友達は「いない」より「いる」方が良いけれど…親としての心構え
「あんなに社交的な子もいるのに、うちの子は…」
このように、わが子と他の子を比べてしまったことはありませんか? 親としては一人でさびしくしている子供の姿を見るのはつらいかもしれません。
でも大丈夫!焦る必要はありません。まずは親としての心構えをしておきましょう。
親が焦る必要なし、子供のペースがある
内気な子やおとなしい子をお持ちのママにとっては、友達づくりの大変さがよくわかりますよね。それだけに心配するのも無理はありません。ただ、集団生活ではいろいろな子がいて、それぞれのペースで友達づくりをしていきます。
そもそも、小学校は時間割でスケジュールがきっちり組まれ、それに慣れるだけでもハード。また学級活動や生活の時間には、意図的にグループワークを取り入れる授業もあり、新しい友達との交流は自然と生まれます。
最近では、「友活」といって同じ小学校に入る友達と会う機会をあえて作ろうとする親御さんもいますが、あくまでも子供主体で人間関係を育ませる方が望ましいでしょう。
おとなしい子も波長が合う友達はできる
「うちの子、引っ込み思案だから…」と過度に心配するよりも、「あなたなら大丈夫」と子供に信頼を寄せることが一番です。すぐに友達を作れなくても温かく見守るスタンスを大切にしましょう。
実際、おとなしい子は同じ波長で自分に合う子を見つけて、友達づくりがうまくいくものです。逆に親が心配して子供にプレッシャーをかけても、ストレスになってしまうだけで、良いことはありません。
子供は親が思うより柔軟で、いつかは新しい環境に慣れるということを親自身が理解しておきましょう。