補助便座を使う期間はいつからいつまで?
補助便座を使う期間は特には定められていませんが、目安としておしっこの間隔が2時間以上あく、一人で上手に歩ける、自分から「おしっこ」と伝えられる、この3つがそろうといよいよ本格的にトイレトレーニングが始まり、補助便座の出番がやってきます。
また、補助便座はいつまで使っていいものかも気になるところですが、こどもの成長はひとそれぞれ、3歳くらいで補助便座を卒業する子から、トイレを怖がらなくなる5歳くらいまで使用している子もいるといいます。体格には個人差があるかと思うので、こどもの成長に合わせて上手に使う事が大切です。ただし、製品によっては補助便座の耐荷重が定められているのでお気をつけくださいね!
- とみもと小児科クリニック「トイレットトレーニング」(https://tomimoto.jp/トイレットトレーニング,2020年10月12日最終閲覧)
補助便座の使い方
大人用便座そのままだと小さなこどもが座るには大きくて落ちてしまう危険性、更にはトイレトレーニングの大敵「恐怖心」が生まれてしまう可能性もあります。
補助便座の使い方はとても簡単、基本的に大人用便座の上にポンと置くだけです。お家のトイレサイズにあった補助便座を選ぶことも重要ですが、製品によっては便座にフィットするよう調節できる固定バーが付いている事も。
排せつ後は乾いた布やトイレクリーナー等でふきとり、清潔に保つことが大切です。丸洗いできるタイプもあるので、衛生面においてママも安心ですね。補助便座の力を借りて、お家のトイレをこども専用サイズへ!怖がらずに安心してトイレに行けるよう補助便座をうまく利用してください。
踏み台は必要?
便座はおしっこが飛ばないように出っ張りがあるものが必須です。無いものを使ったら見事に飛び散りました💦うちはアンパンマン使っています。
踏み台はトイレ完了するまでは使ってました!
足が付くような台を用意したらうんちできました!
背が低い息子は市販の台だと足が付かないと思ったのでセリアで発泡スチロールのブロックを買って重ねて両サイドにくっ付けてました😂
自分でトイレに登ることが出来て
うんちも出来て良かったです!
大人がする時も特に邪魔には感じませんでしたよ!
補助便座と一緒に購入するか悩ましい踏み台ですが、子どもだけでも昇り降りがしやすい、足元が安定するという理由で購入をするママもいるようです。
小柄な子どもの場合は、市販の踏み台を置いても足がしっかりとつかないことも。発泡スチロールのブロックを重ねて調整しながら使用するのもよいアイデアですね。
木製のしっかりとした踏み台からプラスチック製の軽いタイプのものなど、さまざまな種類があるため好みで選ぶとよいでしょう。
補助便座にはどんなタイプがある?
補助便座は形状、デザイン、機能性など各メーカーでさまざまなタイプが販売されています。
補助便座の形状は大きく分けて、O型とU型、折り畳み式に分類されており、キャラクターデザインのものや音が出るタイプ、ステップ付きのものなど製品によって特徴があります。それぞれのメリットデメリットを理解した上で、子どもの成長に見合った補助便座選びをすることをおすすめします。
O型の補助便座のメリット・デメリット
O型の補助便座の中には、前に持ち手がついておりまたいで使用するものと、両端に持ち手がついているもの及び便座のみでまたがずに座った状態で使用できる洋式タイプがあります。
持ち手が前にあるものについては、座った時の安心感・安定感が高まる反面、服を完全に脱いでからまたがなければならないデメリットがあります。製品によっては持ち手が外せる2wayタイプもあるので、柔軟に対応することができますよ。
両端に持ち手があるタイプ及び便座のみの洋式タイプだと、またがないため服を脱がなくても良いメリットがある反面、前につかまるところがないため、座ったとき不安定で慣れるまでに時間がかかる可能性があります。また、両端の持ち手をつかむにはバランスやつかむ力も必要です。
U型の補助便座のメリット・デメリット
U型の補助便座はO型と違って後ろの部分があいているため、お尻がふきやすいのが特徴でありメリットです。
デメリットは、現在販売されているU型補助便座には持ち手がついていないため、最初のうちは子どもが怖がってしまう可能性もあります。
しかし、持ち手がない分小さなトイレスペースでもコンパクトに収納ができ、隙間(すきま)やおうとつが少ないためお手入れが楽なところがうれしいポイントです。
機能性・デザイン性が高い補助便座も
機能性・デザイン性に優れた補助便座もあります。ステップ付きの補助便座は、自力で便座まで昇れるため、トイレのたびに抱っこして便座に座らせる必要がありません。自分でやりたい気持ちを支えてあげることで、トイレトレーニングのやる気アップにもつなげられそうですね。
また、足をステップにつけられるため、踏ん張るときに力を入れやすいというメリットも。しかし、まだ小さいうちはステップの昇降には少し不安が残るため、注意深く見ててあげることが大切です。
子どもに大人気のアンパンマンやトーマスなどのキャラクターデザインは、トイレに行くのが楽しみでトイトレが進むかもしれませんね。
補助便座の収納方法は?
補助便座はトイレに行くたびに子どもの肌に触れるため、床に置いたままだと衛生面が気になるという方がいるでしょう。そのようなときは、フックを使用して壁がけ収納するのが場所を最小限に抑えることができるためおすすめです。
また、さまざまなメーカーから販売されている補助便座スタンドは、床にも壁にも触れることなく補助便座を保管できる安心感があります。
小さなスペースに置いても気にならないスマートなものから、補助便座と一緒にクリーナーやトイレットぺーパーなどが一気に収納ができるものまで種類豊富ですよ。
- リッチェル「補助便座スタンド」(https://www.richell.co.jp/shop/baby/detail/041680,2020年10月15日最終閲覧)
- 千趣会「補助便座が収納できるトイレラック」(https://www.bellemaison.jp/ep/srvlt/EPFB00/EPFB0005/dProdDtlShow?BELN_SHOP_KBN=100&KAT_BTGO=F05016_441_2013_MM,2020年10月15日最終閲覧)
これがあれば安心!人気の補助便座5選
補助便座をタイプ別に徹底解説してきましたが、やはり気になるのはみんなに人気の補助便座!早速、おすすめ製品を5つご紹介していきます。
1.アガツマ「アンパンマン3way補助便座」
子どもに大人気のアンパンマンがデザインされている補助便座。ボタンを押すとメロディや流水音、アンパンマンのおしゃべりを鳴らすことができます。
年齢に合わせて3通りの使い方ができるので、長く愛用できます。固定具兼転倒防止具はゴム付きなので、大人用便座にしっかりセット可能。トイレトレーニングのコツが記載されているガイドも付属していますよ。
2.ベビービョルン「トイレトレーニングシート」
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ベビービョルンのトイレトレーニングシートは、軽量で子どもでも取り付けができる補助便座です。
便座部分の調節が可能なため、どのような便座でも使用できるのがうれしいポイント。スタイリッシュなデザインは、コンパクトかつ壁に掛けられるようハンドル付きのため、収納にも困りません。
3.リッチェル「ソフト補助便座」
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リッチェルのソフト補助便座は、シンプルなデザインで丸洗いできるのがうれしいポイントです。おうとつのない形のため、便器への取り付けやお手入れが簡単にできます。清潔に使用できるのがありがたいですね。
U型設計のため子どものおしりが拭きやすく、補助便座自体が大きめなので体の大きな子でもゆったりと快適に座れますよ。別売りで補助便座スタンドもあります。
4.リッチェル「ポッティス補助便座K」
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リッチェルのポッティス補助便座Kは、見た目はシンプルだけど機能充実の商品です。両端の持ち手と背もたれで座った時安定感があり、子どもも安心して座れます。
グリップ式の持ち手は握りやすくいきむときに大活躍。成長に合わせて持ち手を外すこともできるので、大人用の便座へとスムーズに移行することができますよ。
5.コンビ「 ベビーレーベル おまるでステップ」
こちらの商品は、まずはおまるとして使用できる商品です。成長段階に合わせて補助便座へと機能を変化させることができます。
補助便座に慣れるまでは取っ手をしっかりつかむことでいきむことができますね。取っ手は取り外しが可能です。また、付属品としてパイル地の便座カバーもついてきますよ。
補助便座を使ってトイトレをスムーズに!
さまざまな補助便座をご紹介しましたがいかがでしたか。子どもによってトイトレの進み具合は異なりますが、できるだけ楽しみながらトイレトレーニングが進めたいものです。
補助便座はトイトレに必須といっても過言ではないアイテムです。わが子にぴったりの補助便座を見つけてみてはいかがでしょうか。お気に入りの補助便座が見つかると、トイレに行くことが楽しくなってトイトレも一気に進みそうですね。