食費節約のカギは1週間まとめ買い
毎日忙しいママは考えることがたくさんありますが、その中でも頭を悩ませるのは食費。子供が生まれ、成長すれば食べる量が多くなり、その分、食費がかかるためやりくりが大変になります。
そんな食費を少しでも節約したいという方におすすめしたいのが、1週間まとめ買い。
買い物へ行く回数を減らすことで出費を抑えられます。予算を決めて1週間分買い物をしてやりくりすれば、食費だけでなく時間も節約でき、他のことをする時間を増やせるのでおすすめ。
しかし、まとめ買いをしたとしても上手にやりくりできないという方もいるのではないでしょうか。
まとめ買い上手な先輩ママがおすすめする、ストック食材10選
女性向けアプリ「ママリ」でも、鶏肉をダメにしてしまった、何をどれくらい買えばよいか分からない…という声がありました。
毎日買い物に行ってたのですが、息子の買い物中のイタズラが激しくて、1人で買い物が無理になってきました…
今までまとめ買いをしたことがないので、何をどう買っていいのかまったくわかりません…
上記は実際にママリへ投稿された質問です。このように悩む方がいることが分かりました。
では、一体どのようにまとめ買いをし、1週間やりくりをしたら良いのでしょうか。今回は、すでにまとめ買いを上手にやりくりしている先輩ママの節約術を参考にし、おすすめストック食材をピックアップしました。
どのような食材を、どのように保存し使い切っているかを検証します。
1.朝ご飯やお弁当にも使えるソーセージ
朝ご飯やお弁当のおかずに使えるソーセージは、意外にも賞味期限が早いことが。風味が落ちてしまう恐れがあるためああり冷凍保存には向いていませんが、どうしても食べきれないときは、1回分ごとに小分けにして冷凍すると良いでしょう。
使う前日の夜に冷蔵庫でゆっくりと解答しておき、翌日加熱調理すればOK。
- 日本ハム「商品の保存方法や調理方法について」(https://www.nipponham.co.jp/customer/faq/handling.html,2018年3月16日最終閲覧)
2.安くておいしい卵
どの家にも必ずと言って良いほど置いてある卵。卵は他の食材に比べて安いので、食費の節約には欠かせません。
2~3パック購入し、ゆで卵を作って味付け卵にしたり、そのまま冷凍庫保存し冷凍卵を作ったりすることもできます。筆者も卵は3パック常備し、料理だけでなくお菓子作りにも使用しています。
3.赤ちゃんから大人まで食べられる豆腐
赤ちゃんの離乳食、大人用にはおかずやおつまみと、用途いろいろな豆腐。冷蔵庫にストックしておくと便利です。忙しいときは冷ややっこ、時間があれば豆腐ハンバーグ、豆腐ナゲットなど節約に一役買ってくれます。
豆腐を冷凍保存し、食感をあえて変え凍り豆腐にする人もいるようです。とても使い勝手の良い豆腐ですが、冷蔵保存の場合は賞味期限に気を付けて使用しましょう。
腐敗し始めると粘りがでるのでご注意を。
4.そのままでもアレンジしても使える納豆
和食の定番、納豆は安くて使い勝手の良い食材です。そのままでも、アレンジしてもおいしいのがうれしい魅力。
ネギ、みょうが、にんにくなどの薬味を混ぜたり、豆腐やうどんのトッピングにしたり、チャーハンやトーストにのせたりと用途はさまざま。
多めに購入し、冷凍保存も可能です。筆者の娘はご飯の後のデザートとして納豆を食べたがるほど、納豆好きなので常備するため欠かせません。
- タカノフーズ「保存運搬方法について」(http://www.takanofoods.co.jp/contact/soudanshitsu.shtml,2018年3月16日最終閲覧)
5.忙しいときにパッと使えるうどん
茹でるだけで食べられる、乾麺うどん、冷凍うどんは何個あっても重宝します。朝食、昼食、夕食、おやつ、夜食と食べるときを選びません。
乾麺うどんも冷凍うどん共に長期保存できるので、ストックに最適です。料理が苦手という方でも、簡単に扱えるのでおすすめ。
温かいぶっかけうどん、冷たいたぬきうどん、炒めて焼きうどんに、ゆでたうどんをソーセージに巻いて揚げる即席アメリカンドックなど、バリエーション豊富に使えます。
6.おつまみやトッピングに最適、キムチ
ピリッと辛く、酸味の効いたキムチはおつまみにぴったり。豆腐やうどんのトッピング、チャーハンや豚肉と一緒に炒めてちょっとした一品に。
おすすめアレンジ方法は、炒めた豚肉、サンチュ(レタス)、ナムル、キムチを海苔と酢飯で巻き、太巻きにしてもおいしいですね。
発酵食品なので保存も長く、ストックに向いている食材。キムチを容器から取り出すときは必ず、きれいな箸やスプーンを使いましょう。
口をつけた箸やスプーンを使ってしまうと、雑菌が繁殖して傷んでしまうので気を付けましょう。
7.小分けにして冷凍ストック、肉類
豚肉、とり肉、牛肉などの肉類は、多めに購入し小分け保存をすると良いです。先輩ママは100gずつ分けて保存しているそう。
保存方法は小分けにした肉をラップで包み、保存袋へ入れ空気を抜き、密閉して冷凍庫へ。空気が入ると、菌が繁殖しやすいため注意してください。
そのまま保存するのも良いですが、生肉に味付けをしてから保存すると便利です。解凍し、味付け不要で炒めたり煮込んだりできるので時短効果も。
家族の人数、使いやすい量はそれぞれなので、調節ながら小分けにしましょう。
8.野菜類は加熱後冷凍保存
スーパーには冷凍野菜も販売していますが、自分で野菜を購入し、自家製冷凍野菜を作ると節約になります。
冷凍保存する際、加熱時間は短めにしましょう。少し硬めに加熱することにより、調理したときに柔らかくなりすぎるのを防ぎます。加熱後、水分をしっかり拭き取りラップで包み、保存袋へ入れましょう。
キノコ類は加熱せずに軽く汚れを落として、そのまま冷凍保存を。
レタス、キャベツ、きゅうり、もやしなどの水分の多い野菜は、食感が悪くなるので冷凍保存には向きません。
- ニチレイフーズ「水分と繊維の多い野菜は冷凍に向いていない?」(http://www.nichireifoods.co.jp/media/hakken/748/,2017年7月30日最終閲覧)
9.多めに買って冷凍保存、食パン
食パンは焼いてあるので長期保存が可能かと思いきや、意外にも賞味期限が早くカビの生えやすい食材です。
ストックする場合は、冷凍庫へ入れるのがおすすめ。例えば、2斤購入した場合1斤はそのまま常温で保存し、残りの1斤は冷凍庫へ保存と分けると腐らせることなく食べきれるでしょう。
開封した食パンの残りを冷凍する場合は、1枚ずつラップで包み保存袋で保管すると良いでしょう。600wの電子レンジで10~20秒ほど温めて食べるか、トースターで焼いて食べましょう。
パンは電子レンジで温めすぎると硬くなってしまうので、解凍する際は様子を見ながら加熱しましょう。
もし、食べきれないというときはフードプロセッサーや包丁で細かくし、自家製生パン粉にしてもOKです。こちらも保存袋へ入れて冷凍しましょう。
ピザトースト、コーンマヨネーズ、ツナマヨネーズなど具材をトッピングし、ラップで包んで冷凍するのもおすすめです。
10.生魚、干物もラップで包んで冷凍庫へ
魚は冷蔵庫保存だと、1~2日ほどしか日持ちしません。保存する際は他の食材同様、ラップで包み保存袋へ入れ、冷凍庫保存しましょう。
切り身はそのまま保存しても良いですが、味噌や酒かすなどで漬物にし保存すれば調理がとても楽になります。
魚焼きグリルやフライパンで焼くだけで、調理終了です。時間があるならば、パン粉をまぶしてフライにし、保存してもOK。手間のかかる魚料理もあっという間です。
煮魚の場合は、冷凍した魚を解凍せずにそのまま煮汁で加熱すると煮崩れしにくくなります。
肉や魚は冷凍、調理保存で常備菜にも
肉や魚、野菜までも冷凍保存をし、やりくりしている先輩ママが多いようです。すぐに使わない食材はラップで包み、保存袋で冷凍保存し、他の食材は調理して冷蔵保存するのがおすすめです。
時間があるときに調理したら常備菜として保存し、傷みやすいものは2~3日、漬物や味の濃いものは3~4日で食べきりましょう。
保存する際は、いつ加熱・保存したのか日付を書いておきます。いつ作ったのか分からないと、食べても大丈夫かわかりませんよね。
冷凍保存したものは、霜が付く前に使い切るのがポイント。家事、育児、仕事と忙しいママもストック食材を利用し、休憩しながら調理しましょう。