おまると補助便座のメリット・デメリット
おまると補助便座のどちらを使うべきか迷ったら、まずはそれぞれのメリットとデメリットについて知っておくことが大切です。それぞれ特徴が違うので、メリットとデメリットを踏まえた上でより使い勝手の良い方を選んでくださいね。
おまるのメリット・デメリット
まずはおまるを選んだ場合のメリットとデメリットを見ていきましょう。
おまるのメリット
- 小さな子どもでも足がつくので踏ん張りやすい
- どこにでも設置できる
おまるのメリットと言えば、子ども用に作られているので足がつき排泄するときに踏ん張りやすいことと、トイレ以外の場所にも設置ができること。足を踏ん張れれば排泄しやすいので、子どものトイレトレーニングには最適です。
また、トイレ以外の場所でも排泄できるようになるので、トイレ空間を嫌がる子どもにも適しています。夏や冬の暑さ・寒さも関係なく、快適な気温の場所でトイレができることも大きなメリットですね。
おまるのデメリット
- 排泄後に洗浄しなければならない
- トイレに慣れる練習が必要になる
- ひっくり返してしまうことがある
おまるの最大のデメリットとも言えることは、排泄後に掃除をしなければならないということです。子どもが排泄した後は毎回、洗浄のための手間と時間がかかります。
そして、おまるで排泄ができるようになったら、次はトイレ空間やトイレでの排泄に慣れさせなければならない…という手間も。また、小さく持ち運びやすいというメリットは、子どもがひっくり返してしまう恐れがあるというデメリットにもなります。
補助便座のメリット・デメリット
それでは次に、補助便座のメリットとデメリットを見ていきましょう。
補助便座のメリット
- 排泄後の洗浄が簡単
- トイレ空間とトイレでの排泄に慣れさせられる
補助便座のメリットは、おまると違い排泄後の洗浄が不要なことです。トイレの水を流すだけで洗浄が完了するので、余分な手間や時間がかかることはありません。
また、最初からトイレ空間とトイレでの排泄に慣れさせることができ、おまるを使うときのように「おまるでできるようになったから次はトイレで練習」という二度手間がかからないことも大きなメリットです。
補助便座のデメリット
- 足がつかないのでうまく排泄できない子どももいる
- トイレ空間や補助便座の不安定さを怖がる場合がある
- 暑さ・寒さでトイレトレーニングがスムーズにいかないことも
補助便座はおまると違い、踏み台がなければ子どもの足がつく高さではありません。そのため、足で踏ん張れずにうまく排泄できなかったり、不安定さを怖がったりする子どももいるでしょう。トイレ空間自体が怖いという子どももいますよね。
また、冷暖房器具が設置されていないトイレであれば、暑さ・寒さがトイレトレーニングの妨げになってしまうことも…。リビングでも排泄できるおまると比べると、子どもにとっては排泄しにくい環境だと言えるでしょう。
子どものトイレでおまるや補助便座を使う先輩ママの声
おまると補助便座にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、先輩ママたちはどちらを使っているのでしょうか?ママリに寄せられた投稿の中から、ママたちのトイレトレーニング体験談を紹介します。
補助便座派が多い!子どもが怖がらないよう工夫をしよう
おまると補助便座では、補助便座を使っているというママの方が多いようです。ただし、補助便座を怖がるという子どもも多く…皆さんさまざまな工夫をして、子どもが抱く補助便座への恐怖心や不安感を軽減させています。
子どもが補助便座を怖がるときは、ママが一緒に座ってあげたり、少しずつ座っていられる時間を長くしたり、座れたことを褒めてあげたり…と、子どものご機嫌をとってあげることがポイントのようです。また、大好きなキャラクターで子どもの心を惹きつけたという方も…。
補助便座を怖がるどころか、自分から排泄しに行っていたという効果的な方法。補助便座でのトイレトレーニングをスムーズに進めるなら、アンパンマンなどキャラクターものの補助便座を選ぶのがおすすめですよ。
おまると補助便座の両方を使っているママも
「おまると補助便座のどちらを使おうか?」と迷ったら、両方設置してみてはいかがでしょうか。中には、子どもの気分にあわせて選べるように、どちらも設置しているというママもいました。
4ヶ月からはサブおまるとして西松屋999円も使ってます。
…中略…
一応バンボの補助便座も持ってますが、いちいちトイレに連れて行くの面倒くさくて、ほとんど使用してません。
「おまるを洗うのが面倒」との理由で補助便座を使っているママが多いものの、「トイレに連れて行くのが面倒」という理由でおまるを使っているママもいるようです。
おまるに加えて補助便座も設置しておけば、子どもが好きな場所で排泄できるようになるので、トイレトレーニングがスムーズに進みそうですね。
子どものトイレやトイレトレーニングの記事をもっと読みたい方は、下記よりごらんください。
おすすめのおまる5選
おまると補助便座には一長一短、それぞれメリットとデメリットがありましたね。それでは、おまるからトイレトレーニングを始めたいと考えているママに向けて、おすすめのおまるを五つ紹介します。
リッチェル ポッティス イス型おまるK
「楽天おまるランキング」でも1位を獲得しているのが、リッチェルのイス型おまる。抗菌加工・おしっこガード・グリップつきと機能性が高く、またがず座るタイプの便座なので、洋式トイレへの移行がしやすいことが特徴。
便座部分は取り外しができ、補助便座としても使用できます。最初はおまるから始め、トイレにステップアップしたらグリップ付きの補助便座として、さらにトイレが上手になったらグリップなしの補助便座として…と、さまざまな用途で長く使えるおすすめのおまるです。
【永和】3WAYおまる
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永和の「3WAYおまる」も、ひとつ前のリッチェルのおまるのように補助便座としても使えるタイプ。ただしこちらは、グリップを掴みまたがるタイプとしても使えます。
もしまたがせたくないという場合は、グリップ側を背もたれにしましょう。子どもが楽な体勢で排泄できるようになります。補助便座として使うときも、グリップを前に持ってくるか、後ろに持ってくるか好みで選ぶことができるので幅広い用途に対応してくれますよ。
【アガツマ】アンパンマン 6WAYおまる おしゃべり・メロディ付き
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「アンパンマン 6WAYおまる おしゃべり・メロディ付き」は、グリップ部分に子どもが大好きなアンパンマンがついたおまる。さらにアンパンマンの声が聞こえたり、音楽が流れたり…と、子どもがおまるを使いたくなるような仕掛けが施されています。
補助便座にも使える6WAYおまるで、トイレトレーニングガイドつきなので初めてのトイレトレーニングからサブおまるをお求めの方まで幅広く活用できるでしょう。
【日本育児】マイサイズポッティ
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まるで小さな洋式トイレのようなデザインのおまる。「普通の便座では子どもには大きすぎるけれど、トイレにも慣れさせたい…」というパパママの期待に応えてくれる商品です。
便座は上げ下げができて男の子のトイレマナー習得にも使え、貯水タンク部分にはティッシュが収まります。レバーを操作すると流水音も流れるので、大人用のトイレへの移行がスムーズに進みそうなおまるです。
【オオモリ】ホーローおまるフタ付き
「おむつなし育児」に適したホーローおまる。生まれたばかりの子どもでも座りやすいサイズ感で、おむつなしでの排泄習慣を身につけられるために活躍してくれます。
ホーローは臭いがつきにくく汚れにくい素材なので、子どもが排泄した後の洗浄もカンタン。おまるが必要なくなったら、つけ置き洗い用など他の用途で活用できるところも魅力ですね。
おすすめの補助便座5選
おまるより使用率が高いと思われる補助便座。子どものために補助便座を設置したいと考えているなら、ご紹介するおすすめの補助便座を用意してみてはいかがでしょうか?
西松屋やリッチェルなど、人気の商品から五つ厳選して紹介します。
【リッチェル】ポッティス 補助便座K ピンク
おまるでも高い人気を集めているメーカー・リッチェルの補助便座。抗菌加工で衛生面に配慮されているだけでなく、ガタつかないような仕様になっていること、横滑りを防ぐ便座ガードがついていることなど、パパママの管理のカンタンさと排泄のしやすさを両立したおすすめの補助便座です。
つるんとした便座らしいデザインなので、補助便座なしのトイレへの移行もスムーズにできそうですね。
【アガツマ】アンパンマン 2WAYでつかえる ステップ付き 補助便座
補助便座を怖がる子どもも少なくありませんが、アンパンマンのイラストや踏み台がついていれば子どもが不安になることはないでしょう。便座に踏み台がついているタイプなので、子どもが自分でのぼって排泄をすることもできますよ。
アンパンマンがついているだけでなく、便座への傷を防止するゴム、固定具、転倒防止具、おしっこガードがついているので補助便座としても高性能。踏み台を取り外して使うこともでき、子どもの成長にあわせて長く使えます。
【LINXAS】折りたたみ補助便座
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「コンパクトな補助便座がほしい…」「お出かけ先でも補助便座を使いたい…」というパパママの期待に応える、折りたたみ式の補助便座です。薄型で四つに折りたためばとてもコンパクトになるので、どこにでもカンタンに持ち運べることが魅力。
滑り止めのゴムが8か所もついているので安定感もバツグンです。水洗いできるところも衛生的で良いですね。
【西松屋】SmartAngel 抗菌補助便座 しろくまさん
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税込で999円という価格の安さが最大の魅力である西松屋の補助便座。抗菌加工・グリップつき・固定金具・脚フックつきと補助便座として必要な機能はそろっているので、2台目の補助便座として、おまると併用するための補助便座として活躍してくれるでしょう。
【PIYO】トイレクリーナー&ステップ
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踏み台つきの補助便座は他にもご紹介しましたが、PIYOの商品は補助便座と踏み台が別々になっているので、トイレトレーニングが終わった後は他の用途で踏み台を利用できるところがメリットです。
踏み台は足をかける部分と接地面に滑り止めがついているので、子どもひとりで上り下りするときも安全。補助便座は白とグレーのシンプルなデザインでトイレにマッチし、座面に柔らかなクッションがついているのでお尻が痛くならない仕様です。
おまると補助便座のメリット・デメリットを把握して選んで
子どものトイレトレーニングにおまると補助便座のどちらを選ぶべきかは、それぞれのメリットとデメリットを把握してから選ぶようにしましょう。使い方や特徴が違うので、子どもにとっての使いやすさはもちろん、パパママの利便性も考えながら選びたいですね。
リッチェル・西松屋・踏み台つき・アンパンマンのイラストつき…など、おまるや補助便器にはさまざまな種類がありますので、子どもが楽しくトイレトレーニングができるように選んであげましょう。