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補助便座を使ってトイレトレーニングを始めよう!
まず、トイレトレーニングを始める時期ですが、子どもが1人で歩けるようになって、おしっこの間隔が2時間程度あくころ。2歳くらいからがちょうど良いようです。
1人で歩けるようになったらトイレを見せてあげて、場所を教えてあげましょう。1歳半ごろからたまに補助便座に座らせてみて、タイミングよくおしっこが出たらたくさん褒めてあげましょう。
体験を積んでおくと、いざトイレトレーニングを始めてからはスムーズになります。
- 厚生労働省「保育所保育指針解説」(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000202211.pdf,2021年5月13日最終閲覧)
- NHK「すくすく子育て情報」教えて!トイレトレーニング(https://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2020/825.html,2021年5月13日最終閲覧)
トイレトレーニングのポイントは?
では上手にトイレトレーニングを進めるために必要なポイントをしっかりと確認しておきましょう。
- 起床時やお昼寝あけなど、おしっこが出そうなときに誘ってみる
- おもらしでも「出た」と教えてくれたら褒める
- あまりしつこくトイレに誘いすぎない
- 気長に取り組む
- 成功したらたくさん褒める
いざ、トイレトレーニングを始めると、最初は子ども自身がトイレに興味を持って「スムーズに行きそう」と思えることもあるかもしれません。しかし日がたつと急にやる気が無くなってトイレに行くことを嫌がってしまうことも。
ママリにもトイレトレーニングに悩むママの声が集まっています。
なかなか進まないトイトレ、どうすればいい?
こっちも掃除が大変なのでオムツにしています。
ただオムツにおしっこするのがパンツバージョンになっただけで、事後報告ですが、家でもパンツの方がいいのでしょうか?😖
本人のやる気が出るまで待つべきですか?
可愛いお姉さんパンツは喜んで履くものの、おしっこが出て濡れても全然気にならないようでずっと履いたままです😭
起床後、寝る前はトイレに誘って便器に座るようにしていてその時はおしっこが出る時出ない時とあります。
シール作戦はうちの子にはダメみたいです😭
気長にやる気になるまで待つのが得策なのはわかっているのですが、友達の子からもうおむつ履いてないよ〜とか聞くと焦ってしまって、、、😭😭
トイレトレーニングはつい親の方も一生懸命になってしまうので、うまくいったりいかなかったりに一喜一憂してしまいますよね。
同じくらいの月齢の子がもうトイレで排泄できていると聞くとなおさら焦る気持ちが出てくる気持ちもすごくよくわかります。
何よりも「焦らない」ことが最大のポイントかも
そんな息子も、3才7ヶ月でようやくトイトレ完了しました😂長かった😂😂😂笑
(中略)
ほんと、こればっかりは、本人のやる気次第だし、親が頑張ってもお互いストレスなので、とりあえず入園までに取れればいい!大人になってもオムツ履き続ける人はいない!と思い続けて、心を無にするしかないです🙌笑
保育園では時々自分からトイレ行くーと行ってるみたいですが…😅
保育士さんにも言われましたが、無理強いしてトイレが嫌いになっても嫌ですし、本人がその気になるのを待つつもりです😊
大人になってもオムツの人はいないし…と割り切ってます🤣
このようにトイレトレーニングは前進後退の繰り返しです。ママやパパも心に余裕を持って、長くかかるのは当たり前という心構えが必要なのでしょうね。
焦ってしまいがちなトイレトレーニング。難しいとは思いますが、うまくいかなくてもイライラせず、周りの子とは比べずにのんびり見守ってあげたいですね。
- NHK「すくすく子育て情報」教えて!トイレトレーニング(https://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2020/825.html,2021年5月13日最終閲覧)
- 小平市「こだち」(https://mama.kodachi-kodaira.jp/2020/12/01/トイレトレーニング/,2021年5月13日最終閲覧)
- 浜松市「子育て情報サイト ぴっぴ」(https://www.hamamatsu-pippi.net/shiritai/ichioshi/interview/docs/2018070200075/,2021年5月13日最終閲覧)
補助便座の選び方と使い方をご紹介!
では、ここからは補助便座について見ていきましょう。正しく楽しく使うための注意点もあります。
補助便座の選び方
補助便座と言っても、いろいろな種類があります。
- おまるから補助便座に!2段階のトレーニング対応タイプ
- シンプルな座る部分だけのタイプ
- ハンドルが前に付いているタイプ
- ハンドルが両サイドに付いているタイプ
- 自分で座る事が出来る踏み台付タイプ
2段階トレーニング対応タイプとは、おまるとして使えてそのまま補助便座となるタイプです。
また、ハンドルが付いていないシンプルなものやハンドルが両サイドに付いていることで、足を広げずに座ることが出来て、子どもが座るのに嫌がらないような工夫がされているものもあります。
階段式の踏み台が付いているものや、オプションで購入できる箱型の踏み台もあります。
補助便座の使い方
タイプにより、使い方は様々です。おまるから使えるものは、トイレではなく、普段から目のつくリビングなどへ置くことができます。補助便座で足がぶらつくのがイヤ、という子にはおまるが使いやすいかもしれません。
逆にリビングなど人目のあるところではうまく排泄できないという子には、補助便座にプラスして便器の下に「踏み台」を用意すると足もつき、落ち着いて排泄ができることもあります。
補助便座やおまるを用意したら、排泄したそうなタイミングで声をかけて誘ってみましょう。無理強いせず、でなくても長時間座らせずに「またあとでこよう」と声をかけてあげてくださいね。
補助便座を使用する際の注意点
慣れてくると、自分で補助便座へ乗るようになりますよね。ママパパも必ずトイレについて行くということをしなくなっていく時期があると思います。できるようになってきた頃に安心していると、思わぬ事故に繋がることが多くあるのが子育てです。トイレというある程度狭い場所での転倒は危険なので注意したいですね。
子どもが補助便座をセットしたときにはきちんと装着できているか確認してあげましょう。ガタついていると子どもごと床に転落してしまう場合もあります。十分にチェックしてあげたいですね。
- 全国保育士会「”排泄”に関するQ&A」(http://www.z-hoikushikai.com/qa/haisetu.html,2021年5月13日最終閲覧)
- 東京都「乳幼児の身の回りの 製品事故防止ガイド 5」(https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/hiyarihat/documents/hiyari-12.pdf,2021年5月13日最終閲覧)
補助便座のおすすめ商品!
さて、子どもにはどのタイプが合っているのでしょうか?ママリにもいろいろな補助便座を使っているママの声が集まっています。今回は、これからご紹介するおすすめ商品を実際に使っている方の体験談も一緒に紹介します。
1.カラフルで楽しい!KARIBUの補助便座
1歳半頃から使用可能な補助便座。子どものお気に入りのカラーを選ぶと、トイトレの第1歩がスムーズになるかもしれませんね。
使うトイレの形をよく確認して購入するとよいでしょう。
2.大人気のアンパンマンの補助便座!
おしっこやうんち、という「トイレ」を意識しなくても子どもが自分から「座ってみたくなる」のがアンパンマンの補助便座。こちらは3WAYというだけあって、子どもの成長に合わせて使い方が変えられるのがとっても便利。
音楽が鳴ったり、トイレトレーニングを応援してくれるおしゃべりをしてくれたり、楽しいトイトレのスタートがきれそうですね。
利用者の声
アンパンマンの応援ボイスは子どもにとってはやはりうれしいようで、筆者の周りでもこのタイプの補助便座を使っていた子は、アンパンマンの応援を楽しみにしていました。
子ども自身に、トイレに座るのが怖い…という気持ちがあるならその気持ちを和らげてくれる存在になるはずです。
3.グリップが両側に!リッチェルの補助便座
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とにかくシンプルで使いやすいタイプの補助便座。グリップが両サイドにあるので、うんちで力むときも子ども自身で頑張ることができそうですよね。
前に取っ手がないので、ママパパが子どもを抱っこして上から座らせなくても、子ども自身が前から座れるのも「日々のこと」と考えると地味に嬉しいポイント。カラーバリエーションもあるので、トイレのインテリアに合わせたカラーを選べると良いですね。
利用者の声
リッチェルの補助便座はとにかく「子どもが座りやすい」「親が子どもを座らせやすい」のがポイントですよね。筆者も自分の子どものトイトレで使いましたが、親子ともども「スムーズに便座にたどり着ける」ことはありがたかったですね。
4.シンプルで可愛い!ベビーレーベルの補助便座
ベビー用品メーカー、コンビが販売している補助便座。こちらは前にグリップがあるタイプで、初めて補助便座を使う子もしっかりと取っ手をにぎることができますね。
価格的にもリーズナブルなので、トイレトレーニングの「お試し」として導入しても良いかもしれません。ただ自分でトイレができるようになると、座る際に前のグリップに引っかかる場合もあるようなので、自分で乗り降りできるようになったら、グリップは外してシンプルな補助便座にするのも良いかもしれませんね。
利用者の声
トイトレも進むと、自分で便座に補助便座を置いて使う子もいるようです。ここまでくるとママパパも一気にトイレのお世話が楽になりそうです。シンプルな作りだからこそ、子どもも間違えずに便座にセットできるのでしょうね。
5.ベビー用品で人気!ベビービョルンの補助便座
グリップもなく飾り気も最小限。とにかくシンプルにこだわった補助便座がベビービョルンのトイレットトレーナー。作りがシンプルなだけあって、いろいろなタイプの便座で使用できるよう調整できるのが最大の特徴です。旅行や帰省でお家のトイレが使えないときも、持ち運べば出先で使えるのがうれしいですね。
カラーバリエーションもあるので、お家のトイレの色に合わせて選ぶこともできます。シンプルですがその分、作りがしっかりしているので、子どもが安心して使えるのもうれしいポイント。ガタつきが無いようにストッパーが付いていることで、しっかり固定できるところもおすすめです。
利用者の声
ベビービョルンの補助便座は取っ手がないので、そのあたりで不安に思う人もいるようですが、年齢が進めば問題なくトイレができていくでしょう。上でご紹介したママのように、購入を考えている人はネットと実店舗で価格をチェックした方がよさそうですね。
補助便座選び、デザインor機能どっちを重視する?
補助便座にはたくさんの種類がありますね。カラフルなものやシンプルなもの、音が出るタイプなど、子どもの興味を惹くものも魅力的ですよね。トイレに楽しく行く、嫌がらずに座ってくれることも必要だと思います。
ただ、ママパパにとっては、掃除のしやすさなどの機能面も重視したいですよね。収納する場所も考えておく必要があるでしょう。子どもやママ、パパがなるべくストレスなく笑顔でトイレトレーニングできる商品を探してみてくださいね。