初詣の感染症対策としておすすめの対処法
初詣に行くのであれば、感染症対策が必要です。新型コロナウイルス感染症はもちろん、インフルエンザやノロウイルスなど、この時期流行する感染症があります。
また、屋外だから安全ということはありません。人混みも危険ですが、物を触ることで感染するリスクもあります。初詣に行く際に、気をつけたいことや工夫は次のとおりです。
- 仙台赤十字病院「冬に流行する感染症を予防しましょう!」(http://www.sendai.jrc.or.jp/info/sendai/no77/05.html,2020年12月24日最終閲覧)
- 広島共立病院「冬に流行る感染症インフルエンザウイルス・ノロウイルスに万全な対策を」(https://hiroshimairyo.or.jp/kenkoublog/influenza-virus-norovirus/,2020年12月24日最終閲覧)
時期をずらす
初詣は1月1日が特に混み、2~3日も混むところが多いでしょう。感染症が拡大していて心配な時期は、三が日をずらし、可能なら平日に行くことをおすすめします。
また、1月いっぱいや節分までを初詣の期間としているところもあります。1月中旬以降に行くこともよいでしょう。
初詣ではなく、年明け前に参拝をする「幸先詣(さいさきもうで)」に変更することもできます。前倒しをして年内から、縁起物の授与を行っているところもあります。
オンライン初詣を利用
新型コロナウィルス感染症の流行で、神社やお寺が新しい取り組みをしています。初穂料をネット上で納めることで現金のやりとりを回避する「キャッシュレス賽銭(さいせん)」を行っているところや、祈祷したお札を郵送で送るサービスをしているところもあります。
実際に行かなくても、オンラインで初詣ができるため、これらを活用するのもよいでしょう。
- 大宮氷川神社「新型コロナウイルス感染症の影響により 来社の叶わない皆様へ」(http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/remote/,2020年12月24日最終閲覧)
- 川崎大師「「お護摩札のインターネット申込を開始しました」」(https://kawasakidaishi-raku-uru.com/fr/10,2020年12月24日最終閲覧)
マスク着用・密を避ける・手洗いを忘れずに
初詣に行く際はマスクを着用しましょう。おみくじ箱やお守り販売所に人が密集している可能性があります。人が少なくなるまで待つなど、できるだけ人混みに近づかないようにしましょう。
小さな子どもはあちこち触ってしまうことがあるため、帰宅後は手洗いを忘れずに行ってくださいね。
参拝する神社やお寺の情報をチェックしてから行こう
感染症対策として、堂内祈願の人数制限や参拝順路を変更している神社やお寺があります。知らずに行ってうろうろしてしまうと親子で感染リスクが高まります。ホームページやSNSで、情報をチェックしてから行きましょう。
また、ライブカメラを設置し、常に様子を見ることができるようにしているところもあります。すいているタイミングを見計らって行くこともよいですね。初詣に行くのであれば、暖かい服装で、可能な限り蜜を避けてスムーズな参拝を心がけましょう。