日焼けは紫外線によるダメージが原因
日焼けの原因になるのは紫外線です。紫外線を浴びると、皮膚はメラニンという黒い色素を作り出してダメージを防ごうとしますが、強い紫外線に長時間さらされると、肌を守りきれません。その結果、皮膚がダメージを受けて、ヒリヒリと痛んだり、赤く腫れたりします。
実は日焼けはやけどの一種で、急激に強い紫外線を浴びることで、皮膚が炎症を起こしていると考えられます。赤ちゃんや幼児の皮膚は薄く、日焼けしやすいため、大人よりも念入りに対策し、注意深く見守りましょう。
- ながと皮膚科クリニック「日焼けはやけどです!」(http://www.nagato-clinic.com/article/13754215.html,2018年3月27日最終閲覧)
- いとう皮膚科クリニック「診療内容」(http://www.itohifuka.com/examinations/hiyake.html,2018年3月27日最終閲覧)
- 日比谷皮膚科クリニック「やけど・日焼け」(https://www.hibiya-skin.com/subject/yakedo.html,2018年3月28日最終閲覧)
- 湘南メディカル記念病院「日焼け」(http://www.sbc-hospital-hifuka.com/dermatology/sun_burn.html,2018年3月28日最終閲覧)
日焼けしたときのホームケア
急激な日焼けで皮膚が赤くなる、あるいはヒリヒリと痛みやかゆみが出ている場合には、適切なケアによって症状をやわらげてあげたいものです。家庭でできるホームケア方法をご紹介します。
ぬれたタオルなどで冷却する
日焼けして赤くなった部分が熱を持っているときは、そのまま放置すると水ぶくれができたり、腫れあがったりする可能性があります。炎症があれば、まず冷やすことが大切。部分的な日焼けなら、ぬらしたタオルなどを当てて冷やしましょう。氷水を入れたビニール袋や保冷剤でもよいのですが、急激に冷えすぎないよう、タオルなどで巻いた上で皮膚に当て、冷却するようにしてください。
また、もし体全体がほてっているなら、低い温度のシャワーを浴びて全身的に冷やすとよいでしょう。ただし、皮膚への刺激にならないよう、水の勢いは弱めに。日焼けした部分の赤みやほてりは、冷却によってかなり引いてくるはず。赤みや痛みが落ち着けば、皮膚を保湿して様子をみましょう。