似た響きの名前をつけるなら名前の「後方」を合わせるのがおすすめ
名前を合わせる場合、響きが似てる名前をつけられることのある双子。ただできれば名前は「前方」を合わせるのではなく、後方の響きを合わせるようにしましょう。
その理由は、名前の前方を合わせると略称で呼びにくくなるから。例えば、「あいり・あいね」という名前をつけると「あいちゃん」とは呼びづらくなる気がしますよね。
呼びやすさを考えると、名前の終わりの響きを合わせるようにしたほうが呼びやすくなるはず。名前の前方を合わせる場合は、同じ呼び方になってしまわないようそれぞれの呼び方を決めておくことをおすすめします。
余裕を持って名前を決める
決めるのが難しい双子の名前ですが、双子だとわかったらなるべく早めに名前を決めるようにしてください。双子は1人だけの妊娠のときより、早めに生まれる可能性が高いためです。
やや古いデータですが、双子の約半数は37週以下で生まれたと報告されている調査もあるので、出産ギリギリまで迷っていると、名前を決め終わらないうちに生まれてきてしまうことも…。双子の名前は余裕を持って、早めに決めるようにしましょう。
- 国立保健医療科学院「多胎の妊娠週数―1988年から1991年出産の多胎児全国データの分析―」(https://www.niph.go.jp/wadai/mhlw/1995/h070632.pdf,2021年11月24日最終閲覧)
双子の名前を紹介
双子の名付けについてポイントと注意点を見てきましたが、やはり双子の名前を決めるのは難しいですよね。そこでここからは、性別ごとに人気の高い双子の名前をピックアップして紹介します。
双子の名前がどうしても決まらない…という場合は、他の双子の名付けを参考にしながら考えてみてくださいね。
男の子・男の子の名前
まずは、男の子2人の双子で人気の名前から見ていきましょう。
- こうが・たいが
- しょうた・そうた
- いつき・りつき
- りょうま・そうま
- ゆうま・はるま
- くうと・かいと
- そうた・こうた
- あさひ・はる
- そら・だいち
- まこと・みのる
- あおい・ひかる
- ゆう・しゅう
- あきと・かいと
- こうだい・ゆうだい
- しん・じん
- ともなお・もとなお
- わたる・かける
最初に紹介しているのが名前の最後が同じ名前です。「あさひ・はる」は全く違う名前に思えますが、漢字が「旭・陽」「朝日・陽」なので、太陽の輝きという共通点がある名前。「空・大地(そら・だいち)」も共通のイメージを持っていますね。
また、「まこと・みのる」は単独の名前としても人気ですが、双子につけると…「誠・実」となり、2人あわせて「誠実」という意味を持たせられる名前です。
このように、双子の漢字を合わせると一つの意味になる名前も、ひねりがきいていてパパママの工夫が感じられます。
女の子・女の子の名前
それでは次に、女の子2人の双子で人気の名前を紹介しますね。
- りか・りお
- ゆい・まい
- ひな・ゆいな
- あかり・ひまり
- ほのか・ゆうか
- ゆあ・あいり
- さくら・ももか
- すみれ・かすみ
- うた・ふみ
- しずく・みお
- あい・あかね
- あかつき・ゆうひ
- あかり・ちかり
- かほ・かな
- きらら・くらら
- しおり・さおり
- みずほ・みずき
名前の始めを合わせると呼びづらいと注意点のところで解説しましたが、「りか・りお」など2文字の名前であれば略して呼ぶこともないので安心ですね。
「ゆあ・あいり」は「優愛・愛莉」など、女の子の名前に使う漢字として人気の高い「愛」で共通点を持たせられる名前です。
また、花や植物の名前があるのも女の子の名前の特徴かもしれませんね。「桜・百花(さくら・ももか)」「咲良・百花」などであれば、どちらとも満開の桜をイメージさせる愛らしい名前なので、女の子の双子にピッタリでしょう。
「しずく・みお」が「雫・澪」であったり、「うた・ふみ」が「詩・文」という漢字を当てはめられていたり…パパママが考え尽くしたと思われる双子の名前にはセンスの良さが感じられますね。
男の子・女の子の名前
同性同士の双子よりも少し難易度の高くなる、男の子と女の子の双子の名付け。性別が違う双子にはどのような名前が人気なのでしょうか?