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布おむつのお洗濯は大変?
紙おむつを使うママパパには「布おむつは洗濯が大変そう…」というイメージがある方もいるかと思います。確かに紙おむつはとても使い勝手が良いので、紙おむつと比較すると布おむつには手間がかかる部分はあるでしょう。
例えば、布おむつを使うには「おむつカバー」など必要なものをそろえたり、おむつ替えも紙おむつに比べ多少手間が多いかもしれません。他には何といっても布おむつは「使い捨て」ではないので、洗濯が必要です。
ただし、人にもよるかとは思いますが、布おむつの洗濯だって、洗濯機にお任せしてしまえば全然苦じゃない、そんな布おむつ派のママパパも実は多いようです。
紙おむつには紙おむつの、布おむつには布おむつのメリットデメリットがありますよね。どちらもある程度使えるようにしておくと、災害時など紙おむつが不足するときも安心かも。
一方、布おむつ派とはいえ、体調の悪い時などに使えるように紙おむつも1パックは買っておくと余裕をもって育児ができそうです。
布おむつに挑戦したいママパパは、赤ちゃんが小さい頃はやはりうんちの量も多く、また柔らかいうんちなので布おむつだと苦労もあるかも知れませんが、使い始めて2~3週間もすると慣れてきて、効率の良い洗い方が見つけられますよ。
布おむつのお洗濯で準備するものは?
布おむつを洗濯するときに準備するものを紹介します!特につけ置き用バケツは毎日ずっと使うものなので、便利に使えそうなものを探しておきましょう!
1.つけ置き用バケツ
布おむつをつけおきするバケツを用意しましょう。新生児の頃などミルクしか飲んでない頃は汚れもそれほどではありませんが、それでもつけおくことで、汚れが落ちやすくなります。
また、離乳食が始まると臭いがきつくなってきますので、なるべく蓋がついているものを選ぶと良いですよ。
2.洗濯板・洗濯石鹸
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洗濯用の固形石鹸はおむつのシミを落とすときに便利です。つけおきの場合は、汚れた部分に洗剤を直接つけておくとシミになりにくいことも。
洗濯板は100均などで売っているミニサイズで十分です。特に新生児の頃の柔らかいうんちの時には重宝するので布おむつを使いたい場合は「洗濯板と洗濯石鹸」は用意しておくと便利です。
3.洗濯ハンガー
赤ちゃんのおむつは1日でもそれなりに使うので、たくさんのおむつが一度に干せるハンガーを1つ準備しておくと便利です。
輪オムツを使う場合、使っている場合は、パラソルハンガーが便利なので布おむつの形状に合わせて便利に使えるハンガーを用意すると良いですよ。
4.洗濯ネット
おむつ以外ものも一緒に洗濯する際に、他の洗濯物との絡んだりすることが気になる方は洗濯ネットを用意するといいかも知れません。
洗濯ネットを用意してその中に入れ洗濯すると形がくしゃくしゃになることもなく、また洗濯中のほこりやゴミが洗濯物につきにくいのでとても便利です。
赤ちゃんのおむつについての記事をもっと読みたい方は、下記よりごらんください。
布おむつの洗い方
ここからは布おむつの上手なお洗濯方法をご紹介します。布おむつについては、ママリにも「どうやって洗うのかな」という質問が寄せられています。
布おむつと紙おむつ併用しています。
布おむつにおしっこしたときと、うんちしたときでは、洗濯するまでそれぞれ分けていますか?
私はバケツに水をはって、おしっこもうんちも少しすすいだ後でポンポンおむつをバケツに入れています。
そして次の日の朝、おむつだけで洗濯。
でも、ある程度おむつをきれいにすすいでおけば、他の洗濯と一緒にしてもいいかも⁉️と思うのですがそういう方いらっしゃいますか?
使い捨てができる紙おむつと違って、洗って何度も使える布おむつ。できればキレイに洗って清潔に何度も使いたいものですよね。
布おむつの洗濯は、洗濯の前におしっこやうんちの処理があります。それぞれで処理の方法が異なるので、場合に分けてご紹介します。
おしっこの場合
おしっこの場合はつけ置き用バケツに1度お湯か水を張り、サッと手洗いをしてすすぎます。その後、新しく水かお湯を張り、つけ置きをしましょう。サッと洗っておくことで、臭いがとれやすくなりますよ。
洗濯をするまでの間つけ置きしたらあとは洗濯機に洗濯をお任せしましょう。
手洗いに関してはママは他にもやることがいっぱいで時間がありませんよね。毎度毎度手洗いなんて難しいでしょうからそこはあまり無理しなくても大丈夫ですよ。
うんちの場合
うんちも柔らかい場合と硬い場合で洗い方が少し変わってくるのでご紹介する方法を参考にしてみてください。
柔らかいうんちの場合
新生児の頃やちょっと体調を崩した時などの柔らかいうんちの場合は、つけ置き用とは別のバケツに水を貼ってその中におむつを浸けておきます。そうすることで固形のうんちが取れてきます。
うんちが少し取れて来たらバケツの中の水はトイレに流しちゃいましょう。そのあとは石鹸などを使ってゴシゴシ手洗い。洗濯をするまでの間はつけ置き用のバケツに浸けておいてあとは洗濯機にお任せです。
硬いうんちの場合
布から簡単にはがれる程度の硬さのうんちは、うんちをトイレで落としましょう。その後、汚れている布おむつはバケツの中へ。おむつライナーを使用している場合はライナーごと燃えるゴミとして捨てましょう。つけ置き用とは別のバケツに水を入れ、おむつを振って汚れを落とします。
うんちがあまりおむつに付着していない場合は手洗いを省略してもOKですが、なるべくは手洗いをしてあげましょう。
以上の手順を済ませたらつけ置きしておきましょう。つけ置きが終わればあとは洗濯機にお任せです。ちなみに、つけ置き水に布おむつ用の洗剤を使うとより臭いが抑えられます。
つけ置きが終わったら・・・
洗濯機でそのまま洗濯します。洗濯が終わったら、できるだけ早めに干しましょう。濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖しカビや臭いの原因になります。
洗濯してもおしっこやうんちのシミが残っているかもしれませんが、天日干しをするとほとんど消えてしまいます。
- familiar「あかちゃんの布おむつ」(https://www.familiar.co.jp/1000days/635days/omutu.html,2021年5月13日最終閲覧)
先輩ママの布おむつ洗濯法
布おむつの洗濯の基本、かつ「お手本」はこれまでにご紹介してきた通りです。ただ、毎日のことなので、いつも基本通りにできないこともありますよね。
では布おむつを使ってきた先輩ママは、どうやって毎日の布おむつの洗濯をこなしていたのでしょうか。ここから先輩ママの「実践編」をご紹介します。
オシッコ汚れはクエン酸を溶かした水に、ウンチは重曹やセスキ炭酸ソーダを溶かした水が良いです。
私は最初分けてましたが、うちの子は毎回オナラでウンチを少しちびるので、オシッコもウンチも両方オムツに着く為、今はセスキ炭酸ソーダのお水につけ置きしてます。
バケツに入れる前に軽くすすぎ、ウンチ汚れが頑固な時はウタマロ石鹸で下洗いをしてます。
その後お風呂のお湯ですすいで、他の洗濯物と一緒に洗濯機に入れてますよ〜
やはり毎日のこととなると「時短」できる方法が見つかるようですね。バケツに入れる前に軽くすすぐ→洗剤入りの水につけおく→あとは他の洗濯物と一緒に洗濯機にお任せ。
この3ステップなら、慣れると難なくできる人も多いかもしれませんね。
布おむつカバーはどう洗うの?
布おむつカバーは綿やポリエステル、ウールなどでできている場合がほとんどです。それらのカバーは、中性洗剤で洗いましょう。また、つけ置きすると施されている防水加工が弱くなってしまいます。つけ置きしないでおきましょう。
もしウンチがついたら、手洗いなどで大まかに落としておきます。布おむつを洗濯機で洗う時に、布おむつカバーも一緒に洗いましょう。その際はテープをしっかりと留め、洗濯用のネットに入れて洗濯をしましょう。
肌に優しい布おむつだからこそ清潔に
いかがでしたか?初めのうちは戸惑うかもしれませんが、慣れてくると洗うタイミングなどがわかってくると思います。お天気が悪い日が続いたり、体調がすぐれない場合は無理せず紙おむつに変えても良いと思います。
布おむつを使いたいから絶対それだけしか用意しない、というのではなく、紙おむつもある程度用意しておくと何か不測の事態があった際に慌てなくて済みますよ。
紙おむつにも布おむつにもそれぞれ利点がありますので、両方上手に活用していけると、赤ちゃんもお世話をするママパパもハッピーですね。楽しい布おむつ育児が送れますように。