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キッズ携帯のGPS機能と役割
キッズ携帯に搭載されている「GPS機能」の役割とは、子どもの居場所を特定することです。GPS機能が搭載された携帯電話を子どもが持っていれば、パパママがウェブページから子どものいる場所を位置検索できるので、迷子になったり帰宅時間になっても帰ってこなかったりするときに役立ちます。
たとえばドコモのキッズ携帯では、GPS機能により地図で子どもの居場所を確認したり、子どもがブザーを鳴らした場所を特定したりできる「イマドコサーチ」というサービスを提供しています。
auではGPSによる子どもの位置検索機能を利用して、登録したエリアに子どもが出入りしたときに、パパママの携帯電話に通知が送られる「エリア通知機能」を搭載。
キッズ携帯に搭載されているGPS機能を活用すれば、子どもがどこにいるか位置検索でわかるようになるので、子どもの見守りには欠かせない機能だと言えますね。
- au「mamorino5(マモリーノ ファイブ)」(https://www.au.com/mobile/product/featurephone/mamorino5/,2022年6月9日最終閲覧)
- docomo「ドコモ キッズ・ジュニア」(https://www.nttdocomo.co.jp/product/kids_junior.html,2022年6月9日最終閲覧)
- softbank「キッズフォン2」(https://www.softbank.jp/mobile/products/mimamorimobile/kids-phone2/,2022年6月9日最終閲覧)
キッズ携帯にGPS機能は必要か
GPS機能はほとんどのキッズ携帯に搭載されている機能です。しかし、キッズ携帯にGPS機能は必要なのでしょうか?
実はGPSは地下街など電波の届きにくい場所では位置検索の精度が下がる場合もあるので、子どもが地下鉄で登下校するなどの場合、子どもの居場所がわからなくなってしまうこともあります。
ただし、何も持たせないよりは子どもの居場所を把握しやすいのは確かですので、子どもの居場所を把握して安心したいならGPS機能は必要です。
また、「子ども用GPS」という製品もあるので、キッズ携帯ではなくGPS端末を選ぶというのも一つの方法です。子ども用GPSは通話やメールができませんが、その分キャリアによる縛りを受けることはありません。
子どもからの通報を受けて警備員が駆けつけるサービスがついている端末もあるので、GPS機能だけを利用したいならキッズ携帯ではなく子ども用GPSを選んでも良いでしょう。
- DreamArea「みもり」(https://mimori-ai.jp/,2022年6月9日最終閲覧)
GPSやキッズ携帯を持たせる際の注意点
子どもの見守りをしてくれる子ども用GPSやキッズ携帯。ドコモやauでもさまざまな安心機能を搭載したキッズ携帯が提供されていますが、子どもに持たせる場合は次のような点に注意してくださいね。
利用料金を確認すること
キッズ携帯や子ども用GPSには利用料金がかかるので、機能性と利用料金のバランスがとれた端末を選ぶようにしましょう。
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアではGPS機能付きキッズ携帯の月額料金は500円前後ですが、ソフトバンクではパパママもソフトバンクのスマホ・携帯電話を使っていることが条件となります。
子ども用GPSは端末料金だけが必要で月額料金不要のもの、月額料金が発生するものとさまざま。
警備会社による現場急行料金が発生する仕組みとなる端末もあるので、キッズ携帯も含めて料金システムを把握して、どのくらいの費用がかかるか計算してから選ぶことが大切です。
- docomo「キッズケータイプラン(Xi)」(https://www.nttdocomo.co.jp/charge/kidskeitaiplan-2-xi/,2022年6月9日最終閲覧)
- au「ジュニアケータイプランN」(https://www.au.com/mobile/charge/juniorphone-n/,2022年6月9日最終閲覧)
- SoftBank「基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン)」(https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/mimamorimobile/kihon-plan/,2022年6月9日最終閲覧)
端末の耐久性が十分であること
GPSつきキッズ携帯は小さな子どもが持つものですから、耐久性もチェックしておきたいですよね。
防塵・防水仕様が備わっているか、衝撃に強い素材で作られているかなど、端末の丈夫さも考慮して子どもが荒く扱っても壊れないものを選んでくださいね。
定期的に動作チェックをすること
キッズ携帯や子ども用GPSを持っていても、いざというときに使えなければ意味がありません。故障や電池切れが起きていないかパパママが定期的にチェックしてから子どもに持たせるようにしましょう。
キッズ携帯の場合は子ども自身が適度に使うかもしれませんが、子ども用GPSは積極的に操作するものではないので特に注意が必要です。
キッズ携帯とGPSどっちを選んだらいい?
キッズ携帯にはGPS機能が搭載されているので、純粋に居場所を把握するためのものであるGPSか、連絡ツールであるキッズ携帯のどちらを持たせるか…悩ましいところではないでしょうか?
そこでそれぞれに向いている人の特徴を解説しますので、ご自身がどちらにあてはまるか確認しながらキッズ携帯とGPSのどちらを選ぶか決めてくださいね。
キッズ携帯に向いている人
- 価格の安さを重視する人
- 子どもと連絡を取り合いたい人
- キャリアを変更する予定のない人
- 防犯ブザーを利用したい人
キッズ携帯に向いているのは、子どもの位置情報を知るだけでなく、連絡を取ったり防犯ブザーとして活用したりしたいという人です。
GPSに向いている人
- シンプルに子どもの居場所だけを知りたい人
- 子どもの居場所を正確
- 迅速に特定したい人
- 駆けつけサービスを利用したい人
- キャリアの縛りを受けたくない人
対してGPSは、シンプルさを求める人にピッタリ。子どもの見守りのために警備会社と契約したい人にもおすすめです。
おすすめのキッズ携帯・GPS商品
それではここからは、キッズ携帯・子ども用GPSの中で特におすすめの端末を紹介していきます。製品ごとに使える機能や利用料金は違いますので、紹介する内容も参考にしながら、希望にぴったりの端末を選んでください。
【キッズ携帯】docomo F-03J
ドコモのキッズ携帯である「F-03J」は、子ども用GPSのように小さなボディながら、ひらがなメールを送信できる機能がついています。連絡できるのは電話帳に登録している人に対してだけなので、子どもが勝手に知らない人と連絡をとることがなく安心。
防水・防塵に加え抗菌仕様で、落としても壊れにくい設計なので小さな子どもにも持たせられるほど頑丈なのもうれしいポイントです。
【キッズ携帯】mamorino5
auのキッズ携帯「mamorino5」は、ママパパがauユーザーであれば、機種料金も含めて毎月440円(税込)で使えるリーズナブルさが魅力。リーズナブルですが子どもの居場所がわかるだけでなく、帰宅をメールでお知らせしたり、ママパパのスマホから遠隔操作でmamorino5のアラームを鳴らしたりとさまざまな機能が搭載されています。
大音量の防犯ブザーとしても使え、ブザーが鳴らされるとママパパのスマホに通知が届く機能も。ママパパへの安心感に配慮した機能が満載です。
- au「mamorino5」(https://www.au.com/mobile/product/featurephone/mamorino5/,2022年6月7日最終閲覧)
【キッズ携帯】TONEmobile
「スマホタイプのキッズ携帯があればいいのに…」と思われている方におすすめなのが、TONEmobile(トーンモバイル)。見た目は一般的なスマホですが、見守り機能が充実していて、有害情報から子どもを守るスマホとして自治体からの推奨を受けたそうですよ。
GPS機能での子どもの居場所特定、アプリごとの利用時間制限、家族とだけ連絡を取り合えるメッセンジャー機能などの機能がポイント。もちろんLINEなどのアプリも使えるので、より自由度の高いキッズ携帯を求めているママパパにおすすめです。
- tone「toneトップページ」(https://tone.ne.jp/,2022年6月7日最終閲覧)
【子ども用GPS】ファミリードット
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「ファミリードット」は、パパママの携帯電話から子どもの位置検索ができるだけでなく、24時間の行動が履歴として残るので、パパママが忙しいときでも安心です。
GPSを活用した機能はシンプルではありますが、バッテリー残量が常にスマホからチェックでき、電池切れの不安もありません。
利用料金は端末購入費だけ。契約も月額料金も不要なので、今すぐ子ども用GPSを使い始めたいという方にピッタリの端末です。
【子ども用GPS】soranome
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「soranome」はグローバルコネクションが販売している子ども用GPSで、本体を13,200円(税抜)で購入すれば、その後は月額費用490円(税抜)で使えるリーズナブルさが魅力です。
本体のデザインはシンプルでおしゃれ。子どもの居場所がわかる機能のほかに、指定のエリアに入ったときに通知がきたり、ママパパのスマホにSOSを送ったりする機能が搭載されています。
GPSはスマホ4台まで連結できるので、家族みんなで子どもを見守れますよ。
【子ども用GPS】どこかなGPS NC001
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本体買い切りタイプで長く使うほどお得な子ども用GPSです。
子どもの居場所を把握できる基本機能に加えて、GPS本体のボタンを押せば、子どもからママパパのスマホに位置情報を発信することもできます。お迎えをお願いするときなどに役立ちますね。
エリアを登録すればメールでママパパにお知らせしてくれるので、いちいちアプリを開く手間もかかりません。学校などを登録しておけば、学校に到着したことがわかるので簡単に登下校の見守りができますよ。
キッズ携帯・GPSに対する先輩ママの声
©ママリ
現在では子どもの見守りグッズとして定番となったキッズ携帯や子ども用GPS。多くの先輩ママたちが、子どもに持たせて活用していることでしょう。
ここからはママリに寄せられたコメントの中から、キッズ携帯や子ども用GPSに関する声を紹介します。これから子どもに持たせたいと考えている方は、使い方などの参考としてご覧ください。
よかったですし
そのキッズケータイにも防犯ブザーついてて
それがなったら
私に知らせメールがくるよーになってたり
これから友達と遊んだりするよーになったら
便利かなって思ってます!
こちらの先輩ママはGPS付きキッズ携帯を持たせているという方です。通話・メール機能つきの防犯ブザーと考えればやはり安心感は高まります。防犯ブザーも見守りグッズとして定番ですが、ブザーが鳴ってもパパママに通知がくるわけではありませんのでキッズ携帯の機能性の高さは魅力ですね。
こちらの方は子ども用GPSを持たせている方です。携帯電話などで子どもの位置検索をしたいなら、キッズ携帯ではなくGPS端末でも十分安心感につながるでしょう。
また、GPS端末を持たせている理由として「キッズ携帯は学校で禁止されているから」と答えていた方もいらっしゃいました。
登下校のときにキッズ携帯を持っていられないなら、利用範囲はかなり狭まりますよね。パパママと連絡をとる予定や事情がなければ、学校で許可される可能性の高い子ども用GPSの方が使いやすいかもしれません。
キッズ携帯・子ども用GPSは用途や目的を考えて
ドコモやau、ソフトバンクで提供されているキッズ携帯は、GPS機能によりパパママの携帯電話から子どもの位置検索ができるなど、子どもの身を案じるパパママにとってはとても便利な見守りグッズです。
ただし先輩ママからの声にもあるように、学校への持ち込みが禁止されている場合も…。キッズ携帯・子ども用GPSは用途や目的を考えて選ばなければ、利用範囲が狭まってしまうことも考えられます。
この記事で紹介したおすすめ子ども用GPSの情報も参考にしながら、「買ってよかった」と思える見守りグッズを選んでくださいね。