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出産準備、順調ですか?
妊娠生活も折り返し地点に差しかかると、いよいよ出産準備です。出産という一大イベントは何人目になっても不安がいっぱいですね。初めての出産ともなればなおさらです。
入院の際に準備するもののリストは病院でもらったり育児雑誌に載っていたりもするけれど、実際に出産・入院したママの「これを持って行ってよかった!」の声を聞いてみませんか?
姙娠、出産、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」でも入院前の不安な声があがっていました。
このような質問に、先輩ママたちから入院準備に役に立ったアイテムのおすすめがたくさん寄せられていました。一部をご紹介しますので、参考にしてみてください。
筆者が持っていってよかった&持っていけばよかったもの
ちなみに、筆者の経験で持っていって良かったものは円座クッション。とにかく出産後は座るのが痛いんです。例えベッドの上でも座るのは苦痛。
とはいえ食事はもちろん、授乳もあるため一日中寝ているわけにはいきません。円座クッションはストレスなく座っていられるので良いですよ。
また、必要だったなと思ったのは耳栓。出産が夜中だったのですが、出産後はベッドが4人部屋しか空いていませんでした。疲れ切ってぐっすり眠りたかったのですが、ほかの方のいびきが気になって眠れない状態でした。
出産する病院の状況にもよりますが、場所も取らないため用意しておいても良いかもしれません。
先輩ママたちの出産準備アイテム
病院でもらう出産準備リストには載っていない、先輩ママだからこそ必要だと分かるアイテムっていろいろあるんです。
「ママリ」に寄せられた先輩ママたちの入院時に役に立ったアイテムを紹介します。納得のアイテムが勢ぞろいしているので、参考にしてみてください。
1.着圧ソックス
個人差はあると思いますが、妊娠中や産後は足がむくむことも。足を高く上げて横になりたいけれど、お尻が痛くてあおむけで眠るのは苦痛。
そこで登場するのが着圧ソックス。スパッツタイプではなく膝や太ももまであるタイプが脱ぎはきしやすくでよさそうです。
2.洗い流さないシャンプーや汗拭きシート
出産は、どんなスポーツよりも汗をかくのではないでしょうか?産後の肌はべたべた、髪はボロボロ。お風呂に入ってすっきりしたいところですが、産後24時間はシャワーを浴びられません。
そこで、すっきりとした状態に戻れる水が必要ないシャンプーや汗拭きシートは便利です。やっと会えた赤ちゃんには素敵なママを見てもらいたいですよね。
3.のど飴・リップクリーム
出産時の呼吸の激しさやうなり、叫びともいえる声。気がつくと唇も声もガサガサに…。のどが荒れてしまってはその後の体調が心配です。
唇は割れる前にリップクリームを、疲れたのどにはのど飴を。乾燥対策にマスクという意見もありました。ベッドが窓際で、病院によっては冬場だと加湿が追い付かないところもありますからね。
4.ペットボトルにつけられるストローキャップ
病院によってはリストに含まれていますが、これはもう必須アイテムにしても良いのでは、と思いました。陣痛中はとにかくのどが渇きますが、だからといって起き上がって水分をとるのは一苦労。出産直後もやはり起き上がるのが苦痛です。
そこで、横になったまま水分補給できるストローがあると便利。キャップ付きならこぼす心配もなし。
当然ペットボトルも必要なのでお忘れなく。
5.硬式テニスボール
病院に置いてあるところもあるようなのですが、テニスボールやゴルフボールをいきみのがしにお尻の穴へあててもらうと良いようです。
筆者は用意していかなかったので、陣痛が来たときに助産師さんがお尻の穴を手でぐっと押さえてくれたのですが、ちょっと恥ずかしかったですね。
6.お菓子やウェットティッシュなど、とにかく細かいものいろいろ
細かくいろいろ並んでいますが、どれも確かにあると便利。
携帯の充電器は普段から使用しているものなので、病院に向かう直前に荷物へ入れると思うのですが、バタバタしているので忘れがちですよね。「出産の報告をしたいけど電池がない」なんて事態にならないようにしたいものです。
また、陣痛が長引いた場合食事もろくにとれません。そこで合間を狙ってちょっと口にできるものがあると良いですね。
あとは「出産をするという気持ち」を忘れずに
ものごとは経験してみないと分からないと言いますが、出産なんてそう何度も経験できるものではありません。そこで経験者の意見が生きてきます。
赤ちゃんを迎え入れる準備に「やりすぎ」はありません。さまざまな意見やアドバイスを取り入れてみてください。
あとは「これから赤ちゃんを産むんだ!」という気持ちを忘れずに。ママになる気持ちは生まれた赤ちゃんを見れば自然と出てきます。元気な赤ちゃんが生まれますように。
イラスト:アキタヒロミ