何をしても寝てくれない…。寝かしつけに疲れてしまう毎日
ママがあの手この手をつくしていろいろ試してみても寝てくれない…。赤ちゃんだって眠くないときがあるのはわかっていても、毎日だと大変ですよね。あまり寝るのが遅くなると、睡眠不足や生活リズムが心配になってきます。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ・ママリにも次のような投稿がありました。
うちの子は新生児の頃からあまり寝ない子で、寝かしつけもかなり時間がかかる子です。
生後5ヶ月の今も、寝るまでに一時間半くらい泣きわめいたりモジモジしたりで本当に大変です・゚・(●´Д`●)・゚・
最近は歯が生えてきて乳首をギューーっと噛んできたり...。
めちゃくちゃ痛くて、なんかいもされると心が凹みます。
お風呂は7:00くらいに入れて、お風呂が終わったらだいたい8時くらいに寝室へ行き寝かしつけなのですが、ほんとに大暴れして寝ません(*p´д`q)゚。ギャン泣きです。
ちなみに、
8時の寝かしつけの前の授乳は5時頃です。
指しゃぶりはせず、お昼寝は眠くなると大泣きしておっぱいあげると寝ます。が、すぐ起きます( ̄▽ ̄;)セルフねんねは今まで1、2回くらいしかしてません。
夜中もまだ3時間起きです。。
なぜ寝付きが悪いのか...
何か対策があれば教えていただきたいです。
さすがに毎日の大暴れの寝かしつけに少し疲れてきてしまいました...
旦那が家にいる時はまだ心に余裕が持てますが、帰りが遅い平日は寝かしつけがストレスです。。。
「毎日の大暴れの寝かしつけ」。この一言でママの大変さが伝わってくるようです。
赤ちゃんが寝た後にきちんと家事を片付けたいと思うママもいるでしょうし、生活リズムを作るためにも早く寝かせてあげたいと思うママもいるでしょう。頑張り屋さんのママほど寝かしつけでストレスを抱えてしまうかもしれませんね。
寝かしつけタイムも赤ちゃんとの時間。毎日ストレスをためるのではなく、できるだけ楽に、楽しく過ごせるような方法はないものでしょうか。
寝かしつけはどうしてる?先輩ママのアイデアを知りたい!
1歳前後の赤ちゃんを持つママの中には寝かしつけに苦労されている人も少なくないようです。ママリに寄せられたたくさんの質問に、先輩ママたちが送ったアドバイスを見せてもらいました。
音楽を聞かせたり、スクワットやドライブを一緒にしたり。一人ではなかなか思いつかないようなアイデアもあるのではないでしょうか。
先輩ママの実践した方法が自分の子にぴったり当てはまったり、悩み解決のヒントになったりするかもしれません。気になるアイデアがあれば、ぜひ参考にしてみましょう。
寝室から飛び出して。散歩やドライブで気分転換
昼間はたくさん遊ばせて
昼寝も短くしてみたらどうでしょうか?
うちの上の子の時は
ほとんど添い乳で寝てくれたのですが
やはり夜泣きが凄くてひたすら虐待でもされてるのか!ってくらい
ギャンギャン泣くこともありました。
そんな時はベランダに出るとか
ご近所の目があれば
外をぐるりと散歩したり
ドライブして寝かしたりしました!
夜泣きなどで目が覚めてしまったときは外に出るというママ。寝室を離れ、思い切り環境を変えてしまうことで興奮状態が治まるのかもしれないですね。
ママが免許を持っていたり、パパに協力してもらえたりするのであれば、ドライブに出かけてみるのも良いのかも。車だと寝てくれるという子もいますよね。
「寝るのを中断する」と割り切って楽しんでしまえば、ママのストレスも発散できそうです。
歌いながらスクワット
赤ちゃんを抱っこしてスクワットすれば、ママの運動不足も解消で一石二鳥になりそうです。
ママの抱っこでユラユラするのが赤ちゃんにとっては心地良いのかも。音楽を聴きながら歌うというのは、ママもリラックスしているということでしょうね。
夜も寝室で絵本を読んだり歌ったり。ママのゆったりした気持ちが伝わるのが、赤ちゃんが寝やすくなる秘訣なのかもしれません。
オルゴールの優しい音で
今回たくさんのアイデアを見せてもらった中には、オルゴールを聞かせるという意見がいくつかありました。
オルゴールの優しい音が赤ちゃんの気持ちを落ち着かせ、寝つきやすくしてくれるのでしょうか。自分の好きな曲目なら、ママも気分よく寝かしつけができるかもしれないですね。
テレビの砂嵐を聞かせてみる
おっぱい(左右)、ミルク、もっかいおっぱいで寝てくれればいいのですが、私が眠くて仕方ない時は、TVの砂嵐の音(YouTube)を聞かせると三回に二回は泣き止んで寝てくれました。
今は正月休みで旦那さんが家にいるので、疲れた時や眠い時は丸投げしています。
テレビの砂嵐の音を聞かせると赤ちゃんが泣き止むという説は私も聞いたことがありますが、今はYouTubeでも公開されているんですね。
テレビの音ではありませんが、厚生労働省からもビニールの音や掃除機の音を聞かせると良いというアドバイスが動画の中で紹介されています。胎内音に近い音は赤ちゃんがリラックスする効果が期待できるようです。
寝かしつけにも有効かどうかは個人差もあると思うのですが、試してみて効果があるようなら取り入れたいですね。
また、寝かしつけは本当はママだけで頑張らなくても良いはずですよね。平日帰りが遅くてももし休日だけでもパパにも協力してもらえそうであれば相談してみましょう。
- 厚生労働省「広報啓発DVD(赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの対処と理解のために~)」(http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/dv/nakiyamanai.html,2017年11月16日最終閲覧)
お気に入りのグッズを持たせてリラックス
大好きな絵本読ませたり
無理やり横にさせて大好きなバンダナを持たせて興奮状態からリラックスさせます♪
それかこちょこちょ攻撃してよく笑わせてから寝かせます( 笑 )
よく笑わせると寝つけやすいらしいですよ♪
なので一応お風呂やごはん済ませたら
たくさん遊ばせてます(∀)
タオルやぬいぐるみなど赤ちゃんがお気に入りのグッズはありませんか?こちらのお子さんは大好きなバンダナを持ってリラックス。お気に入りのものを持てば落ち着いて寝てくれそうですね。
こちょこちょは余計に興奮するような気もしてしまいますが、楽しい気分で笑うと眠くなるのでしょうか。楽しい雰囲気の寝かしつけなら、ママもそれほど苦痛に感じなくて済むかもしれません。
バランスボールでぽよんぽよんと
エクササイズに使うバランスボールが、赤ちゃんの寝かしつけにも役立つという意外なアイデア。バランスボールを使ったこともない筆者には思いつきもしませんでしたが、ママリの中では同様の意見がいくつかありました。
普通に抱っこしてあやすより、ぽよんぽよんというバランスボールのゆったりした揺れがいいのでしょうか。縦抱っこでママにぎゅっとされていると、赤ちゃんも安心するのかもしれないですね。
部屋を真っ暗にして、寝る時間の合図
部屋が真っ暗になったら寝る時間だよって自然になってきますよ!
部屋が真っ暗なので先に私が寝てしまうこともしばしば。(笑)
思う存分どーぞ!って思うようにしました。
何も見えないくらい真っ暗にして赤ちゃんがどのような反応をするのかはわかりませんが、「真っ暗になったら寝る時間」というのは分かりやすい合図ではないでしょうか。
これがしっかりと習慣づけば、赤ちゃんの時期を卒業した後もぐっすり眠ってくれる子になりそうですね。
ママのマッサージで力を抜いて
背中、背中、背中だよー
お尻、お尻、お尻だよー
という風に声を掛けながら、その部位をさすってあげます。全身マッサージして力を抜いて行く感じです。と言っても表面をさするだけですが、範囲を広く意識しています。そして、
おデコ、おデコ、おデコだよー
の時に眉間グルグル指で摩るとよく効きます( ̄∀ ̄)
これは、うちの子だけかもしれませんが、必ず切スイッチはあると思うので頑張ってみてください!
ベビーマッサージは赤ちゃんをリラックスさせ、眠りやすくなる効果があるとして自治体や病院などでも講座が開かれているほど。本格的なものでなくても大好きなママにマッサージしてもらえば、赤ちゃんもきっと気持ちが良いですね。
全身を優しくなでてあげれば、我が子の入眠スイッチも見つかるかも。優しいマッサージなら、赤ちゃんにもママにもストレスなく寝かしつけができそうです。
- わくこどもクリニック「定期的にベビーマッサージを開催しています」(http://www.waku-cc.com/baby.html,2017年11月16日最終閲覧)
- 田中産婦人科「ベビーマッサージ ~ママの手は魔法の手~」(https://www.tanaka-womens-clinic.com/massage/,2017年11月24日最終閲覧)
わが家も苦労した寝かしつけ。筆者の経験談
うちの子はとにかく寝る時間にムラがあり、調子よく21時ごろに寝てくれる日もあれば、深夜までぐずっていたり、一晩のうちに何度も目を覚ましたりするような日もありました。寝てくれないときは抱っこしたり授乳したり、膝に抱っこしながら朝方までウトウト過ごすこともありました。
夜中の授乳がなくなってきても就寝時の寝つきは悪く、20時にベッドに入っても寝つくのは23時ごろ。こちらはまだまだ家事も残っていますし、早く寝てくれないかとイライラすることもしょっちゅうでした。
子供の就寝ペースがしっかりと定まったのは幼稚園へ行くようになってからだったと思います。今思えば体力がついてきて、昼間の運動が足りていなかったのでしょうね。それなりに散歩などもしていたつもりですが、もっとしっかり遊ばせていればよかったなと反省するところです。
いろいろ試してはみたけれど…結局は寝落ちが一番効果あり?
寝かしつけの方法も、もちろんいろいろと試してみました。手足が温かくなると眠くなると聞いたため足をずっと握ってみたり、眉間をなでると落ち着くと聞いて額をなでてあげたり。私の手が触れていると落ち着きはしていましたが、なかなか眠ってくれるところにまでは至らなかったです。
目をつむって寝たふりをしてみると顔をたたいてきたり、髪を引っ張ってきたり…。邪魔することを楽しんでますます寝てくれません。こちらはイライラが募ってきてつい声をあげてしまったことも。寝たふりも台無しです。
長時間ベッドに横たわっているとこちらも眠くなってきます。私の方が先に寝落ちしてしまうこともしばしば。けれど途中で目を覚ましてみれば、横で子供も寝息を立てています。私の邪魔をするわけでもなく静かに一緒に寝てくれる我が子。結局、一旦こちらが寝てしまうのが一番効果があった気がします。
恐らく、寝たふりでは私のイライラが伝わってしまっていたのでしょうね。気持ちの余裕を子供は敏感に悟っていたのかもしれません。
寝かしつけは大きな関門。自分のペースで乗り切りましょう
個人差はありますが、赤ちゃんも成長するにつれて寝返りやハイハイなど体を動かすようになってきます。先輩ママのアドバイスにもありましたが、昼の間にたっぷりと遊ぶ時間を取って体力を使っておくのは、夜に寝つきやすくするための導入として心がけても良いかもしれませんね。
特に初めての育児では慣れないことも多いと思いますが、うまく寝かしつけられるようになれば、後が楽になりますよ。今回ご紹介した方法なども含めて寝かしつけの方法をいろいろと試してみてください。
赤ちゃんの間に生活リズムを付けておくのは確かに大事ですが、ママがストレスを感じてしまっては大変。我が家の場合もそうですが、あきらめて一緒に寝てしまったり逆に一緒に起きているつもりで余裕を持って付き合ってあげたりすることが、赤ちゃんをリラックスさせおだやかな入眠につながるかもしれません。
寝かしつけは子育ての中でも一つの大きな関門だと思いますが、少しだけ心に余裕を持って、自分のペースで乗り切ってくださいね。