乳幼児の誤飲事故発生!加熱式タバコの置き場所・廃棄には気をつけて

母親学級や子育て支援センターでの集まりなどで、子供の誤飲事故に関する講義を聞いたことのあるママはいるかと思います。最近では加熱式タバコ誤飲事故が急増しているとのことで、国民生活センターが注意喚起を促しています。今回は、大人が気をつけるべきことはどんなことかということに焦点をあて、ママやパパが加熱式タバコをどう扱っていくべきかをご紹介します。どんな危険の種が潜んでいるか、この機会に知って頂ければと思います。

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加熱式タバコによる乳幼児の誤飲事故が多発中

タバコは自分以外の人に副流煙の影響を与えてしまう恐れがあるため、禁煙の場所が増えてきました。健康増進法という法律も相まって、公共の場所での喫煙は指定された場所のみとなっています。

ここで注目されているのが加熱式タバコです。加熱式タバコとはタバコの葉を電気の力で高温加熱し、発生した水蒸気を吸いこむという方式のもの。ごみが出にくく火をつけないので、周囲の人を巻き込むことも少ないとされています。

また加熱式タバコにはファッション性もあり、発売後は瞬く間に人気商品となりました。

喫煙者の方の中には加熱式タバコへの切り替えをされたという方もいるかもしれませんね。しかし、その加熱式タバコの誤飲事故が急増していると国民生活センターが警鐘を鳴らしています。

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乳幼児による加熱式タバコの事故、実際にあった事例とは?

灰皿 PIXTA

独立行政法人国民生活センターに寄せられた、加熱式タバコによる誤飲事故の事案が発表されています。

この記事をここまで読み進めた方は「どうしたら誤飲事故につながるの?」と思う方もいるかもしれません。国民生活センターから発表された内容をまとめましたので、ぜひご覧ください。

CASE1:吸殻を割って口に入れていた

加熱式タバコの吸い殻を割って口に入れていたところを父親が発見した。すぐに口からかき出した。(当事者:9カ月 男児) ※1

CASE2:ゴミ箱の中の加熱式タバコをなめていた

母親が家事をしていた隙に、父親の部屋のごみ箱にあった加熱式タバコをなめていた。すぐに救急車を呼んだ。(当事者:1歳 男児) ※2

実際にホームページへ掲載されているのは2例。ですが、詳細は医療機関ネットワークに寄せられた情報は9件、PIO-NET(パイオネット・全国消費生活情報ネットワークシステム)に寄せられた情報は2件と、合わせて11件の誤飲事故が寄せられています。

皆さんはこの11件の誤飲事故、少ないと思いますか?

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大人はこれに注意!国民生活センターからのひとことアドバイス

ゴミ箱 PIXTA

独立行政法人国民生活センターでは「こういうことに注意して欲しい」という意味合いから、加熱式タバコに対するひとことアドバイスを掲載しています。

自宅で加熱式タバコを使っていなくとも、祖父母やパパ、ママのお友だちなどが加熱式タバコを使っているかもしれません。豆知識として覚えておくと良いですね。

事故は1歳5ヶ月以下の乳幼児がほとんど

「加熱式タバコ」は、タバコ葉の入ったスティックやカプセルを専用の加熱装置にセットして使用するものです。タバコ葉が入った部分を子どもが食べたという事故が報告されており、多くは1歳5カ月以下の乳幼児でした。 ※3

タバコ1本分のニコチンで中毒を引き起こします

加熱式タバコの使用前の1本分の葉には、食べると中毒症状が現れるおそれのある量のニコチンが含まれています。タバコ葉が入ったスティック等を決して子どもの手の届く場所に置いてはいけません。
※4

使用済みスティックの廃棄場所に注意

従来のタバコと異なり火の始末の必要が無いため、使用後のスティック等を直接ごみ箱へ捨ててしまいがちですが、子どもの手の届くところに廃棄するのは絶対にやめましょう。 ※5

誤飲事故発生時は、水や牛乳を飲ませないこと

タバコ葉の入ったスティック等を誤飲した際は、口の中にタバコの葉が残っている場合はかき出しましょう。水や牛乳等を飲ませると、ニコチンが水分に溶け出し、体内に吸収されやすくなるため、何も飲ませずに直ちに医療機関を受診しましょう。 ※6

「ひとことアドバイス」の中にもあった通り、使用済み加熱式タバコのカートリッジでも中毒になってしまう可能性があります。またタバコ1本に含まれるニコチンで乳幼児は死に至ることも。

火をつけるタバコよりも健康リスクが低いという触れ込みで人気となりましたが、加熱式タバコにもニコチンは含まれているため、誤飲に対する危険性はゼロではありません。

使用前のカートリッジはもちろん、使用済みのカートリッジも安易にゴミ箱へ廃棄せず、子供の目に触れないような形で廃棄しましょう。

誤飲によるニコチン中毒は予防することができます

赤ちゃん 笑顔 PIXTA

誤飲によるニコチン中毒の危険性を紹介しました。

もし加熱式タバコのカートリッジを誤飲したことが分かったら、直ちに救急車を呼ぶなど適切な措置を取りましょう。

また、国民生活センターでは子供が関連する製品事故の注意喚起を促す「子どもサポート情報」を月1回程度のペースで配信しています。どのような事故が起こりやすいのか把握するためには「子どもサポート情報」のメールマガジンを受信すると良いですね。

わが子を守れるのは、パパ・ママだけという場合が多くなりました。少しでも危険をキャッチして、子供と安全な生活を過ごせるよう工夫が大切です。

「子どもサポート情報」メール配信について

「タバコ」「誤飲」「注意喚起」 についてもっと詳しく知る

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