いずれ娘を苦しめる?一人っ子を選択したママが直面した葛藤
子育て中には、家族の将来を左右する大きな決断を迫られる機会が次々と訪れます。現在、小学生の女の子を育てている藤田直子さん(仮名)は、出産当初から「子供は一人っ子がいい」と考えていたといいます。しかし、あるきっかけでその方針が娘を苦しめるのではないかと感じ、思い悩んだといいます。藤田さんが「家族の幸せ」について思い悩み、結論を出すまでの心の動きを追っていきます。
ⓒママリ
「一人っ子がいい」という気持ちが揺らいだとき
藤田直子さん(仮名)は、小学生の一人娘を育てるママ。20代で出産した藤田さんは、子供の幼稚園入園後、周囲のママから「2人目は?」と尋ねられるようになりました。
「まだ若いから産めるよ」「2人目はかわいいよ」。そう話す周囲のママはすでに2~3児の母で、育児の先輩的存在。しかし、藤田さんは自分自身が一人っ子として育った中できょうだいが欲しいと思ったことはなく、あまり気に留めることはなかったと振り返ります。
「子供の入園後は働き始め、趣味である運動も再開したばかり。周囲の声にとまどうよりも、いよいよ自分のやりたいことに向き合えるという気持ちが大きかったと思います」
介護する母の姿を見て感じた、将来への不安
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