1. 早起きをする
私たちは体内時計の働きで、睡眠・体温・ホルモン分泌などを調整しています。人間の生体リズムは約25時間のため、1日24時間の周期でズレが生じます。早起きして朝の光を浴びることで、このズレをリセットし体温やホルモンがうまく調整されます。
体温は、明け方に下がり起床すると上がりますよね。体温調整で脳や体を目覚めさせ活発に動けるようなリズムになっています。睡眠が乱れて早起きできないと体温のリズムも乱れます。午前中にボーッとする、疲れやすいなど学校生活にも影響が出てしまうのです。
そのため、遅くとも7時までに起きる習慣をつけたいところです。洗顔や歯磨きも忘れずにしてくださいね。引き締まった気持ちで1日がスタートしますよ。
- 社団法人東京都医師会「改善しよう!子どもたちの生活リズム」(https://www.tokyo.med.or.jp/old_inf/hayaoki.pdf,2018年1月21日最終閲覧)
- 東京都教育委員会「乳幼児期からの子供教育支援プロジェクト」早起き・早寝が大切なわけ(http://www.nyuyoji-kyoiku-tokyo.jp/rhythm_importance.html,2018年1月21日最終閲覧)
2. 着替えをすばやくする
小学校では、体育の授業に加えて身体測定などでも着替えをします。週に何度も体操着や水着に着替えます。筆者の子の学校では、授業と授業の間の休み時間が5分。この間に前の授業で使ったものをしまって、次の授業の準備をしなければならないのです。
自分の服をすばやく脱いだり着たりできることは、集団生活を乗り切るうえで大切なポイントです。また、脱いだ服をたたむ、しまうことも学校では重視しています。
家庭では、朝の支度やお風呂前後の脱ぎ着で練習をするのがよいです。たたみ方は多少雑でも問題ありませんので、まずは経験を重ねて慣れることが大事ですよ。
3. 毎日、朝ご飯を食べる