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大手キャリアのキッズ携帯料金を比較
それではまず、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3キャリアによるキッズ携帯の料金比較をしてみましょう。
ドコモ
- 月額料金:550円(税込)
- 通話料:家族間通話無料/その他30秒あたり22円
- SMS送信料:3.3円~
au
- 月額料金:550円(税込)
- 通話料:家族間通話無料/その他30秒あたり22円
- SMS送信料:3.3円~
ソフトバンク
- 月額料金:539円(税込)
- 通話料:1回5分以内無料/5分以上30秒あたり22円
- SMS送信料:無料
キッズケータイには月額料金の他に、通話料とSMS送信料がかかります。大手キャリアでキッズ携帯の携帯料金を比較すると、月額料金・通話料・SMS送信料すべてにおいてドコモとauが全く同じ料金体系です。
ただし、auはキッズ携帯を2年の継続使用で契約しない場合は月額737円(税込)とドコモより料金が高め。
ソフトバンクは月額料金が少々安く、家族以外でも5分以内であれば通話料無料、SMS送信料も無料とドコモ・auに比べるとリーズナブルな料金設定です。月額料金だけでキッズ携帯を比較すると、ソフトバンクの携帯に軍配が上がりました。
- docomo「キッズケータイプラン(Xi)」(https://www.nttdocomo.co.jp/charge/kidskeitaiplan-2-xi/,2022年6月8日最終閲覧)
- au「ジュニアケータイプランN」(https://www.au.com/mobile/charge/juniorphone-n/,2022年6月8日最終閲覧)
- SoftBank「基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン)」(https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/mimamorimobile/kihon-plan/,2022年6月8日最終閲覧)
格安SIMにキッズ携帯はない?
大手3キャリアのキッズ携帯料金を比較しましたが、格安SIMで子ども用携帯電話を利用することはできるのでしょうか?
答えは「SIMフリーの機器に格安SIMを使うことができれば、使える」となります。ただし、格安SIMを使った場合、通話やSMSメールはできても、3大キャリアの場合に使えるプラン込みのGPS機能などは使えない点に注意が必要です。
機器についている「ひもを引っ張るとなる防犯ブザー機能」は、格安SIMでも使える場合があります。
位置情報はわからなくても、通話とSMSメールができればよい、という場合は格安SIMをSIMフリーのキッズ携帯機器に入れて使えますよ。
キッズ携帯とキッズスマホの違い
格安SIMを利用する場合は一般的なスマホを使いますが、実は子ども用のスマホである「キッズスマホ」も提供されています。それでは、キッズ携帯とキッズスマホはどのように違うのか、特徴とともに料金比較をしてみましょう。
キッズ携帯
- 端末価格:約14,000~19,000円※加入プランなどによって割引がある場合はこの限りではありません
- 月額料金:約500円
- 無料通話:あり(家族間・5分以内)
- 通話料:30秒あたり22円
- 通話・メール:可
- 防犯ブザー:あり
- GPS機能:あり
- インターネット:なし
- docomo「キッズケータイ SH-03M」(https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/products/detail.html?mobile-code=004AZ,2022年6月9日最終閲覧)
- ソフトバンク「キッズフォン2」(https://www.softbank.jp/mobile/products/mimamorimobile/kids-phone2/,2022年6月9日最終閲覧)
- au「mamorino得割」(https://www.au.com/mobile/campaign/mamorino-tokuwari/,2022年6月9日最終閲覧)
キッズスマホ
- 端末価格:20,000~30,000円
- 月額料金:1,100~4,000円
- 無料通話:あり(トーンモバイル同士)
- 通話料:30秒あたり18.7円
- 通話・メール:可
- 防犯ブザー:あり
- GPS機能:あり
- インターネット:あり
キッズケータイとキッズスマホの最大の違いは、月額料金とインターネットが使えるかどうか。キッズスマホはインターネットが使えてウェブページを見たりアプリをインストールしたりできますが、月額料金はキッズケータイより大幅に高くなります。
純粋に「キッズスマホ」とされているものは多くありませんが、格安SIMを利用すればリーズナブルな料金で子ども用のスマホを契約できます。たとえば次のようなものがキッズスマホとして利用できるでしょう。
- トーンモバイル:子どもを見守るAI搭載&居場所確認機能など盛りだくさん
- 楽天モバイル:子ども向けにフィルタリング機能のオプションあり
- UQモバイル:フィルタリング機能と位置確認を利用した見守りサービスあり
- mineo:セキュリティ機能・位置情報・フィルタリングが搭載されたジュニアパックあり
- OCN モバイル ONE:セキュリティソフトによりペアレントコントロールが可能
- IIJmio:子ども用のフィルタリング機能とセキュリティ機能が使える「みまもりパック」あり
- リンクスメイト:18歳未満なら無料でフィルタリング機能が利用可能
- NUROモバイル:オプションのり蓋リング機能で有害サイトブロックや通話履歴閲覧が可能
- NifMo:「常時安全セキュリティ24」で閲覧サイトやスマホ利用時間を管理可能
- イオンモバイル:子ども向けアプリや見守りソフトが収録された「子どもパック」あり
この中でも「トーンモバイル」は自治体からも支持を得ているとのことで、強力な見守り機能が期待できます。
「トーンモバイル」は月額料金が1,100円(税込)ですが、キッズ携帯に比べるとやはり高めになるかもしれません。キッズ携帯は大手3キャリアの料金比較で紹介したように、どこも月額500円前後とリーズナブルです。
それぞれ月額料金や搭載されている機能が違いますので、用途や使い方にあわせてぴったりのキッズスマホを選んでくださいね。
- TONEMOBILE「料金・サービスのご案内 | 安くて安心なスマホならトーンモバイル」(https://tone.ne.jp/service/,2022年6月8日最終閲覧)
- au「ジュニアスマートフォンプラン」(https://www.au.com/mobile/charge/application-ended/junior-smartphone/,2022年6月8日最終閲覧)
先輩ママが選んでいるキッズ携帯
ドコモ・au・ソフトバンクのキッズ携帯は料金プランがほぼ同じですが、キッズスマホや格安SIMも含めて料金比較をするとどの選択が一番なのかわからなくなることはないですか?
そこでここからは、先輩ママたちはどのキッズ携帯を選んだのか、実際の体験談や満足度について見ていきましょう。
定番!大手3キャリアのキッズ携帯を契約して満足!
大手3キャリアのキッズ携帯を持たせている先輩ママのコメントを調べてみると、キッズ携帯はパパママの携帯キャリアにあわせて選んだという方が多く見られましたが、どのキャリアを使っている方も、皆さん料金プランも含め満足されているようでした。
ソフトバンクの「ジュニアスマホ」ならセキュリティも安心
私がauなのでauの物です。
4年生の誕生日にジュニアスマホに変えてキッズ携帯は二男に引き継がせました。
(中略)
ジュニアスマホだと保護者が使う用途に合わせて制限が出来ます。
キッズ携帯は月々1400円くらい、ジュニアスマホは4000円くらい掛かります。
キッズスマホを持たせている方も少数ながらいらっしゃいました。ただ、料金比較をするとやはり高くなりますね…。
ただやはり、LINEで連絡が取り合えるのはスマホの大きな魅力。ソフトバンクでは「ジュニアスマホ」という一般的なスマホを子ども向けにするサービスが無料で提供されているので、料金が高くなっても構わなければスマホを選択するのも方法の一つです。
- SoftBank「ジュニアスマホ」(https://www.softbank.jp/mobile/products/smartphone/junior-sumaho/,2022年6月8日最終閲覧)
大手キャリアの格安スマホを活用するのもあり!
大手キャリアのスマホというと、やはり「本体価格&月額料金が少し高い…」という印象があるのではないでしょうか?しかしキャリアのショップで販売されている格安スマホや学割を利用すると、驚くほどリーズナブルにスマホをもたせられますよ。
少し古いタイプのスマホなら1円で販売されていることもありますよね?そして学割を適用させて、フィルタリングで課金やインターネット利用量を制限すれば、無理のない支払いで子どもにスマホを持たせられるようになりますよ。
将来的なことを考えると格安スマホがおすすめ?
キッズ携帯は料金が安いと思いがちですが、実は格安スマホを活用するのとあまり変わらないという声もありましたよ。
プランによっては月額1,000円以下で使える格安スマホも出てきていますよね。長期的に使おうと思うとスマホはバッテリーが長持ちしないというデメリットがありますが、子どもが大きくなったときにキッズ携帯を持たせるのも違和感がありますよね。
スマホなら中学生になっても使えますし、LINEやネットも使えます。利便性と将来性、料金を比較しベストな選択をしてくださいね。
キッズ携帯の料金は大手キャリアならほぼ変わらない
©ママリ
ドコモ・au・ソフトバンクと大手キャリアでキッズ携帯の料金比較をしましたが、月額料金はほぼ同じという結果になりました。
キッズスマホや格安SIMを利用する考えもあれば別ですが、キッズ携帯を選ぶならパパママと同じキャリアで選んだほうが支払いもシンプルですね。
キッズケータイは大手キャリアなら月額500円ほどで持つことができます。子どもの安全とパパママの安心のための出費と考えれば安いと言えるのではないでしょうか。