ママは自分自身の時間が持てないの?
子供が幼稚園や保育園、小学校へ入学するまでの間は家事や子育ての時間に追われて毎日がバタバタです。
掃除をしたばかりなのに子供が牛乳をこぼしてしまった、下の子のおむつ替えをしているかたわらで上の子がおもらしをしてしまったなど、子供中心の時間配分になってしまって、ママ自身が落ち着ける時間がないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
「子供が眠ってほっとできる時間帯」には、夫が帰宅。なかなか落ち着けないなんてこともあるのではないでしょうか。
ママリユーザーもそんなお悩みを抱えています
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」のユーザーの間でも、「自分の時間が持てない」「リフレッシュできない」といった悩みを抱えている方の投稿が見られます。
わが家も昔はそうでした。今となっては子供も成長したため、自分のことは自分でするようになりましたし、日中は私も自由です。
次女が生まれたての頃からつい最近まで本当に余裕がありませんでした。
夫は夜勤ありの3交代勤務で、出勤時間と退勤時間が日によって違うといった超不規則勤務。シフトの都合上会社で決められた出勤・退勤時間が毎日違うのは主婦にとって厳しい…。それに、当時の夫は子供のおむつすら交換できない人でした。その頃の自分を振り返ると「私、良く乗り越えたな~」と、ほめてあげたくなるほどです。
今、進行形で子育てや家事に奔走している皆さんは、どのように気持ちの折り合いをつけているのでしょうか。
聞いてみた!先輩ママたちのリフレッシュ方法
ここからは、冒頭の質問に対して寄せられた、先輩ママが経験したリフレッシュ方法をピックアップしました。
皆さんそれぞれのリフレッシュ法をお持ちのようです。今息抜きできていない、追い詰められそう…とギリギリの状態になる前に何かしら行動に移してみてくださいね。
普段の買い物がもう、リフレッシュです
家のことを忘れて、お店を歩きながらいろいろな品物を見て歩くだけでも気持ちが紛れますよね。
最終的に「パパのシェービングローションが切れかかっていた」「おしりふきのストックがなかった」など、どうしても家のことから離れることができないのですが、買い物をすることで気分転換になります。
そして、内緒のおやつ。子供がまだお菓子を食べられない頃、これは私もしました。ちょっとだけお高めのものを購入すると罪悪感を抱くかもしれませんが、自分へのごほうびとして、ときにはそのくらいしてみても良いのではないでしょうか。
「ほめ日記」で自分を褒めています
あとほめ日記というのも始めてまずまずな調子ですねー。ママさんや友達と会ってご飯したりメールや電話だけでも違いますね!
余裕があれば美容院やリラクゼーションサロン行ったりネイルするんですが💦
あとその日いい事があったら書いたり…
なかなか褒めにくいですけど落ち込んだりイライラしたりという感情が早くに引くようになりました!精神的にも落ち着いたりして精神科医の方も勧められてます。詳しくは検索すると出てきます。
育児を離れて美容院やネイルなど物理的なリラクゼーションでも癒やされるけれど、どこかで「説明がつかないモヤっと感」が残ることもありませんか?
こういったときに「今日はパパにごめんねが言えた、えらかったね」「トイレ掃除を頑張った」などと書きとめることで、「自分の一日はムダじゃなかったなぁ、明日も頑張ろう」と感じられるようになれるのはまさに理想です。筆者も10年前に「ほめ日記」と出会いたかったです。
音楽やDVD観賞や散歩、自分の好きなことをします
やっぱり音楽ですね‼︎
LIVEDVD見て踊ってます(*^^*)
タオル振り回したり…笑
それを見て息子も笑ってますよ
美容院でヘッドスパも結構気分転換になりました♡
結婚当初、両親や親せきが近くにいない土地へ引っ越したため、筆者も長女が産まれ里帰りから帰ったとたん孤独になりました。
同じように音楽を聴いたりライヴのDVDを見たりしていた記憶があります。まだ寝返りもままならない長女を抱っこして歌っていたこともありました。
甘い物は私の活力源です
カフェやファミレスでちょっとリッチなものを食べたいけれど、子供がいればかなわないことばかり。だけどコンビニやスーパーでちょっとした甘いものを買って食べるだけでも幸せな気持ちを感じることができます。
こういうことで頑張っている自分をいたわることもよいことですよ。
ズバリ、断捨離(だんしゃり)です
イライラしたときに押し入れの掃除をする、これは理にかなっているのではと思いました。
不要なものを「イライラ」に置き換えて、フリマサイトなどで売る。売れたらスッキリ、小銭でも増えたらうれしい。これってポジティブな連鎖ですよね。ぜひ、貯金で旅行実現してくださいね。
押し入れにも隙間ができ更にスッキリできますよ。
「人と会う」これが大事です
コメントを読んで、昔のことを思い出しちょっとうるっときてしまいました。
筆者も子供を連れて支援センターへ良く出かけました。よく考えてみたら、何日も家族以外の人と会話してない自分に気付くんですよね。夫が出張に出ているときは何日間か、喃語(なんご)のみの娘に話しかけているだけという自分にビックリすることも。
そういうとき支援センターに出かけると、いつものママたちがいてほっとした記憶がよみがえりました。ランチやショッピングに行くまでのママ友はできませんでしたが、ママたちに「こんにちは~」とあいさつするだけでも、自分を取り戻せたことを思い出しました。
とりあえず、1人になります
この他、ネイルやヘアサロンへ行くというように、子供を夫や家族に託して1人になるという意見も多く見られました。信頼できる相手に子供を託せるのであれば、1人で抱え込んでしまう前に子供を預けてリセットしてほしいと思います。
それがかなわないとき、トイレに入ってクールダウンの時間を持つことだって有効手段ですよ。
子育て時代の筆者のリフレッシュ法
筆者は今から15年前、長女を産みました。まだママになって15年目ですが、子育て時代はイライラピリピリの毎日。
当時のリフレッシュ法を書き綴りたいと思います。
家族構成はこんな感じです
わが家は長女(2002年生まれ:中3)、次女(2005年生まれ:中1)、長男(2009年生まれ:小2)の3人きょうだい。
夫は、会社員ですが業務内容が技術系のため夜勤を伴う超不規則なシフト勤務。もちろんカレンダー通りの休みはありません。ゴールデンウィークや正月などの長期休みは、夫の勤務先が繁忙期となるため出勤です。
2002年の結婚後、長男の妊娠が分かる2009年春まで地元から離れた夫の赴任地で暮らしていました。
ママさんブラスで活動しました
ママたちの体験談をピックアップした際、いくつか筆者の体験談も織りまぜたためいっぱいいっぱいだったところはお分かりいただけたかもしれません。
1人になったとき、ぼうぼうに伸びきった髪の毛を切りに行った美容院で「ママ、髪伸びたねぇ」と担当の美容師さんに言われたとき、リフレッシュどころか泣きたくなった自分がいました。
支援センターでも「○○ちゃんのママ」なのに、どこまでも子供と切り離すことができないんだ、自分の存在ってなんなのかしら?と思ってしまったことも…。本当にその頃の自分は「リフレッシュすること」がへたくそで八方ふさがりでした。
2007年頃、ママさんのブラスバンドサークルを立ち上げて、子育て中のママたちと一緒に楽器を吹くことを始めました。この場所では「○○ちゃんのママ」ではなく、ネット上のハンドルネームなどで呼び合える環境がとても心地良かったし、皆子連れだから境遇は同じ。だからこそ良いリフレッシュになりました。
長男を妊娠してから生活の拠点を夫の地元へ移し、またもばたばたの毎日に突入しましたが、次女の幼稚園のママ活動や長女の小学校のPTAに習い事の送迎などで、逆にこの忙しさが「常に気持ちを切り替える」ことにつながりありがたかったです。
皆、ゆるっと息抜きしましょう
ストレスを感じて悩む人、それを受けとめて「こうすると良いよ」とアドバイスする人。ネット上でもこのようなやりとりがあって、気持ちが楽になる人がたくさんいます。ママリはこの一端を担っているサイトですね。
イライラする気持ち、悲しくなる気持ちはどうしてなのかちょっとだけ立ち止まって考えてみましょう。その考える過程で「子供が言うことを聞かないから」といった表面的なイライラの原因から、「子供の気持ちを受け入れてあげられない自分にいら立つ」とか「私も休息が欲しい、疲れている」と気付くなど、ちょっとだけ掘り下げて客観視できるようになります。これだけで、ストレスやイライラにも対処できるようになりますよ。
そのあと自分自身でリフレッシュできる方法を見つけましょう。そのときはできるだけ、夫や家族など周りの人を巻き込みましょう。安心して息抜きできる時間を見つけてくださいね。
ゆるっと過ごすことが大切。自分なりのリフレッシュ法で気持ちを切り替えて、にこにこの毎日を送りましょう。