どんな名前にしようか悩んでしまう
妊娠中、わが子の名前をどうしようかな?と考える時間はとても幸せ。性別が分かっている場合はもちろん、そうでなくても「男の子ならこれ」「女の子ならこれ」と、たくさんの候補を考えたり、迷ってしまったりするママも多いと思います。
すでにお子さんがいるママも、違う性別だったらこんな名前が良いな…と考えたこともあるかもしれませんね。同じように名前を考えているママから、こんな投稿がありました。
数ある名前の中から一つだけを決めるのは、なかなか大変なもの。響きや漢字のイメージなど、名前が持つ印象も大切にしたいというママもいると思います。
ママたちが考えている女の子の名前は、どのようなものでしょうか?
ママたちが考えた花や自然、植物をイメージする名前
たくさんの漢字の中から、組み合わせたり、読み方を考えたり、どんな名前にするか全く見当もつかない方もいると思います。
そんな方に、少しでもイメージしやすくなったり、この漢字も良さそうと思ってもらえたりするような名前を集めてみました。実際に、ママたちが考えた女の子の名前をいくつか紹介します。
「花」を使った名前
です!
私の希望は誰でも読めて略さないで呼べる、意味がきちんとある名前で旦那がつけました。
妊娠した年に結婚式を挙げ、新婚旅行に行き、そして妊娠発覚してすぐに義父を病気で亡くしました。
1年の間に冠婚葬祭を一気に経験したどの会場でもお花がたくさん使われみんなの心を暖かくしてくれました。
誰の心の中にも花を咲かせてくれる子に育つようにと名づけました。
「花」は、草木の花の総称であり、植物を表すくさかんむりに変化を意味する「化」を組み合わせた字です。
花という字は清楚で可憐なイメージがあるため、花のように美しく清楚な子になって欲しい、花のように美しい心を持って欲しい、などといった願いを込めることができます。読みとしては「はな」以外にも、「はる」「みち」「もと」「か」などもあります。
「花音(かのん)」、「花菜(はな、かな)」、「花恋(かれん)」など、他の漢字と組み合わせても「花」が付くだけでかわいらしい印象になりますね。
「菜」が入る名前
「な」に当てる漢字でよく使われていた「菜」は、菜の花や野菜といった意味があります。菜の花は春に咲く黄色い花ですが、「菜」という漢字が持つ愛らしくかわいらしいイメージからママリの調査では人気のある漢字でした。
菜の花の花言葉には「快活」、「明るさ」と表すことから、人々の心を明るくする子に育ってほしいという思いを込められるそうですよ。
読みには「な」として使われる他にも「よし」とも使われます。「菜々花(ななか)」のように、草花の漢字と組み合わせると愛らしい印象になりますし、「菜心(なこ)」、「緋菜(ひな)」などと読み方を二文字にして組み合わせるとかわいらしくなりますよ。
「咲」を使った名前
(中略)
旦那さんは言葉の響きを大切にし、綺麗に聞こえるのにこだわったみたいです✨
漢字は私が決めました!
咲→笑う、かわいらしい
羽→のびやかに
「笑顔いっぱいかわいらしく伸びやかに育ちますように」
「咲」といえば、花が咲くことを表すイメージを持っている方もいるかと思います。もともと「咲」には「笑」の古字であることから、「笑う」という意味も併せ持っています。
そのため、こちら二つのエピソードのように、笑顔の絶えない人生を歩んでほしい、多くの人を笑顔にできる人になってほしいなどといった願いを込める方が多いようです。また、「努力の成果が実る」とも意味することから、努力を惜しまない子になってほしいという思いも与えられますよ。
「さ」、「さき」、「えみ」、「さく」、「え」などとさまざまな人名読みがあります。名付けイメージとしては、「咲楽(さくら)」、「美咲(みさき)」などが挙げられます。
「奈」を使った名前
大人になってから、自分の名前を姓名判断で占ったときに、
名前の部分だけは良い文面がでてきてほしいと決めました。
あとになってから、
上の子の名前を改めて調べてみたら、
健康との表記が。
その通りに、1歳過ぎるまで熱を出すことなく育ってくれました💕
「奈」は「からなし」という果樹を意味する漢字です。また、大きな実が成長する木を表すことから「健康で実りのある人生を」という願いを込めることもできます。
「な」以外にも、「なに」などの人名読みもあります。名前の組み合わせとしては「奈々(なな)」と「奈」をメインにしてもよいですし、「奈緒(なお)」や「奈津美(なつみ)」と画数の多い漢字を合わせてもよいでしょう。
楓が入る名前
一文字のみでそのまま付けるのも素敵ですが、さらにもう一文字加えて女の子らしい名前にするのもよいかもしれません。プラスすることで、同じ名前でも個性がでてきますね。
また、楓を「か」と読んで使うケースも。読み方によって幅が広がり、使いやすそうだなと思いました。
柚が入る名前
果物のユズを連想させ、爽やかな印象を受ける漢字。一文字でも、他の漢字と組み合わせても使えそうな字ですね。
筆者の友人は柚を「ゆ」と読んで使う名前で、初めて知ったときは個性もあり素敵な名前だなと思いました。
果物にちなんだ名前
「柚」と同様、果物を連想させる字をつけるとかわいらしい印象になるのではないでしょうか。ママたちの投稿にもある「桃」「杏」などのほか、「梨」なども名前に使われていますよね。
他の漢字と組み合わせたり、そのまま一文字で使ったり、音読みや訓読みに変えるだけでもさまざまな読み方があるので、たくさんのパターンを考えることができそうです。
ひらがなの名前
漢字にすると固いイメージでも、ひらがなにすると全くイメージが変わってくるのではないでしょうか。しっくりとくる漢字がない場合は、ひらがなで名付けを考えるのも方法の一つ。
きょうだいで同じ漢字を使える名前
双子や姉妹、兄弟で同じ漢字や読み方を使うのも統一感が出てよさそう。響きが似ていたり同じ漢字だったりと、つながりも感じられそうですね。
筆者はよく公園などで響きの近い名前を耳にすると、きょうだい構成を想像してワクワクしながら見てしまいます。
きっと素敵な名前が見つかるはず
名前は、子供への生まれて初めてのプレゼント。じっくりと考える時間も楽しいですが、候補がたくさんあるとなかなか決められず、難しく感じてしまうこともあるかもしれません。
響きやイメージでこの名前がよいと考えたり、パパやママの好きな漢字を使ったり、決め方や由来はさまざま。しかし、どんなものであれきっと、一生懸命考えた名前なら子供もお気に入りのものになると思います。
お気に入りの名前が見つかるきっかけになればうれしいです。