おもちゃ選びのポイント
おもちゃは選び方を間違えると、思わぬ事故につながる可能性もあります。特に生後5か月を過ぎた子どもは、何でも口に入れてしまうことから、誤飲しないように注意が必要になります。
どのようにおもちゃ選びをすればいいか、それぞれポイントを紹介。購入前にぜひ商品パッケージにある下記の内容をチェックしてください。
注意表記
©バンダイ
安全性に関わる大切な注意点を記載してくれています。また、安全に遊ぶために気をつけたいことについても書かれているので、遊ぶ前には必ず確認するようにしましょう。
材料
©バンダイ
おもちゃにはプラスチックや木、布など数多くの材料が使われていて、着色料もさまざまな種類が使用されています。
子どもの年齢によってはおもちゃを口に入れてしまうことを想定して、口に入れても安全な素材か、誤飲しない大きさかなど、シチュエーションや遊ばせる環境を想定しながら選ぶことが大切です。
対象年齢
©バンダイ
対象年齢は子どもの年齢に合わせて安全に遊ぶことができるかを判断して表示しています。また対象年齢ごとに厳しい検査や審査が設けられ、合格したおもちゃに表示されるマークでもあります。
子どもが成長しても遊べるおもちゃにしたいと考えるかもしれませんが、安全に遊ぶためには対象年齢を確認するようにしましょう。
STマーク
©バンダイ
STマークとは安全基準に合格した証明のマークです。社団法人日本玩具協会がおもちゃの安全基準を制定し、条件をクリアしたおもちゃのみに与えられるもの。
このマークがついていれば「安全面について注意深く作られたおもちゃ」ということです。選ぶおもちゃにSTマークがついているかどうかも忘れずに確認しましょう。
おもちゃで遊ばせる際の注意点
おもちゃは選び方だけではなく、遊ばせるときにも注意が必要です。安全なおもちゃだからといって油断していると思わぬ事故につながる可能性もあるので、どのような点に注意すれば良いのかも必ず確認しておきましょう。
身につけるタイプのおもちゃはこまめに着脱を
ぬいぐるみやアクセサリーなど、肌に触れるおもちゃを長時間身につけていると、肌荒れの原因となる場合があります。
特に夏の時期など汗をかく季節はこまめに着脱し、おもちゃについた汗を拭き取るなど清潔に保つようにしましょう。
おもちゃの電池は、新旧や種類を確認
©バンダイ
おもちゃに使われている電池を古いものと新しいものを混ぜて使うと、電池容量が違うことから事故が起きる可能性があります。
液漏れや破裂などを起こさないためにも、電池交換はまとめてするようにしましょう。また「アルカリ電池」と「マンガン電池」は違うものなので、一緒に使うと発熱や液漏れ、破裂する恐れがあります。
電池は同じ時期に交換し、複数必要な場合は種類もメーカーも同じものに合わせるようにしてください。また、長期間使用しない場合は液漏れを防ぐために、電池を取り出しておきましょう。
ひもがついたおもちゃはジョイントが重要
©バンダイ
ひもがついているおもちゃは、首に巻き付いてしまう可能性があります。そこで、ひもにはジョイントがついているかどうかも確認しておきましょう。
ジョイントとはつなぎ目のことで、一定の力がかかると勝手に外れる仕様です。どこかにひっかけてしまった時でも安心なので、長いひもが付いたおもちゃはジョイントタイプを選ぶようにしましょう。
子どもに合ったおもちゃを選んで安全に遊ばせよう
子どもは予想外の行動をするもの。だからこそ、大人が安全なものを選ぶ必要があります。また、おもちゃは年齢などにも合わせて作られているので、その時に合ったものを選ぶことも大切です。
今回紹介している注意点を参考に、安全に遊べるおもちゃを選んでみてください。また、遊ぶときはなるべく大人がそばにいて見守ってあげましょう。