ⓒ井上はるか
ピーマンは細切りして、冷凍保存袋に入れて冷凍
栄養満点の野菜、ピーマン。夏は特に低価格帯で買えるため、手に取る方は多いかと思います。しかし、うっかりたくさん買いすぎて余らせてしまうことはありませんか?そんなときは、冷凍保存がおすすめですよ。
また、ピーマンの苦みが苦手な家族がいる方に朗報。実は、ピーマンは冷凍することで苦みが減り、食べやすくなるのです。更に切り方や下処理で、より食べやすくなるポイントも。ここからはピーマンの冷凍テクをご紹介しますね。
1. 余ったピーマンは細切りにして、冷凍保存袋へ
ⓒ井上はるか
余ったピーマンは、できるだけ鮮度が高いうちに冷凍しましょう。買ってきた時がもっとも鮮度が高いため、できれば「しばらく使わないかな」と思う分はすぐ冷凍することをおすすめします。新鮮なうちに冷凍することで、鮮度をキープしたままおいしく食べられますよ。
苦味を減らすためには、繊維と同じ方向(縦方向)に切るのがコツ。また、中のワタにも苦味があるため、しっかり取り除いておきましょう。
2. 使いたいときは、袋ごと取り出して調理
ⓒ井上はるか
冷凍したピーマンはこんな感じです。パラパラとほぐせば、炒め物などにも凍ったままで使えます。冷凍したら、1か月程度で使い切りましょう。
凍ったまま放置して完成!「ピーマンのツナ和え」
ここからは、冷凍したピーマンを「放置するだけ」で完成する、超時短なレシピをご紹介します。
冷凍ピーマンを解凍せず、味付けと解凍を同時進行。家にある材料さえ入れておけば、あとは放置するだけなので、仕上がりを待っている間はフリータイム。時短力ありの一品です。ぜひ覚えてくださいね。
材料(2~3人分)
- 冷凍ピーマン:5~6個分
- めんつゆ(つけつゆの濃度に希釈) :ピーマンが浸かる程度
- ツナ缶:1缶
ツナ缶は子どもにも好まれやすい食材の1つ。ピーマンが苦手な子がいる家庭でも、好きな食材と和えることで食べやすくなりますよ。めんつゆの量は、ピーマン5~6個なら150ccが目安です。
1. 麺つゆを希釈して、ツナと一緒に冷凍保存袋に入れる
ⓒ井上はるか
麺つゆが濃縮タイプの場合は、希釈してから使います。ツナ缶はしっかり油を切りましょう。つゆがあふれ出ないように、冷凍保存袋のジップ部分はしっかりと閉めてくださいね。
2. 10分放置したら完成
調味料を入れたら、そのまま10分間放置するだけ。ピーマンのシャキシャキ感が残ったまま、おいしい副菜になります。あっという間に一品完成です。調理後は、冷蔵で2~3日保存可能ですよ。
余ったピーマンは冷凍でムダなく、おいしく食べられる
ⓒ井上はるか
ピーマンは冷凍向きの野菜のため、切って冷凍しておけば忙しい日にもすぐに調理に取り掛かれます。どうせ冷凍するならおいしく食べられるよう、新鮮なうちに凍らせることを意識してみてください。
ピーマンを多めに買ってきたときや、お子さんがピーマンを食べなくてお悩みの方、ぜひこの食べ方を試してみてくださいね。