゃんでもちゃんと持って飲むことができました。
洗うのも分解して隅々まであらえてよかったとに思います ※2
水筒の重さは若干気になるところですが、両手ハンドルを「握って持つ」行為ができるため、1歳未満の子供でも自分で持って飲めるようです。分解して洗えるところはママにとってもうれしいポイントでしょう。
ハンドルが折りたためるから、ママバッグの中でもかさばらないのが良いですね。
2.軽さを求めるなら、このストローマグ
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新素材「トライタン」を採用した軽量型ボトル。スタイリッシュなデザインでキャラクターテイストが苦手なママも納得できるはず。
中身が見えるから、子供が飲んだ量もチェックできます。容量は320ml。ママの水分補給にもおすすめです。
ハンドルは外せますので、携帯ボトルとして長く使えます。
「トライタン」とは?
アメリカにある「イーストマン(Eastman社)」が開発した新しい樹脂素材です。ビスフェノールなどの有害物質を含まない素材として医療資材等にも採用されています。衝撃に耐え、食器洗浄機も利用できるので、衛生的に使いたいベビーグッズに最適な素材です。
あらいやすいですし、パーツも少ないので楽です。買って良かったです ※3
320mlと大容量なので、お茶を沢山飲むうちの子にはぴったりです。
中身が漏れるというレビューもありましたが、子供が逆さまにして振り回したり、逆さまで床に放置した時に滴る程度で、蓋を閉めている時は今のところ一切漏れません。 ※4
分解するパーツが少ないのは、ママにとっても便利な点です。またたっぷり入るところは、夏場に何度も繰り返されるであろう「お水ちょうだい」攻撃を避けるために使えるかもしれません。
軽い素材でできているので、手に力が入りにくい小さな子供でも、しっかり持って飲むことができます。
- イーストマン「Tritan 安全 | 安全特性」(http://ja.eastman.com/Markets/Tritan_Safe/Pages/Attributes.aspx,2017年7月10日最終閲覧)
3.お家でスタバ風に楽しむなら、このストローカップがおすすめ
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蓋つきカップにストローがさせる仕様となっています。テイクアウトドリンクっぽくジュースを入れて子供に手渡せば、お店やさんごっこのように楽しくストロートレーニングができるかもしれません。
ふたを閉めると密閉できるところがママにとってはうれしいメリット。すぐにこぼれないのが良いですね。
カラフルなカップにアンパンマンのイラストつきだから、ストロー飲みに苦戦する子供にも「ストローで飲みたい!」と思ってもらえるかも。
ストローは使い捨ての物を使用しているのですごーくラクです。
牛乳、ジュース等入れてもキレイに洗えるしこぼさず飲めるので本当に便利です。 ※5
転倒させてもすぐ起こせばこぼれないし蓋をしっかりしめていれば遊んでて机から落とされても大丈夫だったのでもっと早く買っておけばよかったと思いました。 ※6
ふたつきのカップは「こぼれやすい」というイメージがありますが、レビューを見ると「こぼれにくい」「こぼさず飲める」という評価が多く見られました。ふたをしっかり閉めることで、うっかり倒してもこぼれないという点は、ママのストレスも減ることでしょう。
4.まだねんね期だけど、将来性を考えたい方はこちら
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今はまだ哺乳瓶を使っているけれど、将来的にストロー飲みやコップ飲みに自然に移して行けたら…と思っているママにおすすめできるセットです。
こちらの商品は子供が持ちやすいよう考え抜かれたデザイン。ボトルはそのままで、成長に合わせてヘッドを交換する事ができるのが便利です。煮沸消毒等ができるので、いつでも清潔に使えます。
セットで売ってるので買い足しが無く使いまわしてます。
洗うときの分解が少し面倒ですがまぁ致し方ないかと。 ※7
これまで数々のストローマグ系を購入しましたが、手入れのしやすさはまぁまぁといったところ。5ヶ月の息子も上手に自分で持って飲めます。今の所漏れることもありません。 ※8
パーツ数が多いのでしょうか、多少手入れが面倒という声が見られました。
けれど、セットで購入することで、子供の成長に合わせて飲ませ方をフレキシブルに変えていけるので、自然にストロー飲みができるようになることでしょう。
5.サーモスだったら、品質も安心できますね
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ミニーマウスのかわいいイラストが入った魔法瓶方式のストローマグ。ぬるくなりすぎないかから、ママも安心ですね。
水筒メーカーでおなじみのサーモス製だから、品質も抜群。洗いやすさも定評があります。
開けやすく飲みやすい。
持つところがあるので子供が自分で持って飲めて良い。 ※9
子供がストロー触ったり引っ張ったりしても、ストローが本体から抜けることもなく、ワンタッチで上蓋の開閉も出来るので、とても気に入って使用しています。 ※10
ふたがワンタッチで開けられるから、2~3歳児であれば、練習次第ですぐに自分で使いこなせるようになるかもしれませんね。
ストローパーツをなくしてしまうと次に飲ませることができなくなってしまうので、ストローが抜けにくいというポイントは、いたずら好きの子供を持つママのチェックポイントです。
6.持ち手のないサーモスのマグなら長く使えます
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持ち手がついていると使用期間が限られてしまったり、持ち運びに若干かさばってしまったり、という難点があります。
その点こちらのマグなら、両手で包み込むように持てば1歳前後の子供でもしっかり持てます。ストロー卒業後の飲み口持もついているので、長く使えますよ。
当たり前のことですがステンレス製なので多少重いです。それ以上に息子の飲みっぷりがよくて!(笑)
おすすめの逸品です。 ※11
麦茶を冷たいまま飲めるので、暑い季節にピッタリです。部品も細かく分解でき洗浄できるので清潔に保てます。
落としても下部分がシリコンになっているので、傷もつかずいい感じです ※12
「若干の重さ」は気になる所ですが、冷たいものを冷たいまま持ち運べるのは暑い時期、子供にとってもうれしいポイントです。
注目すべきは、底の部位にシリコンが使われていること。3~4歳を過ぎると水筒を落とす頻度が高くなり、傷がつきやすくなりますが、これだったら水筒本体の傷やへこみを防ぐことができて長持ちさせることができます。
7.ロングセラー商品を選ぶなら、ピジョンのマグマグ
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超ロングセラーブランドの「マグマグ」。先輩ママからおすすめされた事があるかもしれませんね。
カップが透明なので、ベビーがどの位飲んだか分かりやすいところも魅力。ストロー以外はレンジ消毒ができるスグレモノです。スライド式のふたなので、かさばりにくいところも良いですね。
たまに漏れることもありますが持ち歩き用に重宝しています!分解して洗える点もいいです ※13
前のよりも、お手入れし易くなった様に思います。
飲んでいる途中とかに、ストローを下に向けて置くとこぼれますが、蓋をキチンとしていたら、持ち運びの時にはこぼれません。 ※14
やはり、ロングセラーで改良を重ねて常にベストな状態で販売しているので、使い勝手がよいという声が多くありました。
お手入れしやすい、という点は清潔な状態を心がけたいというママであれば要チェックポイントですね。
8.安くて便利!哺乳瓶からの移行にもぴったり
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たっぷり大容量の330mlボトル。哺乳瓶と形が似ているので、コップを嫌がるお子さんでも受け入れやすい形です。シンプルなデザインだから、ママもおしゃれに持ち歩けるところがうれしいですね。
ストローボトル商品の中では安価な部類。洗い替え・買い替え等がこまめにできるので、いつでも清潔に使いたい方におすすめです。
私は取っ手を外して使用しました。見た目は大人が使用してもいい感じで、細いのでペットボトルの袋にも入ります。買った当時2歳だった子供も飲んでいました。 ※15
もっと早くから買えばよかったかも。使い易いです。
小さい子だと、ちょっと長さがあり持ちにくいかも知れない。 ※16
水筒の長さがあるため、月齢が低い子供の場合若干持たせにくさがあるということがレビューから分かりました。哺乳瓶でも、240ml程度の量なので、持たせる場合には、子供の体とのバランスを見ながらの方がよさそうですね。
使いやすさに関しては、レビューの多くで支持を得ていました。
番外編:おうちでならこれも使い勝手が良さそう
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お手持ちのコップにかぶせるだけでストローマグに早変わりする一品。ストローを中心に差すだけで、ベビーのためのストローマグとして使えます。
新しくストローマグを買い足したくないという方は、まずこれを試してみることをおすすめします。持ち運びもできるので、出先でもささっと使えるメリットがあります。
4歳になるうちの子は毎晩ベッド脇に麦茶を入れたコップを置くのですが、これとっても便利です。 ※17
・部品がないため、洗うのが究極に楽です。ストローは使い捨てだし、これ以上に楽なものはないでしょう。
・収納場所を取りません。
・たいていの子ども用コップにはまります。持ち手があっても付けられます。 ※18
たいていの子供用コップに使える・持ち手があるコップにも使える、という点は大きなチェックポイントです。
丈の短い子供用ストローを合わせて準備することで、「忙しい時間帯に子供に飲み物をこぼされてイライラする問題」を解決することができるかもしれません。
ストローマグが漏れやすい問題について
レビューなどでいくつか声が上がっていた「ストローマグが漏れやすい」という問題。ストローマグを使うにあたって、実際に直面したことのあるママもいるのではないでしょうか。
ストローからの飛び出しは、外気によって水筒内の水が温められたことで膨張し、内圧が高まることでストローから液体が吹き出るという科学分野の問題が起因しています。
また、パッキンがきちんとセットされていない、ボトルキャップがきちんと閉められていないというところからも漏れが生じます。
ストローからの液体飛び出しやパッキン部からの漏れの状況はプラスチック製のストローマグに多く見られるので、液体を入れたまま長時間放置しないというような対策が必要ですね。
また、汚れがたまったままになると液体が漏れやすくなることも考えられます。品質表示の通りに洗浄し、きちんと乾かしてからセットすることも「漏れ対策」につながります。分解しやすいもの・洗いやすいものもストローマグ選びの選択肢に入れておきましょう。
- サーモス「お客様サポート ストロータイプ・ベビー用マグ(保冷・冷飲料専用)」(http://www.thermos.jp/support/straw.html,2017年7月10日最終閲覧)
- ピジョン「マグマグ | お客様サポート」(https://support.pigeon.co.jp/category/print-26.html,2017年7月10日最終閲覧)
熱中症予防に、ストローマグを携帯しましょう。
離乳前の子供でもお茶やお水が飲めるようになると、水分補給をしやすくなります。脱水症状を起こさないためにも、ストロートレーニングを始めて気軽にお茶やお水が飲めるように慣らしていけると良いですね。
現在は、たくさんのストローマグやストローつき水筒が販売されています。使いやすさ、洗いやすさを考えつつ、TPOに合わせて使い分けていくことをおすすめします。お家にいる時はプラスチック製のマグ、おでかけの時は魔法瓶タイプの水筒タイプ、という具合に分けてチョイスすると「おでかけ先で水筒の中身が漏れる問題」も解決できます。
子供も、ママと一緒のお散歩やおでかけが、ストローマグでより楽しくなりますよ。