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仕事も育児もがんばっていた鈴木サチさんに訪れた転機
雑誌や広告で活躍するモデルの鈴木サチさんは、3児のママ。アメーバブログでは、美容・健康の秘けつや子どもたちとの生活を積極的に発信しています。
笑顔が美しい鈴木さんですが、育児に悩んでいた時期もあったそう。そんな鈴木さんがつづった「イライラしない日々を送るのに私がした、たった3つのこと」というブログがとても印象的でした。今回は、その内容を紹介します。
私は昔、子育て、家事、仕事に追われて
毎日よくイライラしてたんです。
何でも完璧にこなしていなくてはいけない、
でも毎日早朝からの仕事
夜遅くまでの
ピラティスインストラクターのレッスン
平日は絶対に子供にTVを観せない、
絶対に家でご飯を作る、
お菓子は食べさせない。
何時までには寝る!
他にもルールは色々。
その通りにできない子供達を責めたり、
時間通りにできなかった自分を責めたり、
でももっとがんばってやらなきゃ!!
明日はもっと頑張ろう!って
どんどん自分を追い込んでたんです。 ※1
仕事も育児も「完ぺき」を目指していた鈴木さん。「~すべき」という決まりごとが積み重なり、うまくできなかった自分のことを責めるようになってしまったそう。
子どもが寝る時間、食事、夕方の過ごし方……など、たくさんのルールを背負い、子どものためと言いながら自分自身を窮屈にさせていたと振り返ります。
もっとがんばらなければ、またうまくできなかったとイライラしながらも毎日ストイックにがんばっていた鈴木さん。ところがある日、過労で倒れて救急車で運ばれてしまいます。
子どもたちの不安な顔を見て、鈴木さんは、新しく3つのことを実行しました。
1. 「やるべきこと」をいくつか手放してみる
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①やらなきゃのレベルを変えた。
・疲れたら寝る!
・その日できなかったことは明日にしていい!
・お惣菜の日があっても
コンビニでお弁当買う日があってもいい!
・夜まで子供達と夜更かししたってあり!
・金曜日の夜はお布団をリビングにしいて
映画を観ながらポップコーンを食べる! ※2
ご飯を手作りして、いつも決まった時間に寝て、テレビの視聴時間を制限して……と、育児ルールをがんじがらめに決めてしまうと、うまくいかなかったときの罪悪感によってイライラすることがありますよね。
これらのルールを絶対ではなく、できればやろうという程度の目標にしておくことで、自分にも子どもにも優しくいられるようになったそう。
2. 「親目線」から「子ども目線」に切り替える
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②子育てについて勉強して
子供という人間を理解するようにした。
子供ってなんで
片付けができないんだろうとか
もっと「自分のことは自分で」
なんて思っていたんです。
でも子育ての勉強をして
子供の事を理解するようになったら、
ビックリ!!
子供ができないんじゃなくて
やり方を知らなかっただけ! ※3
子どもが思い通りに動いてくれないときに「なぜできないの?」とイライラしたり、落ち込んでしまったりすることもあるかもしれません。
鈴木さんは自らを振り返ると大人のものさしで子どものことを見ていたかもしれないと考え、子どもについて学ぶ機会を得ました。すると、さまざまな気づきがあったそう。
親自身が余裕がないときには、子どもは今何を考えているのかという視点が抜け落ちてしまうことがあります。そのようなときこそ鈴木さんは、子どもの目線を大切にすることで、親子で楽しめることが増えたようです。
3. 母親以外の手を大切にする
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③周りの手を上手に借りるようにした。
・困った時はばぁばやベビーシッター、
家事代行をして家事育児を回す。
・もちろんパパにも
しっかり手伝ってもらってます! ※4
一人で仕事も育児もこなせる完璧なお母さんは、物語の中にしか存在しません。完ぺきに見える人は、誰かの手を上手に借りて、家庭を回している。それに気づいた鈴木さんは、夫、親、ベビーシッターなど、そのとき助けてもらえる相手に手伝ってもらうようになったそうです。
家族でも、家族以外でも、協力できる相手がいることで、ママの心に余裕が生まれ、子どもたちにも良い影響がありそうです。
「よい加減」の大切さに気付こう
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雑誌でのはじけるような笑顔が印象的な鈴木サチさんは、トライ&エラーを重ねながら、家族が笑顔でいられる日常を過ごしているようです。
「いい加減」であることに罪悪感を覚える人が多いかもしれませんが、鈴木さんのブログを見ていると「よい加減」を探ることが大切なのだと感じました。鈴木さんのブログは、育児情報だけでなく、健康、美容のヒントもたくさん詰まっています。
ぜひのぞいてみてくださいね。