6歳の勉強に役立つおすすめの本をご紹介
それでは、6歳の年長さんが勉強をするときに役立つ本を具体的にご紹介していきます。6歳児におすすめのドリルや知育本、図鑑、読みものとバランス良く厳選しましたので、迷ったらこの中から選んでみてください。
6歳の子どもになぜこれらの本がおすすめなのかは、記事の後半で解説していますよ。
絵本の記事をもっと読みたい方は、下記からご覧ください。
【図鑑】学研の図鑑LIVE(ライブ)セット1(昆虫/動物/恐竜/宇宙/鳥)
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学研の「図鑑LIVEセット」シリーズは、違う分野の図鑑が5冊セットになったボリューム満点のセット。DVDも付属しているので、ダイナミックに動く生き物や自然が楽しめるところも魅力ですね。
6歳の子どもが興味を持ちがちな分野について詳しく勉強できる本としてプレゼントにも最適。昆虫が1,900種、動物が全850種、恐竜が1,900種、鳥が860種と掲載されている種類も豊富で、読破すれば自然について知り尽くせるでしょう。6歳の年長さんが勉強するにもおすすめですが、小学校に入学しても長く楽しめるはずです。
今回ご紹介しているセットのほかに「爬虫類両生類・地球・鉄道・古生物・深海生物」、「植物・魚・危険生物・人体・水の生き物」のセットなどもあります。
【図鑑】生活図鑑 『生きる力』を楽しくみがく
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図鑑と言えば動物や鳥、魚が一般的ですが、こちらは「衣食住」について書かれた異色の図鑑。一人暮らしを始める方にも役立つそうで、6歳になる年長さんが身の回りのことを勉強するためにぴったりです。
「衣」は洗濯や片付け方、手入れの仕方、「食」は料理の道具や材料、マナー、「住」は片付けや掃除の仕方、身の守り方など、自分のことを自分でできるようになる6歳の子どもが知っておいて損がない内容。小学校に入学する前に生活の基礎知識を身につけるため、子どもの生きる力を高めるためと、さまざまなシーンで活用できる本です。
この「Do!図鑑」シリーズには他にも「冒険図鑑」「自然図鑑」「工作図鑑」などたくさんの種類があるので、子どもの興味に合わせて選んであげても良いですね。
【ドリル】学研の幼児ワーク 6歳 ひらがなことば
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6歳の子どもに本格的に勉強をさせたいなら、「学研の幼児ワークシリーズ」がおすすめ。こちらのシリーズはたくさんの種類が販売されていますが、ひらがなと言葉についてのこのドリルは6歳向けにちょうど良い難易度です。
習熟度のレベル的には、ひらがなを覚えた6歳の子ども向け。覚えたひらがなを使うことやもっと上手に言葉を使いこなせるようになるためのエッセンスがギュッと凝縮されています。しりとりやなぞなぞ、逆さ言葉などの言葉遊びの中で楽しく言葉を発達させられるでしょう。擬態語や形容詞、対義語なども収録されているので、語彙や表現力を高めるために役立つ勉強用の本です。
【ドリル】学研の幼児ワーク 6歳 ハイレベル とけい
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こちらも「学研の幼児ワークシリーズ」で、算数分野のドリスです。時計を読めるようになった6歳の子ども向けで、時と分、時間感覚などを学べる内容。アナログ時計が読める子どもに、「8時間」「あと20分」など、時間感覚を身に着けるサポートをしてくれるドリルです。
小学校に入学すると、時間割で生活が進むので時間感覚が必要となります。6歳の年長さんのうちに本で時間感覚を勉強しておけば、小学校に上がった後も困ることなくしっかりと行動できそうですね。
【知育本】賢くなるパズル・入門編
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首都圏の難関中学合格率が80%以上という「宮本算数教室」が開発した知育本です。小学生向けに作られた知育本ですが、「入門編」はシリーズの中で最も簡単なので未就学の子どもにも対応しています。
身につく能力は、計算力・思考力・集中力・粘り強さ・慎重さなど。普通のドリルではなくパズル問題なので、6歳の子どもでも楽しく勉強できる知育本ですよ。
【読みもの】いちねんせいのいちにち
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「小学校でどんなことをするのかな?」と、楽しみや少しの不安を抱えている6歳の年長さんにぜひ読んでほしい本が「いちねんせいのいちにち」です。タイトルの通り、小学校1年生の1日について描かれています。集団登校で小学校に行って、いろいろな勉強をして、給食を食べて、休み時間には遊んで…と、小学校に入学した後の1日が絵本の中で体験できる1冊。
同じ作者・絵本イラストレーターによる「いちねんせいのがっこうたんけん」も一緒に読めば、6歳になる年長さんにとっての小学校入学準備は万全でしょう。
【読みもの】たんけんクラブ シークレット・スリー
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そろそろ「絵本からレベルアップしたい」という本が好きな6歳の子どもには、初めての児童書として「たんけんクラブ シークレット・スリー」がおすすめ。
簡単な漢字が少しだけ使われていますが、ルビも打ってあり文字は大きめなので、ひらがなとカタカナが読める子どもなら読み切れるでしょう。
小瓶に入った手紙を受け取った男の子が「たんけんクラブ」を作る…というわくわくする物語も6歳の子どもを引きつけます。「本の楽しさを勉強させてあげたい」という思いを持つパパママは、ぜひ6歳のタイミングでこの本を読ませてあげてください。
6歳の子どもが好む本の傾向
「6歳の勉強に役立つ本を…」と思って買い与えても、子どもが興味を持ってくれなければ読んでもらえないかもしれません。そこでまず、6歳の年長さんはどのような本を好むのか、好みの傾向を確認しましょう。
自然や身の回りに関連する本
6歳前後から虫や草花に興味を持ち始めたという子どももいるのではないでしょうか。6歳児は自然や身の回りのことに関心が高まるので、動物・植物・鳥・昆虫・宇宙などの本を好む子どもが増えます。
自ら言葉を使い文字を書いたり読んだりする姿も見られ、社会事象や自然事象などに対する認識も高まります。 ※1
自分で文字を読めるようになるので、図鑑など、自然に関する知識が得られる本を買い与えれば興味津々で勉強してくれるでしょう。
6歳前後の子どもが主人公の本
6歳の子どもに好まれる絵本や児童書は、子どもと同じく6歳前後の子どもが主人公の本であることも特徴の一つです。
幼年童話に登場する主人公は、対象となる子どもに年齢的にも近く、背景は彼らの生活に近い世界である。そのため、幼年童話は、子どもが生活世界から、SFなどが多く扱われる児童文学のように、知らない世界へと向かうための絵本と児童文学との架け橋ともなる。 ※2
本に登場する主人公が自分の年齢とあまりにかけ離れていると、子どもは自分ごととして捉えにくくなるのでしょう。子どもと同じくらいの年齢の主人公が描かれた本であれば、少し難しい児童書であっても、本の世界に入り込んで楽しんでくれそうです。
6歳児には勉強に役立つ本やドリルで能力を伸ばしてあげて
6歳の年長さんはできることも増えていろいろなことに興味が広がる年齢です。文字が読めるようになる子もいれば、興味がある分野のことをたくさん調べたい子も出てきます。また小学校への入学を控えている年齢なので、就学に向けてドリルなど本格的に勉強ができる本を買い与えたいというパパママもいることでしょう。
この記事でご紹介したドリルや知育本、図鑑などは6歳の子どもが楽しみながら勉強するためにピッタリの本です。子どもの関心にあわせて、ぜひご紹介した中からピックアップして子どもの興味と意欲をぐんぐん伸ばしてあげてくださいね。