睡眠は質を重視!質を高める要素とは?
三菱電機は、東京・大阪に住んでいる男女600名に対し、冬の睡眠環境に関する意識調査を実施。
調査の結果、6割以上の人は冬の睡眠の質に満足していないことがわかりました。その原因が主に室内の環境にあったのだそう。
部屋の環境では「温度・湿度・気流」、服装や寝床では「体質・寝具量・着衣量」が、睡眠環境を整える大きなポイントとのこと。同調査結果の資料をもとに、快適に眠るためのテクニックを、部屋の環境および服装それぞれの観点から紹介します。
睡眠時のお部屋環境テクニック
まずは、睡眠時のお部屋の環境を整えるおすすめテクニックを紹介。
テクニックその①エアコンを一晩中つけておく
三菱電機
冬の寒さに睡眠が邪魔されないようにするためには、エアコンを一晩中つけるようにしましょう。室温が一定に保たれることで安定して眠ることができます。
夜中に目が覚めてしまう、起床時の寒暖差で健康面に影響が起こるといったことが減りやすくなるようです。最適な温度は18~23度を目安とし、自分に合った温度を試しながら見つけていきましょう。
テクニックその②外気を部屋に入れない
三菱電機
寝室が冷え込む原因の一つは、窓からの冷気。窓際はどうしても寒いと感じやすい場所になってしまいがち。窓からの冷気は徐々に床へと滞留して部屋全体を冷やします。
断熱シートなどを窓に貼る、カーテンを長めにするなどの対策で、部屋の中に外気が入らないようブロックしましょう。
テクニックその③加湿器の利用やマスクの着用で乾燥対策を
三菱電機
エアコンを使用したまま眠ると、乾燥で喉が痛くなることがあります。湿度を40~60%に保つことがおすすめですが、夜通しのエアコンでは保つことが難しくなります。
そのようなときは、加湿器を使用して湿度を保つか、マスクを着用して喉の乾燥を防ぎましょう。どちらも難しい場合は、洗濯物を室内に干したり観葉植物を置いたりするのも乾燥対策としておすすめ。合った乾燥対策をしましょう。
テクニックその④換気をする
三菱電機
お部屋の空気が汚れていると呼吸が浅くなり、睡眠の質が低下する原因の一つになることも。また部屋に臭いがこもっていると、気になって眠りにくく感じる方もいるかもしれません。
そこで、エアコンをつける前に、適度に換気を行うのがおすすめ。より快適な睡眠につながりそうです。
睡眠時の服装・寝床環境テクニック
続いては睡眠時の服装や寝床環境についてのテクニックを紹介。
テクニックその⑤寝る前に布団を温める
三菱電機
布団が冷たいと体も温まりにくく、なかなか眠りにつけない原因の一つに。
布団に入る前に人肌に近い温度まで、布団を温めるようにしておくとより快適な睡眠につながりそう。電気毛布の使用や、布団乾燥機、湯たんぽなどの活用で布団を事前に温かくすることができます。
テクニックその⑥寝具の順番を正しくする
三菱電機
眠るとき、羽根布団と体の間に毛布をはさんでいませんか?実は快眠できる寝具の順番は一番上に毛布で、その下に羽毛布団がくるようにすること。
羽毛布団を体に密着させることで、羽毛布団の中に熱をキープさせることができます。暖かさをしっかり保つためにも、寝具の順番を正しくしましょう。
テクニックその⑦パジャマの工夫
三菱電機
パジャマが薄いと感じるなら、着る枚数を増やすのではなく、背中にフェイスタオルを入れてみてください。この一枚があるかないかで、感じる寒さに差があります。
背中が温まると眠りにつきやすくなり、寒さで目を覚ますことも軽減されるでしょう。また肌着やパジャマの上部分はできる限りスボンに入れて、おなかが出ないようにしてください。
睡眠環境を整えてぐっすり快眠を!
睡眠環境を整えることで、個人差はありますがぐっすりと眠ることも夢ではなくなるでしょう。また快眠できれば疲れも取れやすくなり、毎日を元気に過ごせるようにもなります。
寒い冬は特に、睡眠がうまく取りにくくなります。快適な睡眠を取るためにも、ご紹介したテクニックを取り入れてみてください。
すべてできなくても、自分に合う方法を取り入れるだけで改善される可能性もあります。寒さを乗り切り快適に眠るためにも、ぜひ実践してみましょう。
- 共同通信PRワイヤー「冬の睡眠の質に満足していない人が6割以上!? 睡眠のプロが教える 寒い冬でも快眠できる環境づくり! | 三菱電機 霧ヶ峰PR事務局のプレスリリース」(https://kyodonewsprwire.jp/release/202012017943,2020年12月24日最終閲覧)