明治安田生命「赤ちゃんの名づけ人気ランキング2020年」今年の傾向を男女別で紹介

2020年の名づけトレンドは？

明治安田生命が、個人保険・個人年金保険の保有契約をしている方を対象に行った「2020年名づけランキング」の調査結果を発表しました。

今年は新型コロナウイルス感染症の流行により、自粛要請が出るなど日々の生活に大きな変化を感じ、名づけにも影響した模様。具体的にはどのような名前が人気となったのでしょうか。

調査概要

• 調査対象：明治安田生命保険相互会社の2020年9月時点で個人保険・個人年金保険に既に契約している方
• 調査期間：2020年11月
• 調査件数：17,997件(2020年生まれの男の子9,172人/女の子8,825人)

2020年人気の名前ベスト10

2020年に人気があったのはどんな名前だったのでしょうか。男女別で見ていきましょう。

男の子編

• 第1位：蒼
• 第2位：樹
• 第2位：蓮
• 第4位：陽翔
• 第5位：律
• 第6位：朝陽
• 第7位：湊
• 第8位：新
• 第9位：大和
• 第10位：大翔

明治安田生命が名づけ調査を開始して以来、「蒼」が初の1位を獲得。大自然の中で青々とした草を生やしているようなイメージの「蒼」は、コロナ禍によって先行きが不透明で不安を抱きやすい中、暗い気持ちを払拭するかのような印象を受けます。

また昨年まで2年連続首位だった「蓮」と、昨年7位の「樹」が2位となりました。どちらも毎年トップ10にランクインする人気の名前。どちらも植物を意味し、すくすくと育ってほしいという思いが込められているように感じられます。

女の子編

• 第1位：陽葵
• 第2位：凛
• 第3位：詩
• 第4位：結菜
• 第5位：結愛
• 第6位：莉子
• 第7位：結月
• 第8位：紬
• 第9位：澪
• 第10位：結衣

男の子同様、調査以来初めて「陽葵」ちゃんが1位を獲得。あたたかく朗らかなイメージから、明るい未来を願う気持ちが込められているようにも感じられます。

また今年は、和風のイメージの「詩」ちゃんもランクイン。男の子でも「大和」くんなど、和を感じさせる名前も人気となったようです。

2020年人気の読み方ベスト10

続いて、2020年の人気の読み方ベスト10をご紹介します。同じ読み方でも漢字が違えば印象はガラリと変わります。先に読み方を決めてから、どのような漢字にしようかと悩む方もいるでしょう。

2020年はどのような読み方が人気だったのでしょうか？ご紹介します。

男の子編

• 第1位：ハルト
• 第2位：ソウタ
• 第3位：ミナト
• 第4位：ハルキ
• 第5位：イツキ
• 第6位：アオイ
• 第7位：アオト
• 第8位：ユイト
• 第9位：ユウト
• 第10位：リク

「ハルト」は12年連続で1位を獲得。漢字にすると「陽翔」くんや「陽斗」くんなど、68種類にもなるそうです。

女の子編

• 第1位：ミオ
• 第2位：メイ
• 第3位：イチカ
• 第4位：ユイ
• 第5位：アカリ
• 第6位：ハナ
• 第7位：リコ
• 第8位：エマ
• 第8位：ツムギ
• 第10位：アオイ

女の子では「ミオ」が初のトップとなりました。10位には、男の子でもランクインしていた「アオイ」がランクイン。男女共通で使用できる読み方も人気の傾向があるようです。

2020年人気の漢字ベスト10

読み方に続いて、使用されている漢字のベスト10を紹介していきます。

一字一文字、それぞれに意味を込めて付けられる方もいるのではないでしょうか。どんな漢字が人気ランキングに登場しているのかチェックしていきましょう。

男の子編

• 第1位：斗
• 第2位：太
• 第2位：翔
• 第4位：大
• 第5位：陽
• 第6位：人
• 第7位：真
• 第8位：悠
• 第9位：蒼
• 第10位：颯

過去10年間トップに選ばれていた「太」を抜いたのが「斗」でした。「ハルト」や「ユイト」などに用いられることもある漢字です。それでも「太」は根強い人気を持っていて、今年も2位でした。

女の子編

• 第1位：花
• 第2位：菜
• 第3位：愛
• 第4位：奈
• 第5位：結
• 第6位：莉
• 第7位：乃
• 第8位：美
• 第9位：心
• 第10位：咲

昨年は2位だった「花」が今年は1位を獲得しています。かわいらしい印象を与えるだけではなく、自然の印象から生まれる優しさから根強い人気があるのかもしれませんね。

たくさんの思いを込めた名前を贈ろう

名づけは、親からの赤ちゃんへの願いを込めた最初のプレゼント。トレンドを参考にしながらも、気持ちを込めた素敵な名前を贈ってあげてくださいね。