そもそもクーファンとは何?
クーファンとは、赤ちゃんを寝かせておけるかごのようなものです。大きめの籐かごにクッションを敷き詰めたものをイメージしてもらえればわかりやすいと思います。
最近は広げるとおむつ替えシートやプレイマットになり、長期間使えるようになっているものもあります。価格は、3,000~10,000円前後と幅広い商品が販売されています。好みの生地を買ってきて手作りする方もいるようです。
クーファンの種類
クーファンには様々な種類があります!
①かごタイプ
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手編みで作られた、ナチュラルテイストなかごタイプのクーファン。中には抱っこふとんが入っていて、優しく赤ちゃんを寝かせることができます。
お好みに応じ、ふとんは取り外し可能。かごはベビー用品を収納し、ふとんは赤ちゃんを寝かせておくために使うなど活用できますよ。
②5wayタイプ
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広げるとプレイマットやおむつ替えシート等に利用できるタイプです。折りたたんで持ち運びもできるので、帰省やちょっとした旅行にも持っていけますね。
③ハンドメイド
好きな生地やサイズで作れるのが、ハンドメイドのいいところです。おくるみや手作りおもちゃなどとおそろいにしてもカワイイですね!ママのセンスが光ります。
クーファンの便利な使い方
赤ちゃんを目の届くところにちょっと寝かせておきたい、という時に重宝します。バウンサーやスイングラックよりも軽いので、持ち運びが楽にできるのが利点です。新生児から、寝返りを始めるくらいまで使用できるようです。
ママの体験談
1人でお風呂に入れるときに、オムツ1枚にしてタオルでくるんでクーファンで待たせておきます。入る準備が出来たら、くるんでいたタオルは洗濯に、その下にはきれいなバスタオルを敷いておき、お風呂から上がるときがそこに赤ちゃんを置いている間に、ママはバスローブを着て、それから赤ちゃんをクーファンごと部屋まで運びオムツをしたりパジャマを着せたりしました。
ハイハイするまでお風呂のときは使っていました。 出典: okwave.jp
私自身はスイングラックを脱衣所に無理やり置いて使っていましたが、狭い脱衣所ではなかなか大変でした。これはいいですね!
昼間赤ちゃんをリビングで寝かせておく時にソファだと目が離せないし、布団をひくのは邪魔だしクーファンがあれば小さいベッドみたいなものなのでリビングで安心して寝かせておけます。
親戚のうちにいくときや、友人のうちに行く際にもっていくと自分もずっと抱っこしていなくていいし周りの人に気をつかわせないのでとても便利だと思います。 出典: minna-no-blog.hatenablog.com
赤ちゃんがいない家にお邪魔するとき、お相手の方は「赤ちゃんはどうしよう・・・」と気を使うかもしれません。そういった時にサッとクーファンを出せると、スマートですね。
おすすめのクーファン5選
クーファンを購入してみたいけれど、どんな商品がよいかわからないという方のために、おすすめのクーファンを五つ紹介します。
西松屋「ハッピーバッグクーハン」
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西松屋のハッピーバッグクーハンは、変形していろいろな用途に使えるアイテムです。
赤ちゃんを乗せたまま移動できるクーファンスタイル、2種類の形状になるおむつ替えマット、広々としたプレイマット、掛け布団つきのお昼寝スタイル、すべてのパーツを収納できるバッグスタイルと、家でも外でも赤ちゃんのお世話に大活躍。
DESIGNERS GUILD「クーファン」
英国発ブランド 「 デザイナーズ ギルド」のクーファンは、上品な淡い色合いのチェック柄がおしゃれでインテリアにもなりそうな一品。
赤ちゃんの素肌にやさしいオーガニックコットン100%の素材で、敷きパッドとまくら、掛け布団がセットになっています。
取り外しできるエレガントなフード付きで、赤ちゃんが眠りやすい空間づくりにも役立ちますよ。
Bebe chambre「5WAYクーファン」
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Bebe chambreの「5WAYクーファン」は、その名の通りクーファン、おむつ替えマット、プレイマット、お昼寝マット、ポータブルバッグの5通りの使い方ができるアイテム。
組み立て式なので、コンパクトに収納してバッグのように持ち運ぶことができて便利です。
BOBO「タッセル付きクーファン」
BOBOの「タッセル付きクーファン」は、バスケット本体がコーンの皮と茎でできているので、重量約1.9kgととっても軽くて持ち運びラクラク。
表側には手縫いのタッセルがたくさんついていてかわいらしいデザインです。赤ちゃんが成長したらおもちゃ入れとしても◎。
フジキ「クーファン」
フジキのクーファンはすべて日本製で、ハンドメイドで作られている高品質な商品です。
クーファンとしてだけでなく、おむつ替えやマットやプレイマット、お昼寝布団、添い寝マットなどさまざまな用途で、新生児から保育園まで長く使うことができますよ。
クーファンを使用する際の注意点
赤ちゃんを寝かせるときだけでなく、いろいろな使い方ができるクーファンですが、使用する際には注意したいこともあります。
チャイルドシートの代わりに使用しない
平成12年より、6歳未満の幼児は車に乗せる際にはチャイルドシートを使用することが義務化されているので、赤ちゃんを車に乗せるときにも新生児用のチャイルドシートを用意する必要があります。
クーファンはチャイルドシートのように赤ちゃんを寝かせた状態にすることはできますが、車の座席に固定する装置はついていないため、もし、追突などで強い衝撃を受けた場合、外に放り出されてしまう危険性がありますので、チャイルドシートの代わりとして使用することはできません。
- 神奈川県警察「チャイルドシートQ&A」(https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2012.htm,2023年2月13日最終閲覧)
- 警視庁「子供を守るチャイルドシート」(https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/anzen/childseat.html,2023年2月13日最終閲覧)
長時間使用しない
クーファンは、赤ちゃんを一時的に寝かせておくときに便利なアイテムで、お風呂に入るときや家事をするときなどに、目の届くところに寝かせておける点が大きなメリットといえます。
また、お昼寝に使えるクーファンも販売されていますが、バスケットの状態で長時間年かせると窒息の危険性もありますし、熱がこもりやすく赤ちゃんが動きにくいなどもデメリットもありますので、夜間に長時間寝かせることは避けてくださいね。
クーファンはママの「ちょっと」を助けてくれる
クーファンはいろいろな使い方のできるものや軽くて持ち運びしやすいものなど、使いやすい商品がたくさん販売されています。デザイン性の高いものもあり、バスケットの中ですやすや眠る赤ちゃんはさらに愛らしく見えそうですね。
ただ、赤ちゃんを寝かせておくためにどうしても必要なものというわけでもないので、購入をためらってしまう方もいるかもしれません。
クーファンは、バウンサーやスイングラック、ベビーベッドなどのような使い方もできますし、特に家の中や出先などで「ちょっとこの位置で寝ていてほしい」というシーンでは力を発揮してくれるものです。
お昼寝マットなどにして、赤ちゃんが成長してからも使えるタイプもありますので、育児の中でクーファンをどう取り入れるか検討してみてくださいね。