子供と一緒に読みたいクリスマス絵本
小さな子供にとって、さまざまなものへの興味や関心が芽生えるきっかけとなる絵本。この時期はクリスマスについて描かれた内容の絵本がたくさんあるでしょう。
子育て絵本アドバイザーの前田ちひろさんがおすすめする、クリスマスにちなんだ絵本をお伝えします。クリスマスについて自然に子供に伝えながら、一緒に楽しめますよ。
0~1歳向け 色彩がはっきりしている「さんかくサンタ」
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こちらは、「さんかく」「まる」「しかく」で描かれた、かわいらしいクリスマスのお話です。絵具や、サインペン、クレヨン、色鉛筆などの様々な画材を使った色紙で、切ったり、貼ったりして作られた絵本は、素材の質感が、そのまま伝わってきますね。
リズミカルな文章が心地よく、生まれたばかりの赤ちゃんはもちろん、絵本を読み始めたお子さんも楽しんで読める内容です。
「絵本の読み始めは、お子さんの月齢や年齢に関係なく、色や絵がはっきりしている絵本をおすすめします。裏表紙も工夫されているため、ぜひ裏表紙までお子さんに見せてあげてください」(前田さん)
0~1歳向け 表紙のかわいらしさにどんどん読みたくなる「ツリーさん」
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楽しいクリスマスの日。「ツリーさん」のもとには、クリスマスツリーを飾る、さまざまなオーナメントが集まってきます。でも、「なにかがたりないようなきがするなあ…」と、ツリーさんたちが考えていると…。
最初の場面では、もみの木だった「ツリーさん」に、オーナメントたちが集まってくるストーリーに、子供も大人も、楽しんで読める1冊です。
「厚紙で作られた「ボードブック」のため、なめたり、かじったり、破ろうとしてしまう乳幼児期のお子さんにも、安心して読み聞かせできますよ」(前田さん)
1~2歳向け 乗り物が好きなお子さんにぴったり「おたすけこびとのクリスマス」
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クリスマスの夜。窓の外からトナカイたちが見守るなか、ひげのおじいさんから仕事を頼まれたこびとたち。夜空を見上げると、そりに乗ったサンタクロースがこびとたちのところへ何やら持ってきました。「おあずかりします。」こびとたちは、長い荷台に大きな包みを乗せて、「しゅっぱーつ!」一体、どこへ、何を運んでいくのでしょうか…。
「鮮やかな色遣いと、細かなところまで丁寧に描かれた絵によって、子供も、私たち大人も、読む度に、発見があります。クリスマス時期はもちろん、乗り物や働く車が好きなお子さんに、おすすめの1冊です」(前田さん)