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ママエンターテイナーとして活躍するバブリーたまみさんの育児
バブリーたまみさんは、ママエンターテイナーとして活躍する2人の男の子のママ。海外で日系企業の営業担当として働いた後、結婚を機に日本に帰国。産後うつやマタニティブルーを経験し、『ママの笑顔がいちばん~スーパーポジティブソングス~』でCDデビューをした異色の経歴の持ち主です。
自身のブログでは子育て中のママを「戦友」と呼び、育児を楽しむための気づきをつづって共感を集めています。そんなバブリーたまみさんが迎えた大忙しの年末年始。「やるべきこと」が思うようにできなかったことに対する罪悪感と向き合って気づいたことは?
- バブリーたまみ「 ママ界のエンターテイナー バブリーたまみ Official Web Site」(https://www.bubblytamami.com/tamami?lang=ja,2021年1月18日最終閲覧)
「今日何もしていない」の罪悪感を和らげた「やったことリスト」
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実は昨日
わたし日中顔も洗ってなくて
朝ごはんもつくらなくて
夜ご飯もつくらなくて
本当にどこまでも何もしなかったんです(笑)
いや本当なにしてたんってレベル(笑)
どこまでも
どうしようもない日でした(笑)
いつもなら
あぁ何もできてない...
て感じで
出来てないところに目がいって振り返って自己嫌悪で終わるんですが
数日前からそれとりあえずやめて
『やったこと+できた』
を意識してやってみたら
こんなにどうしようもない日でも
結構色々やってるのね
昨日は食を全て放棄した1日でしたが(ウーバー、パパにおにぎりつくらす、みかん)
午前中だけでこんな感じ
•息子が寒いというので着替えをホットカーペットであたためてあげることが出来た
•トイレに連れていけた
•着替えをさせることができた
•熱はかることができた
•お茶をのませることできた
•ママ!ときかれたから返事ができた
•これなに?に質問かえせた
•無事に保育園つれていけた
•下の子の哺乳瓶あらえた
•抱っこと泣かれたら抱っこしてあげれた
•上下に揺れてリー太に心地よくしてあげれた
•バウンサーに座らせることができた
•オウボールをつけさせてあげれた
•鼻がでたからティッシュでふいてあげることができた
•よだれがでるのをふいてあげることができた
•よだれまみれだから服を着替えさせることができた
•メリーも電源つけて遊ばせることができた
•コーヒーをのみ自分のモチベーションをあげることができた
•ファンクラブメンバーと電話してたくさんおしゃべりし発散することができた
•疲れたので横になり自分の体調管理ができた
•目をつぶり身体を休めることで自分の体調管理ができた
•スマホで情報を収集することができた
•私がリー太を抱っこすることでパパが仕事できた
•パパが仕事することでお給料がもえることができる
•でもそれは私が日中リー太をみながら過ごしてるからパパは仕事に専念できてる
•ということは給料の半分は私が稼いでるのいっても過言ではない
•楽しくみかんたべれた
書き出したらキリがないですね。
こんだけ文字におこすと
色々してるのに
あぁあたし今日なにも出来てない
なんて
どこまでもドMだな
(いやどこまでもドSなのか? ) ※1
この日は、家事をお休みしたバブリーたまみさん。とはいえ、子どもの要求に絶え間なく応える時間が続きます。
たとえば、掃除をすれば部屋はきれいになり、料理には完成物がありますが、育児は成果が見えにくい領域。子どものケアをするために、常に心をフル稼働して要求に応えている状態が続くにもかかわらず、それは「名もなき育児」ばかり。
そこでバブリーたまみさんは、実際にやったことを書き出すことで、「何もやっていない自分」を否定せずにいられたそう。
こうして「やったこと」を書き出してみると、自分自身を認めることにもつながったようです。同じような悩みを抱えている方は試してみてはいかがでしょうか?
「いい休みがあってこそのいい仕事」は子育てにも通ずる
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バブリーたまみさんは、年明けのブログでは子育て中の家庭をコンビニエンスストアの経営に例え、その切実さを表現しています。
24時間オープンしているコンビニの店員さんこの店員Aさんをママとします。
この店員Aさんはお店を一人できりもりしないといけません。
店内にはお客さんがいます。
よって店舗内は事実上1人ではありません。
でもお客さんはお客さん。
レジには続々とお客さんが並び
レジの対応とおもったら次は、
商品がなくなったので
商品を棚に並べてたとおもったら
理不尽なお客さんがクレームで怒鳴り散らし
相手にしていたら、
次はトイレのほうでお客さんが暴れてる...
言葉が通じないお客さんだらけ...
レジのお客さんがさすが
怒りだし泣き出す始末...
お客さんがいる空間では
ゆっくりした1人の時間も持てません。
ご飯はろくにとれない店員Aさん...
相手はお客さんだから...
と必死に心の叫びを飲み込みます。
そしてそれを24時間営業を強いられます。
その空間には確かにお客さんがいるが
この店員は一人でこの店を切り盛りしないといけない...
しかもこれか限定3日間の営業や
週末だけの営業ではありません。
放置したらそこにはお客さんの死が待ってるようなコンビニなんです。
どうでしょうかこの状況...
この店員Aさんは孤独ではないでしょうか?...
えー孤独じゃないじゃん!
お客さんがいるじゃん!とはならないと思う...
見てるだけで声かけたくならない?
もう営業時間短縮しようよ!
どうにか従業員増やそうよ!
ちょっとAさん休もうよ!!
休暇申請しよう!!
なんとかしてあげてよ...
顔死んでるよ...泣いてるよ...😭
(中略)
少しでも店員Aであるママが
助けをもとめることに罪悪感なく
たまに閉店もしながら
効率化はかって簡素化して
胸はって営業ができますように
いい休みがあっての
いい仕事だよね🍀 ※2
「ワンオペ育児」を1人で切り盛りするコンビニエンスストアに例えるバブリーたまみさん。実際、大人1人で幼い子ども2人をケアし続けると、気が休まらない状態が続きます。
そのような状態が昨日も今日も明日も続くと、「良い仕事」ができなくなってしまうというのが、バブリーたまみさんの提言。よりよい状態で親が子どもと接するために、休息をとることの必要性をつづったこの日のブログには、読者から「泣けてきた」「わかりやすい」といったコメントが書き込まれました。
ママの育児負担が増加している今だから…
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新型コロナウイルス感染症による外出自粛で、以前よりも仲の良い友達と集まって語り合ったり、悩みを吐き出したりすることが難しい状況が続いているかもしれません。
バブリーたまみさんはイライラしたらどこかでその愚痴を吐き出すことをすすめており、「どんどん私のコメント欄で吐き出したりしてください!ひろえるものはひろいます!」とブログにもつづっています。
ちょっと育児や家事に疲れてきたら、「戦友」に向けた言葉をつづっているバブリーたまみさんのブログをのぞいてみてはいかがでしょうか。