子どもの寝かしつけはいつまで?
それではさっそく、子どもの寝かしつけはいつまで必要なのか見ていきましょう。
寝かしつけが何歳まで必要かは子どもにより違いますが、早い子どもであれば2~3歳でも1人で寝られるようになるようです。反対に小学校に入学しても、寝かしつけが必要な子どもも。
いつまで寝かしつけが必要となるかは年齢ではなく、子どもの性格などによるところが大きいようです。子どもが寝かしつけを必要としているなら、寝かしつけ卒業にはまだ早いということになります。
厚生労働省によると、小学校入学前の子どもは半数以上がパパママと一緒に寝ているとのことです。欧米では生後半年くらいで寝かしつけを卒業し、1人の部屋で眠る子どもが多いことから、寝室事情によりいつまでも寝かしつけが必要となる子どももいるかもしれません。
- 厚生労働省'「未就学児の睡眠指針」(https://www.mhlw.go.jp/content/000375711.pdf,2021年8月24日最終閲覧)
先輩ママはいつまで寝かしつけをしていた?
何歳まで寝かしつけが必要となるかは、子どもによって実にさまざま。それでは、先輩ママたちは一体いつまで寝かしつけを続けていたのでしょうか?
1歳未満で寝かしつけ卒業
生まれたときから寝かしつけいらずというお子さんもいれば、生後2か月くらいからおなかを満たした寝室に連れていくとそのまま寝られるというタイプのお子さんもいるようです。
寝かしつけいらずというのは、寝かしつけに苦労している方からするととてもうらやましいですね!
4歳前後
寝る時間になったら
寝るよ〜ベッド行って〜‼️って声かけて
そこから洗い物やらなんやら終わらせて様子見に行くと大体寝てました😣✨
4歳前後で寝かしつけを卒業したという声もいくつかありました。ただし、ある程度大きくなってからは子ども自身の意思次第と言えそうですね。
「4歳になったから」「自分の部屋で寝たいから」などのきっかけで、自然と1人で寝られるようになるパターンもあるようです。
きょうだいで一緒に寝る
寝かしつけは大人がするものというイメージがある方もいるかもしれませんが、子ども同士でおしゃべりなどをしながら自然と眠りにつくというパターンもあります。
きょうだいの年齢が近かったり、仲がよかったりすると自然と子どもだけで寝室に行ってそのまま寝られるようですね。
子どもに寝かしつけを卒業してもらうコツ
寝かしつけ卒業には子どものタイミングもあるとは言え、いつまでも寝かしつけをしているわけにはいきませんよね。「そろそろ寝かしつけを卒業してほしい」と思っているパパママは、次のような方法を試してみてください。
日中の行動量を増やす
寝かしつけ卒業のための一つ目のコツは、子どもに日中の行動量を増やしてもらうことです。日中にしっかりと身体を動かして疲れていると、子どもはスッと眠りについてくれます。
朝は早めに起きるようにして必要以上に昼寝をさせないこと、外遊びをたくさんさせることなどを意識してみましょう。
眠りやすい環境を作る
スムーズに眠りにつくためには、眠りやすい環境を作ることもポイントの一つです。パパママでも同じだと思いますが、落ち着いた暗めの照明の中で快適な寝具に包まれて、快適な温度の環境であればすぐに眠たくなるはず。
子どもがスッと眠りに入りやすいように、寝具や照明、室温を見直してみてください。テレビの音や光が入らない部屋で、ゆったりとした落ち着いた音楽を小さな音で鳴らすのもおすすめですよ。
眠りやすい環境を作って子どもがスムーズに寝てくれるようになれば、寝かしつけをするパパママのイライラ軽減にも役立ちます。
眠る場所は布団の上だと認識させる
いつまでも抱っこでの寝かしつけをしていると、子どもは「パパママの腕の中が眠る場所だ」と認識してしまうことがあります。「布団の中が眠る場所」と認識してもらうため、子どもが眠っていない状態で布団の中に入れるようにすることが寝かしつけ卒業のポイント。
子どもに「ここがねんねの場所だよ」と教え、布団の中で眠りについてもらいます。もし泣いたら抱っこをしても良いですが、抱っこのまま眠ってしまわないように、泣き止んだら布団の中に戻してくださいね。
- 厚生労働省「子どもの睡眠」(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-007.html,2021年8月24日最終閲覧)
- 豊田市「子どもの生活リズムを整えるには」(https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/kosodateshien/soudan/1003424/1003440.html,2021年8月24日最終閲覧)
寝かしつけはいつまで?子どもが必要としなくなるまで
「寝かしつけは何歳まで必要なのかな?」と疑問に思うパパママは多いでしょうが、答えは「子どもが必要としなくなるまで」です。いつまでも寝かしつけが必要な子どももいれば、生後半年くらいで1人寝できるようになる子どももいます。
もしそろそろ寝かしつけを卒業してほしい、寝かしつけでイライラする…ということがあれば、紹介した寝かしつけ卒業のコツやネントレを試してみてください。最初はうまくいかないかもしれませんが、毎日繰り返すことで1人寝できるようになるはずですよ。