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監修:柴田星子

妊婦さんが暑い夏を乗り切るために。助産師からの6つのアドバイス

夏は、妊娠していなくても暑さが身に染みますよね。それが妊婦さんともなると、少し家事をしただけで汗がだらだら出てくるという方がいるのではないでしょうか。「妊婦は体は冷やしてはいけない」と耳にすることがあるかもしれませんが、そうは言っても暑くて眠れなかったりあせもができるなど、暑さによる悩みはたくさんあるかと思います。妊婦健診や助産師外来で聞こうとしても、聞くタイミングを逃してしまうということもありえますよね。そこで、妊婦の夏の悩みごとについて、助産師の柴田星子さんにお話をお伺いしました。

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冷えが気になる…靴下や腹巻は必要?

妊婦がエアコンとか扇風機ってよくないですか?
逆子治すために下半身冷やすなと言われ靴下履いたり腹巻巻いたりしてます
(中略)
結局、扇風機とかエアコンつけてしまいます。
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柴田さんによると、エアコンや扇風機はどちらも使い方次第でよいとも悪いとも言えるとのこと。エアコンの温度設定は、じっとしていれば汗はかかないが、家事などで動くと少し汗ばむくらいの温度設定が、冷えすぎずによいそうです。

靴下や腹巻も、その時の体の状態で、お腹を触ってひんやりすれば腹巻をつける、足を触ってひんやりしているならば靴下やレッグウォーマーを履くなど、体の状況に合わせて調節するようにしてください。

むくみが気になる…何かできる対策はある?

お風呂 PIXTA

妊娠後期や臨月の皆さんはひどいむくみになりましたか?
また、むくみ解消方法や原因をご存知でしたら教えてください。
(中略)
指を曲げると痛いし、目の血管もむくみで網膜に水が溜まって見えにくくなるし、水を飲むだけで体重もどんどん増えていきます…
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必要水分量は体格などによって異なるため、一概に一日何リットル飲むとよい、ということは言えないのだそう。しかし、一度にたくさん水分をとったり、飲み物が冷たすぎたりすると、体に吸収されずにむくみにつながりやすいと言います。のどが渇く前に少しずつ、すぐに手が届くところに水分を置いておいて、一口ずつ飲むとよいでしょう。

また、体が冷えているとむくみが出やすいそう。夏でも夜は湯船につかるようにしてみてください。

あせもが痒くてつらい…できることはある?

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記事の監修

(株)あったかい手 取締役

柴田星子

福岡在住。助産師・看護師として、未熟児室、小児心臓手術後のICUなどで10年勤務。助産師として女性の体の事をもっと知りたいと思い、整体の勉強を始めた時に妊娠。体を整えながらの妊娠生活が、それ以前に5ヶ月で流産した時と比べて、とても体が楽で、心地よかったことに衝撃を受け、このことを女性に広めたいと思うようになる。
2011年 長女を出産後、セルフケア整体の指導を始める。
2013年4月~2014年8月まで福岡天神大丸のマミーカンガルークラブで講師を務める。この時の講座が人気となり、全国から講座依頼が来るようになる。2013年〜2018年までの受講者は延べ3000人。
2014年 次女の出産を機にテキスト「産後1ヶ月リハビリBOOK」を作成。その後要望に応え「妊婦さんのお腹の張り対策BOOK~妊婦生活をより快適にする方法~」「子どもの病気のみかた 初級編」「赤ちゃんを育てる時に知っておきたいこと」を作成。2018年までに5000冊販売する。
2017年8月 この知識をさらに広めるため(株)あったかい手設立。
2018年より じょさんし大学の講師をつとめる。
2019年 ベビーウェアリングコンシェルジュ取得。

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