夫婦げんかが勃発したときどうやって収めてる?
どんなときでも夫婦円満なことが理想的なのは分かっていても、ささいな理由で起こってしまう夫婦げんか。相手が大切なパートナーであるがゆえに、どうやって仲直りしたらよいのか悩んでしまう…。そんな経験が皆さんにも一度はあるのではないでしょうか。
妊娠、子育て、妊活中の女性向けアプリ「ママリ」にもこんな声が投稿されていました。
夫婦げんかをした後、夫婦の関係がギクシャクしたままの状態になっている…と言う方の投稿です。
毎日顔を合わせるパートナーが相手なので、けんかをしたとしてもなるべく後腐れなく仲直りしたいもの。だけど、効果的な仲直りの仕方がいまいち分からない…。そんなときはどうしたら良いのでしょうか。
わが家が夫婦げんかをしてしまう原因や仲直りの仕方
筆者の家庭で起こる、夫婦げんかの実体験を紹介したいと思います。
わたしたち夫婦は結婚前の付き合いが長く、同い年であるなどの理由もあり、めったなことで大げんかをすることはありません。ですが一緒にいる時間がずいぶん長いがゆえに、相手が話した・聞いた内容に対してあいまいだったり、丸投げのように聞こえる返答をすることが増えてしまったり、といった時期がありました。
「自分が投げかけた質問に対し、明確な返答がもらえていない」と気づき始めてからは、「また適当に返事した…」とイライラを次第につのらせていき、最終的には筆者自身が静かに爆発。怒鳴りはしないけれど、ひたすら淡々とマシンガントークで言いたいことを伝え、最後に「どう思う?意見を聞かせて」と相手の意見を聞くと、夫は開口一番「確かにそうだった、ごめん」と謝罪。その後に夫の言い分・意見を聞き、今後はどうしていくべきかを決めてけんかは終了しました。
筆者が言いたいことは言い切りたい性格なのを知っているおかげで、聞き役に徹してくれる夫の姿勢には、けんかのたびに感謝しています。だからこそ自分が言いたいことを言い終わったら、必ず相手の発言もきちんと聞くよう自身も心がけるようにしています。
みんなの夫婦げんかの原因は?
ここからは、ママリに寄せられた夫婦げんかの原因について、声をいくつか紹介します。
「わが家でもこんな理由でけんかをしているかも…」と、思い当たる投稿が見つかるかもしれませんね。体験談は本人の個人的感想なので、あくまで参考程度に読んでみてくださいね。
1.約束を守らない
最初に紹介するけんかの理由は「(夫が)約束を守らない」こと。
結婚や子供が生まれたときなど、さまざまなタイミングで「わが家・夫婦間ではこうしようね」と約束ごとを決める夫婦は少なくないかと思います。わが家では、「良いこと・悪いこと関係なく共有し、夫婦間で隠しごとはしない」という約束を、結婚のときに決めています。
せっかく2人で決めた約束なのに、相手に破られてしまうのは嫌な気分になるもの。投稿者の方のように何度も繰り返し破られ、なおかつ謝れば許してもらえるだろうというスタンスでいられるのは、筆者が当事者であっても許せないな、と思います。約束ごとを決める際は、万が一破った際のペナルティーまで一緒に決めておけば、ある程度の抑止力になるかもしれませんね。
2.嫌な態度で接してくることにイラッ
喧嘩してもあっちから謝ることが
多かったですが
産後から仕事が忙しくなったのもありますがやたらイライラしてて
口調が強くなったり言って欲しくないこと
いってみたりで
こちらがカチンと来るようなこと多々あります。
普通に会話するけど冷たい態度とってて
怒ってることには気づいているみたいですが
謝ってこなくてこっちが痺れ切らして
謝る感じです。
赤ちゃん返りなんですかね?
お前の母親にはならないと前からいったのに。
ホントにむかつきます。
でも二人となるといちゃつきたいみたいなのと求めてくるようになりました。
甘えたいのかもしれませんね。
男は単純…
次に紹介するのは、嫌な態度で接してくることでけんかになってしまう…というもの。
明らかな理由もなく、相手から突然つんけんした態度を取られると「え?」と思ってしまうものです。しかも投稿内容を読んでみると、おかしな態度になった理由が「奥さんが赤ちゃんのお世話にかかりっきりなことに焼きもちをやいている」らしいので、少々厄介ですね。
「もし自分が逆の立場だったら、どんな気持ちになるか考えてみなさい!」と言ってしまいたくなります。
3.言いたいことを言えずため込みすぎて…
滅多にしないのでするときは私が爆発しますwさっきもムカつきすぎて泣いてうったえたら…ま、まさかの…旦那も泣きました(初)笑いそうになりましたがムカついてたので無視しましたw
絶対言い合った方がスッキリすると思います🙄私は自分の言いたい事山ほど言ってスッキリ♥️ストレス発散できましたwww
互いに言いたいことを言えずため込みすぎて最終的に爆発…という投稿も多く見受けられました。
「こんなことで指摘したら大人気ないかな」「気に障るけど、わざわざ言い返すほどでもない」などの理由で、小さなイライラをため込んでいると、いつの間にかそのイライラが積もりに積もって、最終的にけんかの引き金になってしまう場合が。
今まで言いたいことを我慢してきた分、大げんかに発展してしまう危険もはらんでいるので、できれば言いたいことは互いにこまめに言い合うことが大切なのかもしれませんね。
4.間違いを認めないことに対してムカッ
相手が自分の非を認めないことに対してイラっとする…という投稿もありました。
一言「間違ってた!ごめんね」と言えば、それでわだかまりは解消するのに、変に意固地になって間違いを認めず話がこじれてしまうと、面倒なけんかに発展してしまう可能性が。付き合いが長い相手だからこそ、間違った言動をしてしまった場合には、素直に謝ることが大事と言えそうです。
また同時に、自分自身も同じことをしていないかを省みることも重要です。知らず知らずのうちに自分も同じことをしていては本末転倒。まさに「人のふり見て我がふり直せ」ですね。
5.体型のことを指摘されて…
妊娠前の体重に戻っても体型がまだ戻りきってなくていちいち指摘されてプッチン!ってきて、「あなたも出会った時は細くて筋肉あったのにね!!」って言い返しますw
他にも体型に関して指摘され、けんかになってしまった…という投稿も。
いくら夫婦とは言えど、お互いの体型の気になっている部分を悪く言うのは、あまりいいことではありませんよね。少々デリケートな面も含まれるからこそ、冷やかされるとカチンときてしまうものです。
「自分が言われて嫌なことは相手にも言わない」。夫婦だからこそ守るべきことなのでは、と思います。
夫婦げんか、皆はどうやって仲直りしてる?
ここまで夫婦げんかの原因について紹介しましたが、今度は他の家庭ではどのように仲直りをしているかを、同じくママリの投稿から紹介します。
けんかの原因がさまざまであれば、仲直りの仕方もさまざま。ぜひ参考にしてみましょう。
1.自分から謝りに行く
一度お互い上った血を沈めてからだと、冷静に話し合いができるので、我が家ではそうしています。だらだらイライラしたくないので、その日に解決するようにしてます(T^T)
まず紹介するのは、けんかの原因が何であれ自分から謝罪をしに行く、という方法。
お互いむきになっているままだと話し合いすらままならなくなるので、突破口として謝罪をしに行き、そのまま話し合いにつなげるのはいい方法なのでは、と思います。投稿者の方が書いているように、だらだらイライラしたくないので、その日に解決するようにしているという姿勢も素敵だな、と感じます。
自分が悪くなくても謝りに行くのは、少々納得がいかない部分もあるかもしれませんが、問題の早期解決のため!と割り切ってしまうのがいいのかもしれませんね。
2.しばらく時間を置く
次に紹介するのは「けんかをしたら一旦クールダウンのための時間を置く」というもの。
お互いにけんかでヒートアップしたままだと、落ち着いて話し合いもできません。一度お互いに距離を置きクールダウンすることで、各々「あの言い方はまずかったな」「この点は自分が明らかに悪いよな」などと、自分自身の言動を振り返ることができます。
自分自身の言動を振り返ったあとは、お互い大人同士なので、きっとスムーズに話し合いができるはず。早くけんかを終わらせたい!と焦らずに、じっくり確実に終わらせる方法を選ぶことが、結果的に一番早く解決するかもしれませんね。
3.きちんと2人で話し合う
「夫婦でけんかをしたらきちんと2人で話し合う」と回答した方も多数いました。
けんかの後は謝罪と共に話し合いをする、という流れは有効的ですが、話し合いの姿勢や内容も非常に大切になってきます。投稿者の方は、自分が悪かった場合「ごめんね」と言うだけでなく、相手を怒らせてしまった理由も添えて謝罪しているようです。確かに「ごめんね」の一言だけだと、場合によっては悪いと思っているかどうかが伝わりにくいこともあります。今回のけんかの原因を把握していることを伝えるためにも、プラスアルファの言葉を添えて謝罪するようにすれば、うまく収まりそうですね。
また感情的になり話の方向性を見失わないようにするためにも、落ち着いた空間で座って話し合う、というのもポイントなのでは、と思います。
4.けんかを終わらせるルールがあります
仲直りした後に話し合いしたりしてます🎵
次に紹介するのは、「けんかを終わらせるためのルールを決めている」というもの。
こちらの投稿者の方は、けんかの最中にどちらかが笑ってしまったら怒るのをやめる、というルールを夫婦で作っているそう。これなら無駄にけんかを長引かせることなくおしまいにできて、かつその後の話し合いへの流れもスムーズですね。
夫婦でけんかをしてしまうのは仕方ないことではありますが、2人の間で感情的なやり取りがただひたすら続いてしまうのは生産的ではありません。次の日まで引きずらない、一旦話が終了したらけんかのことを蒸し返さないなど、どこかで区切りをつけるルールを作ることが、短い時間でけんかを終わらせるコツと言えそうです。
5.スキンシップと共に謝罪
困った顔か笑顔か…その時の空気で。
主人から謝ってくる時も、身体のどこかを触って、「ごめんね。仲良くしよ?(´・_・`)」
お互いこんな感じでいつも仲直りします。大喧嘩直後でもわりとこれで仲直りしてます。
身体の触り方は、手を握ったり、腰に腕を回したりですかね。
良かったら試してみてください。
なかなかヤダとは言いにくいですよ。
親子でけんかをしてしまった(叱ったあとなど)とき、最終的に子供をぎゅ~っと抱きしめる、というママは少なくないかと思います。スキンシップの効果は絶大なもので、怒った側・怒られた側双方ともぎゅっとすると、自然と笑顔になりわだかまりも消えていきますよね。
大事なパートナーに対しても同じで、言葉だけで謝罪の気持ちを伝えるよりも、スキンシップを添えて謝る方がきっとしっかり伝わるのではないでしょうか。
けんかの直後で、なおかつ最近スキンシップをはかっていない場合だと恥ずかしさがこみ上げてくるかもしれませんが、きっと後で「ぎゅっとして謝ってよかった」と思えるのではないでしょうか。実践する価値はあると思います!
後腐れなくけんかを終えられるようにしましょう
結婚してから一度もけんかをしたことない、というような夫婦は数少ないでしょう。仲がいいと周りから言われる夫婦は、けんかをしたとしても互いに謝罪しあい、すぐさまギクシャクした状態をリカバリーしているのではないかと、筆者は感じます。
けんかをすること自体は決して悪いことではありません。けんかをした後にきちんと話し合いの場を設け、結果として夫婦の関係を高め合うことができるのなら、むしろけんかをすることは良いことなのではないでしょうか。
そのためにも後腐れなく円満にけんかを終えられるよう、上手な仲直りの仕方を構築しておきたいですね。参考になりそうだと感じた仲直り法、皆さんも試してみませんか?