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出版:金の星社 あきやまただし著詳細を見る
不思議なマラソン大会で選手たちがそれぞれ、思わぬものに変身しちゃいます。言葉遊びができる絵本です。
対象年齢 3歳~
たくさんのシリーズで出ています。子どもたちと声を合わせて読み進めていく「参加型読み聞かせ」に最適です。言葉遊びのセンスも良く、読み進めていくうちに必ず笑い声が聞こえてきますよ。 ※5
ことばあそびが楽しくできるへんしんシリーズ。
毎回オチが楽しみです。
マラソンも「またよんで~」とせがまれています。 ※6
平仮名が読めるようになった子供が一人でも楽しめる本ですが、親子で一緒に呪文を唱えるように読んでほしいなぁと思います。
この本の面白さは、読んでみると分かります。できればパパと一緒に読んでほしい一冊。NHKアニメ「はなかっぱ」の作者でもある、あきやまただしさんの代表作です。のほほんとしたイラストも楽しめますよ。
4.インパクト勝負の一冊「いちにちおもちゃ」
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出版:PHP研究所 ふくべあきひろ作詳細を見る
ぼくがもし「おもちゃ」になったらどうなるのかな…?そんな疑問から想像が膨らんでいくストーリー展開です。
対象年齢 4歳~
これは傑作です!
2歳の息子に読み聞かせたのですが、
初めて読んだときは親の方が爆笑してしまいました。
他の方も書いておられるように、展開が容易に想像できるのですが
むしろその「お約束」感が堪らない。
息子の方も、お約束で笑いたいときに「これ読んで」って持って来ます。
面白だけじゃなく、一応教訓があって
おもちゃは大変→大切にしなければ→さぁお片づけ
という結末になっています。
とはいえ、これを読んでちゃんとお片づけするようになるかというと…子どもはそんなに単純じゃないですけどね(笑) ※7
小学校の読み聞かせでも好評でした。
「多分こうなる」という予想通りの展開に、
ユーモラスな絵と言葉で「やっぱりね」と納得する・・・
だけでなく、「いたそぉ〜」とか思わず、実感している様な反応が面白かったです。
本編終了後に表紙裏のおまけのおもちゃたちについても忘れず、読み聞かせ、大好評です。 ※8
物語の主人公である「ぼく」がお家でいつも遊んでいるおもちゃに変身する絵本。とにかくインパクトが強く、想像力が豊かな方(大人も子供も含め)にはぜひ読んでほしい一冊です。
この本は筆者自身お気に入りの一冊で、何回読み返しても必ず同じ所でふき出してしまいます。
5.ちょっと残念なおおかみさんがかわいい「ぶたのたね」
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絵本館・刊 佐々木マキ著詳細を見る
ぶたにも負けてしまうほど足の遅いおおかみさんは、どうしてもぶたを捕まえたいという気持ちから、「ぶたのたね」を手に入れました。次の日の朝、「ぶたのたね」から鈴なりに実ったのはたくさんのぶたさんたち。ここから話が大きく展開します。
対象年齢 3歳~
5歳の息子の大のお気に入りの絵本の1つです!『走るのがおそいオオカミがいた。どの位おそいかというとブタよりもおそい。・・・』で始まるこのお話は、読んであげてる私まで面白おかしくなってきて、しまいにオオカミのことが心配になり応援してあげたくなってしまいます。物語は思いもよらぬ展開に・・・。簡潔でユーモアあふれる文章は読み手に負担のない長さです。
「三匹のコブタ」をねらうオオカミはいつも悪者なのに・・・いろんなオオカミがいるんだよね。人間だって色々だよね。そういえば人間だってブタを食べるんだったね。様々なことを思う私の横で、息子はどんなことを思って面白がっているのでしょう。ユーモアとペーソスが漂ってくる佐々木マキさんの絵も素晴らしいです。お子さんが冗談をわかり始めたら、くりかえし何度も読んで楽しめる絵本だと思います。 ※9
私が特に好きなのは、ゾウが何故か突然出て来るシーン。脈絡のなさ、突拍子のなさが、なんともいえぬアクセントになって、この絵本の魅力を倍増しています。オオカミがかわいそう、とか、弱肉強食とは、などと、難しい事は抜きにして、笑い飛ばして読みたい、良質のナンセンス絵本です。 ※10
今までにない「おおかみ」の設定がされているこちらの絵本。これまでの童話で形づくられてきた狼像があると、思わず噴き出してしまいます。
ちょっと残念なおおかみさんが「ぶた」を食べることができるのかどうか、おかしくも展開が楽しみになるところ。読んだ後は何となく気持ちが晴れやかになるから不思議です。
こちらはシリーズ化がされているので、その後の展開が気になる方はぜひシリーズで読まれてはいかがでしょうか。
「絵本の時間」が親子で楽しい時間となりますように
私の子供が幼稚園に通っていたときの担任の先生は「本は心の栄養です」とよくおっしゃっていました。
親が義務感だけで読み聞かせをすると、絵本の中身が子供に伝わっているかどうか迷ってしまうところ。でも、本の内容でパパやママが笑っている、言葉のリズムが面白くて子供が笑っているというような本だったら、感情や感性も上手に芽生えてくるかもしれません。
言葉のキャッチボールができる年齢に差し掛かれば、「このときおおかみさんはどういう気持ちだったかな?」「きみは、どんなおもちゃに変身したい?」というように絵本の外で話を膨らますこともできます。もちろん読解力も付いてきます。
親子で楽しめる「絵本の時間」の中で、家族のコミュニケーションを深めていってくださいね。








