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おしりふきウォーマーは実際必要?
「おしりふきウォーマー」とは、おしりふきを温めるためのグッズ。寒い冬に冷たいおしりふきでお尻を拭かれると、冷たくて子どもがかわいそう…という発想から生まれた商品です。
ケースの中におしりふきをそのまま入れて温めたり、適温のお湯をおしりふきに吹き付けられるようになっていたりとさまざまなタイプがありますが、いずれも電池式かコンセント式で電源が入っていればいつでもおしりふきを快適な温度に調整できます。
おしりふきウォーマーをいつまで使うかは人により変わりますが、おむつ替えの回数が減る1歳くらいまで、時期的には3~4月ごろまで使うのが一般的。中には「おしりふきは冷たいから」と、夏でもおしりふきウォーマーを使うという方もいるようですよ。
おしりふきを温めるためのおしりふきウォーマー。あれば便利なグッズでしょうが、本当に必要なのでしょうか?先輩ママたちは買ってよかったと思っているのか体験談を見てみましょう。
先輩ママたちはおしりふきウォーマーを使っているの?
おしりふきウォーマーが絶対に必要かと言われると、絶対に必要なものではありませんよね。先輩ママたちからの声を見ても、必要なかったという意見が大多数でした。
おしりふきを温めたいときがあれば、布団の中に入れて保温したり、両手で挟んで温めたり、大きめのガーゼをぬるま湯で濡らして使ったりと、おしりふきウォーマーなしで温められる方法で代用している方が多く見られました。
ただし、中にはおしりふきのひんやり感が苦手な子どももいて、おしりふきウォーマーは必需品だと考えている先輩ママも…。
最初は気づけなかったのですが、ある日トイレに流せるお尻ふきを自分自身でも使ってみたら真冬だとビックリするくらい冷たくて…
お部屋に置いてあるおしり拭きも冷たいし、そりゃ嫌だよなって気づいてからはホットウォーマー買って使ってました
子どもによっては冷たいおしりふきを嫌がる場合もあるので、おしりふきウォーマーが必要かどうかは、お尻を拭いたときの子どもの反応によると思いますよ。
おしりふきウォーマーのメリット・デメリット
先輩ママたちの声を見ても、必要性が両極端に分かれるおしりふきウォーマー。そこで購入しようか迷っている方に向け、おしりふきウォーマーのメリットとデメリットをまとめて紹介しますね。
おしりふきウォーマーのメリット
- おしりふきの冷たさで子どもを驚かせずに済む
- 汚れ落ちが良くなる
おしりふきウォーマーのメリットは、温かいおしりふきを使うことで子どもが驚きにくくなることと、汚れ落ちが良くなること。確かに、温かい方が汚れを落としやすいので、お尻を衛生的に保てるかもしれません。
おしりふきウォーマーのデメリット
- すぐに冷える
- おしりふきが乾燥することがある
- 外出中に使うなら携帯用のおしりふきウォーマーが必要
せっかく温めたおしりふきがすぐに冷えてしまう、ずっと入れっぱなしにしておくとおしりふきが乾燥するという2点は大きなデメリット。
また、おしりふきウォーマーはコンセントタイプが主流なので、携帯できるタイプのおしりふきウォーマーでなければ、冬場でも外出中は冷たいおしりふきを使わなければなりません。
おしりふきウォーマーの選び方
メリット・デメリットを考慮した上で「購入したい」と思われる方は、次のようなポイントを押さえて使い勝手の良いおしりふきウォーマーを選んでくださいね。
目的にあった種類のおしりふきウォーマーを選ぶ
おしりふきウォーマーには主に3つの種類があるので、どのようにして使いたいかを決め、目的にあった製品を選ぶことがファーストステップです。
- おしりふきを温めるタイプ:市販のおしりふきを中に入れて温めたいときに
- 適温のお湯を作り出すタイプ:35~45℃のお湯をコットンやガーゼに吹き付けたいときに
- スプレータイプ:お湯をコットンやガーゼに吹き付けたり、お尻に直接かけたりしたいときに
おしりふきを温めるタイプが一般的ですが、おしりふきにちょうど良い温度のお湯がいつでも使えるようになるタイプもあるので、ご自身がどのように使いたいかにより選ぶ製品は変わります。
携帯タイプ・据え置きタイプのどちらにするか
おしりふきウォーマーの種類を選んだら、次は携帯タイプか据え置きタイプのどちらにするかを決めましょう。
携帯タイプはUSB充電式や電池式で、据え置きタイプはコード式です。外出中にも使うなら携帯タイプが便利ですが、自宅でしか使わないなら充電切れの心配がない据え置きタイプをおすすめします。
対応するおしりふきのサイズをチェックする
おしりふきを温めるタイプのおしりふきウォーマーを選ぶなら、普段使用しているおしりふきに対応するサイズかどうかもチェックしておきましょう。
大判のおしりふきや、プラスチック製の取り出し口がついたおしりふきに対応していない製品もあるので、対応するおしりふきの種類を事前にしっかりと確認してください。
機能性や使い勝手の良い製品を選ぶ
おむつ替えをスピーディーに済ませるには、使い勝手が良く機能性の高いおしりふきウォーマーがあると重宝します。片手で開けてスムーズにおしりふきを取り出せ、底上げ機能で最後の数枚までさっと取り出せるおしりふきウォーマーはママにとって大助かりなはず。
中にはLEDライトやミルク保温機能が搭載されている製品もあるので、付加機能も確認して使い勝手の良いものを選びましょう。
おすすめのおしりふきウォーマー
それではここからは、おすすめのおしりふきウォーマー8選を紹介していきますね。使い勝手の良いもの、携帯しやすいもの、価格が安いものなどさまざまな種類のおしりふきウォーマーをピックアップしたので、購入の際の参考にしてくださいね。
【コンビ】クイックウォーマー コンパクト
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蓋となる上部分から温めてくれるので、取り出し口に近いおしりふきを素早く温めてくれるというコンビの人気おしりふきウォーマー。片手で取り出せて、底上げ機能もついているので最後の1枚までスムーズに使えます。
シンプルながらかわいいデザインで、リビングに置いてもおしゃれな雰囲気なのもうれしいですね。
【DELUXEFOX】保温ポーチ
一般的なサイズのおしりふきがすっぽりと収まるサイズで、価格が手ごろなUSB充電式保温ポーチです。内蔵のヒーターでポーチ内を約40℃に保ってくれるのでおしりふきウォーマーとして最適。
哺乳瓶の保温ができるなど、おしりふきウォーマーの必要性がないときでもアイデア次第でさまざまな使いみちがありそうです。
【Bitatto】 携帯用 ウェットシートウォーマー
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とにかく荷物がかさばったり、家の中に物を増やすのが気になる…というママパパにおすすめなのが、こちら。ウェットティッシュ用のフタとして使うもので、上から5枚程度が温まる仕様です。
いつもおしりふきをそんなにたくさん使わないという方にもおすすめ。おしりふきウォーマーとしての役目を終えたら、一般的なウェットティッシュのウォーマーとしても使えます。
【PRINCE LIONHEART】おしりふきウォーマーwipes WARMER POP
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スタイリッシュなデザインが特徴的なおしりふきウォーマー。カラーはピンク・グリーン・グレーと3色そろっているので、インテリアや好みにあわせて選べるのでリビングにも溶け込むでしょう。
「EverFresh保温抗菌シート」が付属するので、雑菌などの増殖が抑えられて常に衛生を保てます。使い方はボタンを押すだけとワンタッチで、ライト付きなので深夜でも使いやすいおしりふきウォーマーです。
【PRINCE LIONHEART】携帯用おしりふきウォーマー コンパクトワイプスワーマー
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一つ前に紹介したものと同じく、「PRINCE LIONHEART」から販売されているおしりふきウォーマーですが、こちらの商品は圧倒的にコンパクトなことが特徴です。スタイリッシュなデザインとカラー展開はそのままで、厚み4.5cmと薄型になりました。
コンパクトながらおしりふきが約30枚収納可能。バッグにもすっぽりと入るサイズ感なので、帰省や旅行などの外出の際にも持ち出せるのがポイントです。
【HuBDIC】ポータブルおしりふきウォーマー ほかほかポーチ
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ポーチ型の携帯できるおしりふきウォーマーですが、ポイントはモバイルバッテリーにつなげるところ。長時間の外出でもバッテリー切れになってしまうことを防いでくれる優れものです。
また55℃と他のおしりふきウォーマーより保温温度が少し高いので、しっかりと温めたおしりふきを使いたいという方にもおすすめ。
ストラップつきでベビーカーやマザーズバッグに装着することもでき、モバイルバッテリー用のポケットもついているなど、かゆいところに手が届く仕様です。
【アカチャンホンポ】あったかいdeシュ!
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こちらはおしりふきウォーマーではなく、おしりふき洗浄器です。
おむつ替えのときにおしりふきではなく、お湯やしめらせたガーゼを使っているという方もいらっしゃいますよね?こちらの洗浄器は約90分で適度な温度になり、スイッチがオンになっている限りは継続的に保温してくれます。
消費電力も1か月で約120円と家計にやさしいのもうれしいですね。
【コンビ】お湯でコットンおしりふき
おしりふきウォーマーを多数販売するコンビですが、こちらの商品は本体に保温されたお湯を蓄えるタイプのもの。お湯は35~45℃と常に適温で、おしりふきにコットンやガーゼを使いたいという方におすすめです。
収納できるコットンの枚数は、大きめのもので約30枚、小さめであれば約60枚とたっぷり入ります。湯量を確認できる窓がついていたり、片手でコットンを濡らせたりと使い勝手の良さに配慮されている商品ですよ。
おしりふきウォーマーを使う際のポイント
おしりふきウォーマーにはさまざまなタイプがありますが、いずれも適温にするには時間がかかります。「使いたいのに温まっていない」ということがないように、使う時間にあわせて温め始めるようにしてくださいね。
時間のことを考えると「常にスイッチを入れておけば良いのでは?」と思いがちですが、ずっと保温し続けているとおしりふきが乾燥してしまうこともあります。
ウェットシートタイプのおしりふきを温めるタイプの商品では、なるべくずっと保温し続けることは避けたほうが良いでしょう。ただ袋に入れたまま温めるタイプだと乾燥しづらくなります。
また赤ちゃんがコードや加温部分に触れてしまわないように、安全な場所に置くことも忘れないでくださいね。
おしりふきウォーマーについての先輩ママの声
「本当に必要なの?」と言われることの多いおしりふきウォーマー。使うと便利だと感じられるものなのか、先輩ママたちの体験談から考えてみましょう。
汚れも落としやすいと夏でもおしりふきウォーマーを使っている方もいるようですね。確かに、冷たいおしりふきだとこびりついた汚れを落とせないこともあるので、さっと汚れを拭き取れる温かいおしりふきがあれば安心です。
ただ、おしりふきウォーマーの機能性のためか、使っているおしりふきの厚みなどのためか、おしりふきウォーマーから出した途端に冷えてしまって意味がない…というコメントも。
おしりふきウォーマーを使うなら、水分をたっぷりと含んだ厚手のおしりふきを使う方が、乾燥しにくく温かさが長持ちするかもしれません。
おしりふきウォーマーはあると便利なベビーグッズ
おしりふきウォーマーは絶対に必要かと言えばそうではありませんし、他のもので代用もできますが、あると便利だと感じられるベビーグッズです。
汚れ落ちの良さから夏でもおしりふきウォーマーを使っている方もいますし、コンビの安いタイプを一つ持っていれば「買ってよかった」と思えることもあると思います。ただし、おしりふきウォーマー内に雑菌が繁殖することもあるので、清潔を保ちながら使いましょう。
使い勝手の良いおしりふきウォーマーが見つかれば、ママにとっても子どもにとっても、おむつ替えがより快適になりそうですね。