©ママリ
先日の東京オリンピックにおいて、スケートボードで金メダルを獲得したのが「西矢椛(にしやもみじ)」選手でしたね。「椛」を「もみじ」と呼ぶように、「椛」には紅葉の意味があるとされています。
「いろは」という言葉そのものは紅葉の意味を持ちませんが、「いろは歌」から秋のイメージを持つ人もいるようです。このため「椛」の字を使い「椛(いろは)」と名付けられることも。当て字となってしまいますが、「和」「秋」の両方のイメージが共通していて、雰囲気のある漢字ですね。
彩葉
「いろは」と読む名前で見たことがある人もいるかもしれないのが「彩葉」という漢字。ママリ内の先輩ママのコメントの中にも、「彩葉」という漢字の「いろは」ちゃんが出てきましたよね。
「彩」は「いろ」とは読みませんが「彩(いろど)る」と読むのでこの字を使って「彩葉」としても不自然ではないでしょう。「いろは」に秋の印象を抱く人であれば彩られた葉は紅葉を思い浮かべ、秋生まれの子に付けたいと考えるパパママもいるかもしれませんね。
「彩」という字そのものは「あや」と読んだり「さや」という名前に「紗彩」という感じで使われているので、年配の方からも受け入れられやすい字ではないでしょうか。
色羽
「色羽」と書いて「いろは」と読んでもらうこともできます。どちらも無理なく読めるので、スムーズに「いろは」と読んでもらえそうな漢字表記です。
「羽」という漢字には「大きく羽ばたく」イメージがありますよね。色鮮やかな世界に大きく羽ばたいてほしいとの願いを込めれば、とても華やかで素敵な名前になるでしょう。
色も羽も小学2年生で習う漢字なので、早くから自分の名前を漢字で書けるのは子どもにとってうれしいかもしれませんね。
- 文部科学省「【国語編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説」(https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_002.pdf,2021年11月25日最終閲覧)
伊呂波
「いろは」と読む名前には「葉」「彩」「色」などの漢字が使われがちですが、3文字名にするなら「伊呂波」という漢字もおすすめ。「伊呂波」ならストレートに「いろは」と読んでもらうことができ、読み方を聞かれることも少なくなりそうです。
「呂」には音階・調子という意味があり、そこに波を付ければ、時代の流れに乗って栄え、自分自身の能力を発揮するという意味を持たせそうです。スムーズに人生の波に乗れるようとの願いを込める名前としても「伊呂波」という組み合わせは素敵ですね。
ひらがなも人気
「いろは」という名前は、漢字を当てはめずひらがなだけの名前にしてもかわいいですよね。先輩ママからの意見として紹介した記事の質問主の中にも、ひらがなにしようと思っているという方がいらっしゃいました。
名前の響きを壊すことなく「いろは」と名付けるなら、漢字を使わずひらがなだけにするのも一つの方法ですね。
「いろは」は漢字も多種多様!女の子の名前におすすめ
「いろは」と読む名前は最近では多すぎて、名付けて後悔した…という方もおり、漢字表記により大きく印象が変わる名前でもありますが、その反面、さまざまな漢字を使える名前でもあります。
「椛」で「いろは」と読む名前があるように、イメージから漢字を考えることもできますし、響きを感じに当てはめて「伊呂波」などとする名付け法も。
「いろは」は和の雰囲気を感じさせるかわいらしい名前ですから、子どものためにもなり、パパママも納得できる、素敵な漢字を使って「いろは」と名付けてあげてくださいね。
響きから考える名付けをもっと知りたい方は、以下からごらんになれます。