抱えるように赤ちゃんを抱っこして首を片手で支えながら、手桶を使って髪の毛にお湯を流す方法は月齢が小さな赤ちゃんに有効です。
ちょうど、美容院でシャンプーをしてもらっているときの体勢を、赤ちゃんにあてはめるとよいですね。お湯を流す方向をおでこから後頭部へと流していくと顔にもかかりにくくなりますよ。
④泡が付いたらすぐに流す
こまめに洗い流すことで、泡が付いた手で顔をこすり泣いてしまうということを防げます。ただし、勢いよくお湯を掛けるのは禁物。赤ちゃんがむせてしまう可能性があります。また、お湯が顔にかかったらすぐに拭きとってあげてくださいね。
頭にお湯をかける際は、ゆっくりていねいに行ってあげましょう。
⑤声掛けで子供を励ます
「お湯がかかっちゃった、だいじょうぶ?」ではなく、「じょうず」という言葉がけ。これは目からうろこが落ちました。「大丈夫?」だと、若干ネガティブワードに響いてしまいますが、「じょうず」と言葉を変えてみると前向きな気持ちに変わります。
泣いているのもお風呂の最中、たった数分間のこと。湯上がり後お着替えをさせたり、白湯を飲ませたりすると落ち着くこともあります。毎日の大泣きはちょっと厳しいけれど、「1日のうち数分間」「子供だから仕方ない」と割り切ってみると案外ママの気持ちに余裕が生まれることも。
番外編:わが家の場合、時間をずらして入れました
わが子3人に共通することですが、眠い時間とお風呂タイムが重なると、ぎゃんぎゃん泣いていたような気がします。そのため、晩御飯を食べる前にお風呂に入れて、落ち着いたころにご飯を食べさせ、その後寝かしつけました。
夕飯→入浴→就寝という入眠儀式の順番が若干入れ替わってしまいましたが、眠る前の歯磨きや白湯を飲ませるというプロセスで「もう眠るんだね」ということを認識してもらえたので良かったです。
はたして、泡が付いたり、顔にお湯がかかってしったりすることだけがお風呂で大泣きする理由なのでしょうか…?もしかしたら、「お風呂が熱い」「眠いのにお風呂に入りたくない」というような別の理由もあるかもしれませんね。
番外編その2:長女は「突然○○する」が苦手な子でした
わが家の長女が、お風呂前にギャン泣きする理由として突然何かをされることが苦手だったことも関係していたようでした。
「突然、裸にされる」「突然、湯船に入れられる」「母に代わって父親が風呂に入れる」という大人としてはごく当たり前の行為が、生まれたころから苦手だったようです。声かけをしても嫌がりました。これは、自分で洋服を脱ぐことができるようになったら治まりました。
実は、その「突然の○○が苦手」というものは15歳の現在かなりやわらぎましたが、幼いころは長女に対して他人が何をするのか分からないため、歯医者や病院での治療がなかなか進まないこともありました。
こういった性格によるものも考えるべきかもしれません。










